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農業をもっと楽しく! 慣習よりも創意をつなぐ、ハタケホットケの歩み方。

長野駅から電車で1時間弱。約67,000人の住むまち、塩尻市は長野県のほぼ中央に位置し、交通の要衝としてかねてから栄えた地域だ。ワイン醸造の地としても産業を育むほか、まちぐるみでの“子育てしたくなるまち日本一”を目指して支援事業を進めている。そんな塩尻市に2021年に誕生したのが株式会社ハタケホットケだ。同社は無農薬稲作農法をもっと楽しくするための除草用ロボットを開発し、全国の米農家や自治体の注目を急速に集めはじめている。 いったいどんな経緯があって塩尻で除草用ロボットを作ろうと思ったのか。代表の日吉有為氏にデータのじかん主筆・大川真史が直接、話を伺った。

         

ハタケホットケが開発した水田の雑草対策用ロボット『ミズニゴール』。田んぼの中をモーターで自走し、無農薬栽培では特にやっかいとされる雑草の生育を抑制する。ミズニゴールの詳細はこちら:https://hhtk.jp

コロナ移住で米の自家栽培に目覚めるも、雑草の生えるスピード感に心が折れかける

塩尻に移住したそもそものきっかけは2020年4月に発令された、第1回目の緊急事態宣言。当時は東京都内で会社を経営しながら家族3人で暮らしていた日吉氏。事実上のロックダウンに伴い、生後8ヶ月の息子と妻との生活を守ろうと疎開先を探しはじめた。以前から地方移住を検討していた知人から教えてもらった物件情報の中から居住先を選び、すぐに内見を済ませ翌月には東京から塩尻市へ家族ごと移住したのだった。「ところで、塩尻って何県?」そんな知識ゼロの状態から日吉氏の移住生活はスタートした。

代表の日吉氏は、都内在住の経営者だったが、コロナ禍で家族の暮らしを守るため移住を実行。このときは全くやりたいことがなかったそう。

「塩尻は勢い移住だったんですね」と、感嘆の声をあげる大川と目線を合わせながら首を縦に振る日吉氏。だが転機はまさに移住した月の2020年5月に訪れる。

「5月に友人一家が家族用の田んぼを持っているということで、そこでうまれてはじめて田植えをやりました。ただのなりゆきなのでノープランでの参加。長靴もあわてて買いに行ったくらいでした。で、田植えを無事に終えたと思ったら、次は草取りだと。後日、草刈りを手伝うと即座に、じゃあ次はまた1ヶ月後ね、と言われて。草の生えるペースすらも知らないから、1ヶ月後ってすぐだなと思いながらしぶしぶ翌月に様子を見に行ったら、雑草だらけで驚きました」

日吉氏は、農薬を使わない田んぼの雑草の凄まじさをここではじめて学んだ。

そんなこともあり、一時は不毛な労働のように感じた田植え作業。しかし、そんな思いが吹き飛ぶくらいの衝撃がその年の秋に訪れる。獲れたお米の、うまいこと。あまりの美味しさに、日吉氏の人生観は大きく揺さぶられた。

「東京では生きるためには稼がないといけなかった。でも塩尻にきたら、稼がなくてもおいしいお米を食べることができる。ちなみに、1粒の米を植えると、翌年には3,000粒の米ができるんです。3,000粒っていうのは茶碗いっぱい分。だから何十粒のモミがあれば翌年はまあまあ生きていける。でも、育てているのは太陽と地球であって、僕らは見ているだけ。これまでは食べるために歯をくいしばってがんばってきたけれど、なんだか間違っていたような気がする。そこから農業にどんどん興味を持ち始めたんです」

しかし無農薬農法の大変さは学んだ。次の田植えまでには、なんとか雑草取りをもっと楽にしたいと休耕期のあいだに様々な農家さんへ手伝いにでかける日吉氏。そこで「けずっ太郎」という雑草を刈り取る道具があることを教えてもらい、実際に使ってみてうまくいったと思ったのも束の間、いざ、来年のことを考えると、辛さがこみあげてきた。またこの作業を来年やるのか。ちょっと嫌だな。心がズンと重くなった。

お米のおいしさから人生観が変わったと話す日吉氏。早々に引っ越しをしていなければおいしいお米にも出会うのが遅かったと思うと、勢い移住はベストタイミングとなった。なお大川はハタケホットケの知財関連のメンターとして関わった。

雑草対策ロボット「ミズニゴール」の誕生。はじまったプロトタイプ開発の生活。そして広がる景色。

毎年、雑草と奮闘している姿を想像して嫌気がさした日吉氏は、もっといい方法は無いかと隣で無農薬米を育てている知人に尋ねた。すると雑草が小さいうちに2mほどの棒に長さ40cmのチェーンを短冊状に取り付け、それを引いて5日に1回のペースで歩けば、田んぼの水がにごって光合成を邪魔することができる。また、生えかけの状態であればチェーンが雑草を絡めとり、水田に浮かせることができる「チェーン除草」があることを教えてくれた。

なるほど、と最初は納得した日吉氏だが、チェーンを引っ張って田んぼをひたすら歩くのも大変な重労働だとすぐに考え直した。どうしたらよいのか思案した結果、出した答えが「ロボット」だった。

田んぼの中で動くロボットができないか?そんな問いに答えてくれたのが、ケンジ・ホフマン氏だった。彼はもともと開発を生業としており、つくることに関しての知識や意欲がケタ違いだった。ハーレーのカスタムから始まり、ポケバイの発明、カスタムカーの製作、楽器、食器、木製家具、アパレル、スーパーヨーヨー、カイトサーフィン等で特許を多数持ち、生活の中ではiPhoneの修理や家具の修理、看板製作など、頼めばなんでも作ってくれる。そのため、試しに田んぼの水を濁らすロボットを相談してみたのだった。そうして、依頼してから3日後。第一号の試作機が日吉氏の目の前に登場した。移住2年目の夏は、汗だくのひと等が田んぼで作業する姿から、一台のロボットが水面を走る姿に変わった。

水稲の側溝を自走ロボットが走る。第一弾の試作機はベビーカーのタイヤを使い、ジョイント部分は3Dプリンタで製作。

2022年のミズニゴール本体。タイヤに水掻き用の板が取り付けられている。筐体はケンジ氏オリジナルのデザインだ。

田植え26日後の雑草の状況。立板より右側は、ミズニゴールを走行した水田の状態。放置した左側と比べて雑草がほとんど生えてきていない。

そこからプロトタイプの開発と試行錯誤を重ねる日々がはじまる。一号機はベビーカーの車輪を使用し、おもちゃ用のモーターを取り付けて走らせた。なんとか田んぼの水は濁った。これはいけるのでは、という感触を掴んだ。がしかし、当時は四輪だったため左右への舵取りができず、また車輪の径も小さく土の状態によっては水没した。

そんなこんなで、ひたすら試作機の走行を試す夏。その傍らで塩尻市にあるシビック・イノベーション拠点『スナバ』にて、ロボットができたことを運営スタッフに報告していた。スナバは、農業に興味を持ち始めた頃に相談した長野県からの紹介で繋がった施設だ。するとそこのスタッフから、県からの補助金を活動資金にできるのではないかという提案を受け、人生ではじめての補助金申請にとりかかることに。1ヶ月後に迫った締め切りになんとか間に合うように書類を整えて申請したところ無事に通過となり、ソーシャルビジネス創業支援金として補助金を受けることになった。それを創業資金と二号機の試作に活用して、事業化に向けて歩み始めた。

こうして2021年10月25日、株式会社ハタケホットケが塩尻市に誕生した。

8月に試作機、9月に補助金申請、10月に起業という圧倒的なスピード感である。

現メンバーは日吉氏のほかに開発者のケンジ氏、大学からの同期で日吉氏の後に続いて塩尻へ移住した役員の平田氏、そこに昨年から加わったエンジニアの中山氏の計4名で開発や企画、営業を進めている。(*写真は創業当時のもの)

塩尻市のシビックイノベーション拠点『スナバ』は塩尻市振興公社が管理する施設。ワーキングスペースはもとより利用者と投資家をつなぐ仕組みや創業プログラムなど充実したコンテンツが満載。日吉氏は、長野県の「農ある暮らしセンター」より紹介をうけて参加して以来、スナバを拠点として活動している。

そして、冬。肝心の二号機の試作に着手。まず車輪はホームセンターで購入した一輪車のスペアタイヤに変更した。これが優秀でノーパンクタイヤのため、タイヤに切り込みを入れることが可能となったので、水掻き用の板をタイヤの全周に取り付け、タイヤ径も大きくした事で水没を避けつつ更に走行を加速することができた。また四輪から三輪へと変更し、タイヤの左右にモーターを直付け。左右の回転数を変えることでラジコン操作で左へ右へと曲がることを可能にした。

構想から約半年。二号機で大体の雛形ができあがった。満足感がこみあげてくるも、創業した手前、どれくらい雑草対策用ロボットを必要とする人がいるのだろうかが気になった。試しにネットで調べると、他社で開発中の機械は11年もかかっているのに試作段階だという情報を知る。なぜ10年以上もかけて試作段階?!もしかすると自分達が考えていることより難しいのかもしれない。そう不安になった日吉氏は、まずは市場テストとユーザーフィードバックを獲得するためにクラウドファンディングでモニターを募ることを考えた。もともとプレスリリースを配信してみたかったという日吉氏は、スナバで紹介されたソーシャル事業専門のコンサルタントの人とともに過去に学んだ知識を活かしつつミズニゴールの概要を載せたリリースを配信。すると、10社ほどの取材依頼が舞い込み、全国から問い合わせが来ることとなる。想像以上のニーズに、日吉氏は思わず「長野県とその近郊限定です!」と慌てて訂正したと笑って話す。

結果、モニターとして5人の農家さんに協力してもらいながら、さまざまな田んぼ条件のもとミズニゴールを走らせてもらっては、トラブルシューティングを検証する日々をスタートさせた。が、そこでまさかの事態が訪れる。モーターの負荷が予想以上に大きく次々と動かなくなった。

「レンタル期間の間はLINEでやり取りして何かあれば対応していたのですが、全ての地域でモーターが壊れました。長野から新潟まで、全ての場所で2回の交換だったので、当初はモーターをAmazonで注文していたのですが、そのうち在庫がなくなって、納期が1ヶ月後とかに。Amazonで即日配送できないなんて思ってもみなかったので、手元の5台分や他のショッピングサイトなどなんとか無理やり動かして、こっちのモーターがいける、明日到着予定の分が今日きたから間に合う、などまさに自転車操業で動かしてました。当時はモーターが入った機体のフタが磁石だったので…ちょっとよそ見した隙に用水路に落としたとなるとすぐに壊れてしまったんですよ」と楽しそうに振り返る日吉氏。

こうして紆余曲折を経て、改良型の第三号機が完成。レンタル販売を間近に控えている。2023年は、県内外のJA、米農家、自治体で約50台あまりのレンタルを予定しているという。昨年と比べてすでに10倍ほどの引き合いがあり、現在、急ピッチで資材の確保、工場の移転工事を急いでいる状況だ。

こうして、ミズニゴールが水面を走る景色は、ひとつの田んぼから長野・新潟、そして全国へと、確実に広がりを見せ始めている。

磁石でフタしていたエピソードを聞いて楽しそうな大川。ただ一方で「ものづくりには系統がある。完成形で世に出していく方法とアジャイルで出していく方法。ハタケホットケは後者で、あたらしいものづくりを実行しています。同人ハードウェアと同じようなやりかたですが、法人化しているところがポイントですね」と解釈する。

現在はケンジ氏の自宅裏の駐車スペースに設置した、車用のテントが工場。シリコンバレー発祥の地を髣髴とさせる風景。だが冬はさずがに応えるらしく、50台ほどの収納スペースを構えた新倉庫へと移転を予定している。

本当は何をやりたい?問いから変わりはじめた、ハタケホットケのこれから。慣行農を無農薬栽培へ転換する未来へと進む。

仲間と楽しく農業をやる、そんな個人の想いからはじまったハタケホットケだが、創業をきっかけに日吉氏の想いは徐々に変化を見せていく。

改良を加えHPやプレスリリースで情報を流すたびに反響も大きくなった。だが注文が増える分、投資費用も必要になるのが現実だ。これまでの会社も全て自己資本でやってきた日吉氏にとっては補助金やクラウドファンディングも初めてだったが、資金調達にも着手することがなかった。が、資金はどんどんと必要になる。そんな状況のなか、スナバはソーシャル事業に携わる企業とエンジェル投資家のマッチングも行っており、資金調達についてもフォローをしてくれた。資本政策、という言葉も初めて知った。日吉氏は、スタッフに声をかけられるまま、資金調達の前段としてビジネス戦略の整理や知財を学ぶために経済産業省が主催の『I-OPENプロジェクト』に参加し、なんとかこの事業の将来性を見出そうと模索していた。

経済産業省が主催する、社会課題解決に向けて、知的財産を活用できるようにサポートしていく伴走支援プログラム「I-OPENプロジェクト』。このとき日吉氏のメンターとして大川が開発などのアドバイスを担当した。プロジェクト詳細:https://www.jpo.go.jp/introduction/soshiki/design_keiei/i-open

日吉氏の、原動力は好奇心だ。知れば知るほど、農業って面白い。ミズニゴールを操作して草が生えた生えてないかを検証するのも楽しい。と同時に、無農薬栽培の農家さんへのリスペクトも日に日に強くなる。農薬を撒いてしまえば10分で済む除草作業を、時間をかけて汗かいて誘惑に負けずに無農薬農法で農作物を育てきる。そんな強い想いを持つ無農薬農家さんの助けになる、そんな人たちに囲まれてワイワイとする毎日がものすごく楽しい。

一方で、事業規模としてミズニゴールはこれだけ反響が出ても既存の無農薬農家さんだけのビジネスだと限定的なスケールにしかならない現実に気がついていた。どれだけがんばっても事業として大きなインパクトを残せないのは経営者としてつまらなさを感じていた。

そんな2つの考えが交差していたとき、到底できないと思っていたGPSによる自動運転の開発に着手できるとスーパーマン的存在があらわれた。それが現メンバーの中山氏だ。いまのミズニゴールはラジコン操作で動かしているのだが、全自動化の可能性が突然、見えてきたのだった。

ミズニゴールの可能性がもっと広がると感じたとき、スナバが繋いでくれたコンサルタントやVC、I-OPENを通じて知り合ったメンター大川との壁打ちを通じて、自分の視座が個人から社会へと変化しつつあるのを実感し始めた。ミズニゴールは社会課題を解決できるのでは、そんな想いがぼんやりとだが生まれつつあった。

その矢先に、スナバで出会った、塩尻在住の上場企業の社長に、東京で会うことになった。

その時に社長から「日吉さんは、本当はなにをやりたいんですか?」と聞かれたのがきっかけとなり、ミズニゴールを通じて取り組みたい思いが鮮明にかたちになっていったのだ。

「そのときは質問には答えられなかったんですが、最初は雑草取りが嫌だというだけではじまったプロジェクトだけれども、近い将来ミズニゴールが全自動化できるようになったら、慣行農の人たちも自然と無農薬に切り替えたくなる可能性が見えてくるんじゃないかなと思ったんです。99.5%の慣行農でやってる農家さんをターゲットにできるのであれば、その結果として、日本人の主食であるお米の無農薬化が推進されるんじゃないか。それであれば、ミズニゴールって、結構な革命だなと思い始めたんです」

手間が掛かる事が理由で着手できなかった無農薬栽培をラクに楽しくすれば、おのずと無農薬栽培のハードルが下がる。いままで田んぼも3枚が限界だったひとたちは5枚6枚と広げることもできるし、無農薬栽培のハードルがどんどん下がる。

ミズニゴールは現在、レンタル販売をしているが、地域サポーター制度を設け、代表人が借り手となり、同じ地域内で本体をシェアするモデルを推奨している。利用する際の現地での相互サポートの役割だけでなく、出来るだけ農家あたりの費用負担が少なくなるようにという狙いだ。また、最近では農林水産省でも地域ぐるみで有機農業を推進する「オーガニックビレッジ」という施策を推し進めている。このスキームを活用すれば、もっと負担が少なくミズニゴールを活用する事が出来るので、無農薬栽培に挑戦する農家さんが増えるのではないかと日吉氏は考えている。

個人の問題から、社会課題へのつなぎかた。そこに面白さがあると大川は話す。

「日吉さんのアプローチは大きな社会課題や理念からはじまっていないことがユニークですよね。この手の取り組みって、どうしてもビジョンや理念から入る人が多いけど、日吉さんは全く別のアプローチでずっといる。それがとても現実的でフィージブル。お米が美味しい!この体験を広げたい!という初期衝動があって、それを発信したことで、同じ初期衝動を持った人が集まって、その人たちに引っ張られながら、農家ではない外の力のレバレッジを効かせて、そこで更に視座が高まって視野が広がっていっている」と指摘する大川の話にまさしく、と頷く日吉氏。

最初は、目の前の自分がやりたいっていうところから始まった。けれどもどこかのタイミングでもっとインパクトがあるかもと考えた時に、どの辺のインパクトがあるのかなと、自分側と社会側からつじつまを合わせるという作業をやっているとこれまでを振り返りをまとめた日吉氏。まずは自分自身が抱いた、直感的な課題。それにとことん向き合うからこそ、思わず使いたくなる、そして楽しいプロダクトが、そして自然に社会が前進できるようなビジネスがつながっていく。そこにある過程として重要なのが、プロトタイプ(試作)とアジャイル(試行錯誤)を楽しむという姿勢そのものだ。

2020年から3年。ハタケホットケの景色は個人から地域、そして地域から社会へと変化を遂げた。有機米は海外でも人気を博し、数倍の取引単価で輸出している状況だ。塩尻市の小さなテントから、おいしい未来がうまれることを期待してやまない。

終始、わきあいあいとしたインタビュー時間。思わず笑いを堪えきれず吹き出す場面も。

2023年3月17日に開催されたI-OPEN活動報告では日吉氏が「農作業を自動化し日本を世界一安全な食の生産国に」題して発表し、社会課題解決の専門家として大川がサポートした取り組みの概要とコメントを寄せている。活動報告の全編はYoutubeで視聴できる。

株式会社ハタケホットケ 代表取締役社長 日吉 有為 氏(写真左)

「農業をもっと楽しく!」をコンセプトにIoT、AI、ロボティクスといったテクノロジーの活用のため2021年10月に同社を創業。雑草抑制用のロボット「ミズニゴール」やセンサーを搭載しレーザー光線で野生の動物を追い払う「シカニゲール」などをローンチし、全国の無農薬栽培農家の農作業を軽減を支援。長野県塩尻市在住。

ウイングアーク1st株式会社 データのじかん 主筆 大川 真史 氏(写真右)

IT企業、三菱総合研究所を経て現職。「データのじかん」主筆として官公庁・自治体・経済団体等での講演、新聞・雑誌への寄稿など情報発信と、大企業から中小企業までのデジタル事業化、デジタル製品サービス開発、デジタル人材育成の支援を行う。エッジプラットフォームコンソーシアム理事、東京商工会議所学識委員兼専門家WG座長、ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会 中堅中小AG副主査、リアクタージャパン、イノベーション・ラボラトリ(i.lab)、Garage Sumida研究所、Factory Art Museum TOYAMA等を兼務。の寄稿多数。直近の出版物は「アイデアをカタチにする!M5Stack入門&実践ガイド」(大川真史編、技術評論社)

 

(取材・テキスト・編集・写真:フルカワカイ )

 

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