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#06【質問】私はDXを推進する立場ですが、システム導入の際のデータマネジメントに困っています-ラジオネーム「OKYN」さん–データマネジメント・ラジオ by データ横丁

データマネジメント・ラジオとは?

データマネジメント・ラジオは、「データ横丁」が運営するラジオ番組です。パーソナリティのよしむらさんといずみさんが、データマネジメント業界で活躍する人々や、これからデータマネジメントを目指す人々からのお便りや質問に答えながら、ゆるーく語り合う番組です。番組の目的は、データマネジメントの魅力を広く伝え、リスナーとの交流を深めることです。これからは、リスナー参加型のイベントや勉強会も企画していく予定ですので、ぜひ一緒に番組を作り上げていきましょう。

この番組では、データマネジメントに関する様々な疑問や悩みに答えることを通じて、データマネジメント業界の理解を深め、初心者から専門家まで幅広い層に楽しんでいただくことを目指しています。毎回、リスナーからの質問やお便りを紹介し、時には特別なゲストを招いてデータマネジメントのトピックについて深く掘り下げていきます。データマネジメントを楽しく、気軽に学べる場を提供し、業界全体の発展に寄与することを目指しています。

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登場人物

よしむらさん(データマネジメント実務家)
事業会社でデータマネジメントを担当。会社が持つデータを管理すべく日々取り組んでいます。 Webエンジニアから社会人スタートし、Webプロダクトマネージャーや、データマネージャー、データプロダクトマネージャーなどの職種を経験。https://note.com/datamanagement/

いずみさん(元データマネジメント業界の人)
データマネジメントに関してはほぼ素人。MC初挑戦です。

小川 康二さん(データ総研 常務取締役)
データ中心アプローチによるシステム化企画/要件定義、近年ではMDM、データ活用基盤、データマネジメント導入支援をメインに活動。現在はコンサルティンググループの統括役員として、新規ソリューションの開発、マーケティング支援も行っている。
著書に「DXを成功に導くデータマネジメント データ資産価値向上と問題解決のための実務プロセス75データ総研

運営:データ横丁
データ関係の団体に関わってかれこれ数十年。データ業界の人達との空間・時間が、すっかり居心地よくなりました。データ業界の人達と新しいコミュニティづくりや、情報発信をしたいです。https://note.com/datayokocho

 

 いずみさん

データマネジメント・ラジオ始まりました。いずみです。

 よしむらさん

よしむらです。

 いずみさん

今日はですね、素敵なゲストをお招きしております。
ゲストというか、準レギュラーなんですけど、この方です。小川さん、よろしくお願いします。

 小川さん

小川です。よろしくお願いいたします。

 いずみさん

よろしくお願いします。
今日のよしむらさんの服装、めちゃめちゃ気になってまして、黒いTシャツにマリオが書いてあるんですけど、スーパーマリオ。

 よしむらさん

ドットのマリオですね。

 いずみさん

そうそう。で、マリオイコール任天堂で、私最近読んだ本でめちゃめちゃ面白かったのが、テトリスエフェクトっていう、テトリスご存知ですか?

 よしむらさん

めっちゃ好きですよ。

 いずみさん

あのテトリスが開発されてから市場に販売されるまで、任天堂のゲームボーイに同梱されるまでっていうのを描いてるんですけど、めちゃめちゃ面白くてですね。
で、テトリス、よしむらさん、お好きですか?

 よしむらさん

そうなんですよ。さっきも好きだよって言ったんですけれども、自分昔アーケードのテトリスやってたんですね。

 いずみさん

アーケード、はいはいはい。

 よしむらさん

テトリスグランドマスターっていうアーケードのテトリスがあるんですけれども、それって20Gって言われている、落ちた瞬間に下に接着する、最速だって言われてるモードがあってですね。
それをやってたことがあるんですけれども、そこで知り合いができて、そのテトリスアーケードつながりを。

 いずみさん

なんかゲームセンターでやってるやつ。

 よしむらさん

そうです、ゲームセンターですね。

 いずみさん

ゲームセンターあるあるですよね。強い人同士で仲良くなるみたいな。

 よしむらさん

その時にテトリスのグランドマスターって、モードで消えテトリスとかがあるんですね。 つまり落ちた瞬間にテトリスが、もう透明なんですけど、透明のテトリスをやり続けるモードだったり。

 いずみさん

何ですか、その鬼みたいなゲームは。

 よしむらさん

鬼なんですよ、あのゲームは。自分はそれはできないんですけれども、そんなやり取りがあって、目隠ししてテトリスできるみたいな話があったんですよ、その人は。
さすがに消えてるのは、ネクストにどのテトリミノかって分かってるんで。

 いずみさん

なるほどなるほど、その消えるモードも右上に出てるから、それを覚えててできるけど。

 よしむらさん

できるんですよ。でも目隠しするとネクストも見えないじゃないですか。
じゃあこれ本当かなと思って聞いたんですよ、どうやってやるのって。
そしたら落ちるテトリミノ、形ですね、形ごとに音が違うらしくて。
例えば丸いテトリミノだったら、トゥルルって音が鳴ると。

 いずみさん

あ、出現時に。えー知らない。

 よしむらさん

できるんですよ。Tのテトリミノだったら今度は低くなって、トゥルルって音が鳴るらしいんですよ。

 いずみさん

あのテトリミノって、あのブロックって何種類あるんですか。

 よしむらさん

あれは7種類ですね。

 いずみさん

あ、そうなの、7種類ごとに登場音が違ってた。

 よしむらさん

違うんですよ。で、それを聞けばできるって言って、すげーって。

 いずみさん

すごい。え、それってよしむらさんやってみました?

 よしむらさん

いや僕は無理なんでやんないっすね。

 いずみさん

すごいですね、そのお友達。

 よしむらさん

そう、すごい世界もあるもんだって思いましたよ。

 いずみさん

いいですね。それランキングとかあったんですか?

 よしむらさん

ランキングはありますね。スコアランキング、スコアアタックっていうのがあって。
S13とかそういうランキングがあって、足切りラインっていうのがあるんですよ。
この500個消す時に何点ないと500で終わっちゃうって言って。
僕はもう足切りでできないんですよ。

 いずみさん

ランキングにも参加させてもらえないっていう。

 よしむらさん

そうなんですよ、この次進めないっていう。

 いずみさん

厳しい。

 よしむらさん

で、その一番最後行くと消えテトリスができるっていう。

 いずみさん

うわー、消えテトリスまで行くには何個かの壁を突破しないといけなくて。

 よしむらさん

そう、デカテトリスとかあるんですよ。

 いずみさん

え、知らない知らない。何ですか?

 よしむらさん

テトリミノが急に4倍ぐらいになるっていう。
急にでっかいのが降ってきたりとか。
テトリミノって色があるんですけど、急に全部無色になったりとか。
そういうプレイを挟んだ後に最後消えるっていうのがあってね。

 いずみさん

恐ろしいです。恐ろしい理不尽さですけど、それもまた楽しい。

 よしむらさん

そう、ぜひYouTubeで検索してみてもらって。

 いずみさん

いいですね。
では、今日も質問いただいておりまして、これはぜひとも小川さんに答えていただきたいなというので、満を持して持ってまいりました。
はい、ありがとうございます。
ラジオネーム OKYNさん。
毎回ふむふむと聞かせていただいています。

質問者の悩み

 いずみさん

私はDXを推進する立場ですが、システム導入の際のデータマネジメントに困っています。
システムを導入する製造部門はデータの仕組みについてあまり理解がなく、情報システム部門はシステム導入に関わるハード部分しか関心を持ちません。
結果としてデータの品質維持に関わることをDX部門で対応しようとしますが、両部門からは余計な手間を増やさないでほしいと板挟みにあいます。
どのようにしてプロジェクト内でデータマネジメントの意識を上げていけばよいでしょうか?
アドバイスをいただけますとありがたいです。
放送を楽しみにしていますとのことです。ありがとうございます。
なかなか切実なお悩みですけど、これどのように意識を?

 小川さん

結構難しいですけれども、実際にシステムを導入した後に品質を高めようという動きではない。
仮にするとシステムを導入しようとしているところだと、まだチャンスはあるのかなと思っています。

 いずみさん

なるほど。タイミングが重要だと。

 小川さん

システムを導入するタイミングで要件定義とかいろいろやって構築されていくと思うんですけど、データマネジメントの中で結構大事なのは品質とリスク位置という2つになると思うんですけど、これを設計の段階で組み込んでいくっていう発想が結構大事で、なので作られたシステムがちゃんと品質担保できるような形にしていくということ。
言ってしまえば1つは、その項目ってどういう意味なんですかなんていう意味定義をしっかりやって、他の意味から外れたものが入らないように指導していくということが1つです。
もう1つはセキュアな環境を持っていかなきゃいけないので、最初から個人情報とかはあまり見えないような形で設計していくとかですね、
そういったものをちょっと組み合わせていくことによって、データマネジメントとしての品質向上であるとかセキュリティ向上といったものにつながるんじゃないかなというふうに思っています。

 いずみさん

この方はDX部門の方とのことですが、そのシステム導入の要件定義のところから積極的に入っていって、

データマネジメントの実施タイミング

 いずみさん

自分の後々の仕事がやりやすくなるようにハンドリングすることも大事だよっていうところですかね。

 小川さん

そうですね。導入のタイミングならそれが多分関与できやすいので、1つ手かなと思います。
逆に今あるもので品質を高めていきましょうというのは結構泥臭い話になってしまうので、そっちはやっぱりデータに対してはデータで返すしかなくて、結局は品質データを取ってくるしかないと思うんですね。
データ品質を取ってこんなに悪いんだぞっていうのを見せて詰め詰めしていくやり方になっちゃうかなと。

 いずみさん

現実をつまびらかにして、一緒にやっていかないといけないよっていう意識改革からやっていかないといけないから泥臭くなるということなんですね。

 小川さん

結局は自分の家をきれいにできるかどうかみたいなのをデータの世界でやってるだけの話なので、そこは何でしょうね、しつけとかそういう仕掛けとかっていうのを作っていくしかないのかなと。

 いずみさん

ちなみに小川さんが今まで取り組んでこられた中でどっちのケースが多かったですか?
システム導入から一緒に入ってやられたのか、もう出来上がっているところに入っていって、泥臭いところから一緒に泥を噛んでいったのか。

 小川さん

ありがたいことに私実は前者の方が多くてですね。
作り始めるところから要件をしっかりまとめていくっていうところでも手伝いすることが多かったんですけど、多分近年だと徐々にやっぱりデータ活用の中で元データの品質を高めなきゃという形になるので、そこらへんはこれからしっかりと詰め詰めしていく必要があるかなとは思っています。

 いずみさん

なるほど、ありがとうございました。OKYNさんいかがでしたでしょうか。
今どういった導入のタイミングかなっていうのでちょっとまたやり方って変わってくると思いますけど、どちらにしても出来ないってことはないと思いますので、ちょっと頑張って。

 小川さん

頑張ってください。応援しています。

 いずみさん

応援しています。何かあったら小川さんにご相談ください。

 小川さん

はい。

 いずみさん

ありがとうございました。

 小川さん

ありがとうございます。

 いずみさん

今回のデータマネジメントラジオは以上です。次回もどうぞお楽しみに。

 小川さん

お楽しみに。

本記事は「データマネジメント・ラジオ」に配信されたコンテンツを許可を得て掲載しています。(放送日は2024年07月28日)

 

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