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【タイムくん – 第61話:小売店×テクノロジー】

         

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ここがポイント:インターネットに小売店舗さんの情報がない!



はじめまして。株式会社Patheeの代表取締役の寺田真介です。

マンガではユーザー向けのPatheeのお話をさせていただいたんですが、僕たちが本当にやりたいことは、インターネットを通じて、街でするお買い物体験を今よりももっといいものにすることなんです。そんな想いから、ずっとユーザーに価値を提供するためにPatheeを作ってきたんですが、これまで難しいなぁと思うことがたくさんありました。

中でも1番は、「インターネットに小売店舗さんの情報がない!」ということです。

じゃあ、誰が情報を持っているのか?

当たり前ですが、情報は小売店舗にあります。ユーザーが行きたいお店を選ぶために必要な情報を小売店舗さんから求めていく中で、ふと立ち止まってあることに気づきました。

それは、街のお買い物体験をもっといいものにするために向き合うべきは、ユーザーだけではないということ。それと同じくらいかそれ以上の熱量で、小売店舗とも向き合う必要があることに、だんだんと気づいてきました。今振り返るとすごく当たり前のことで本当に恥ずかしいのですが、自分がユーザー向けサービスばかりずっと作ってきた人間なので、このことに気づくのに結構時間がかかってしまいました(汗)。

小売店舗さんと向き合う、と一言で言っても、彼らの課題はたくさんあります。その中で今どんなテーマから向き合っているかというと、「店舗スタッフのみなさんの販促活動をデジタルにして、生産性をバク上げしようぜ!」という目的で実は実店舗の販促をサポートするSaaSプロダクトも作っているんです。

店舗スタッフさんは、とにかく忙しいです。本当にいろんな業務があります。(これはもう本当にすごいっす…)ただそんな中、彼らにとって1番大事なことを1つ上げると「接客をして、お客さんを幸せにする」ことです。いろんな業務がありすぎて見失うこともあるかもしれませんが、本来、そうなはず。僕らはそこに集中させてあげたい。本来の業務に集中させてあげたい。これが、SaaSプロダクトを開発することになった経緯です。

ここまで読んでいただいたあなたはこう思ったのではないでしょうか?(不意に語りかけていくスタイル)

「あー、Patheeっていうユーザーサービスと、小売さん向けの販促支援SaaSを2つ別々に提供しているんですね!」と。

半分あっていて、半分間違っています。(急にマウント取っていくスタイル)

あっているのは、2種類の事業をやっていること。間違っているのは、「2つ別々に」というところです。別々ではなく、実は2つの事業は完全につながっています

先程言いました。「インターネットに店舗さんの情報がない」と。こうも言いました。「では、誰が情報を持っているのか。当たり前ですが、それは小売店舗さんでした。」と。

SaaSを店舗さんが使う中で登録していただいた情報は、ユーザーさんがお店を選ぶ上で重要な店舗情報になっているんです。その情報をユーザーさんが見て店舗に来店するということを通じて、結果的に販促活動ができていることになります。小売店舗さんにとってPatheeは、「業務を効率化するだけじゃなくて、来店・売上に直結するサービス」なのです。

以上、Patheeの事業紹介でした。ユーザーと店舗の両方の体験を変えて、両方を幸せにして、小売の社会全体をいい感じにしていこうとしているPatheeにもし興味がある方は、ご連絡くださーい!

てなわけで、先週のマンガを見逃した方はこちらをどうぞ。1話目から読むにはこちらをどうぞ!「タイムくんの特集ページ」へはこちらから。それではみなさんまた来週!

(寺田真介)


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イラストレーター:トツカケイスケ

埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。

イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。

https://www.totsunet.com/

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「データのじかん」はThe Data Empowerment Company「ウイングアーク1st株式会社」が運営するオウンドメディアサイトです。

 

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