本記事は「データマネジメント・ラジオ」に配信されたコンテンツを許可を得て掲載しています。(放送日は2024年10月27日)
特集「データマネジメント・ラジオ」へようこそ!データマネジメント・ラジオは、「データ横丁」が運営するラジオ番組。パーソナリティのよしむらさんといずみさんが、データマネジメント業界で活躍する人々や、これからデータマネジメントを目指す人々からのお便りや質問に答えながら、ゆるーく語り合う番組です。
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神津島の魅力
データマネジメント・ラジオ、いずみです。
よしむらです。
最近3連休いくつかありますが、何かどこか行ったりします?
これから行こうと思っているところがありまして、神津島って知ってますか?
神津島、聞いたことあります。
伊豆諸島の島の一つなんですけど、一応東京都。
小笠原よりは、本州に近いところにあります。
遠いんですか?船で行く?
そう、夜行の大型船で、私は行こうと思ってますけど。
下田からフェリーが出てたりとか。
でかいんですね。
でも、全周そんなにないかな。10キロあるかな。島としては、ほどほどさです。
でも、フェリー到着できるぐらいですよね?
そうそうそう。
そこに釣りに行こうと思ってるんですけど。
それはさておき、島なんですけど、私それで島にちょっと最近注目してまして。
よしむらさん、日本の島の数って、2023年にこれまでの発表より2倍以上増えたのってご存知ですか?
全然島事業には詳しくないですけど。
ぜひ調べたことをここで話させてください。
今まで島って1987年、昭和62年に公式発表された6852島というのがずっと使われてたんですよ。
6800島結構多いですよね。
それが2023年に改めて島の定義を作って測定し直したんですって。
そしたら6852島だったのが、今14125島になったんですよ。
2倍以上じゃないですか。
2倍以上すごくないですか。
おそらく昭和の頃って、人が目視で見て島があるなしって確認してたんじゃないかと思うんですけど。
それが多分技術の発達によって、空からの写真、衛星、航空写真とか見て測量し直したら、こんだけ増えたんですよ。
なんかちょっとロマン感じません?
面白いですね。
島って増えるんだって思って。
さすがにね、私なんかこういう数が出ると、ちょっと制覇したくなっちゃう欲が出るんですけど。
この前、全県の宿泊生活やってましたからね。
日本全国の県やっちゃったんですけど。
なんか島もね、いけるかなって思ったんですけど、さすがに14125は無理だと。
データ管理の勉強会
それでちょっと方向性変えて、人が住んでる有人島の数調べたんですよ。
何島あると思います?
何島?
14000が全部だから、半分ぐらい?
いないよ。
日本人ね、そんないろんなとこ住んでないよ。
住んでない。
結果今は416島。令和2年の調査結果なんですけど。
416島ぐらいだったら、ワンチャン・・・
ワンチャンいけないですよ。
本当ですか?
いけないいけない。
ちょっと頑張ったらいけなくないかなって思うんですけど、ちょっと一人だったら無理かもしれないけど、例えば2、3人で家族とかで分担するとか、ちょっとチームでね、グループでね、ちょっとみんなで制覇しようぜなんてプロジェクトを立ち上げたら面白いかなって思って。
よしむらさん。
僕ね、腰が痛くて一歩も歩けない。無理。
あれか、船の揺れが。
船の船着き場まで歩けない。
ごめんなさい。
しょうがないです。治ったらチームに入ってください。
治ったら行きましょう。
では本日のお便りです。
ラジオネームスターさんからいただきました。ありがとうございます。
最近製造業でデータ管理を始めたものです。
データ管理の組織を立ち上げ、メンバーも徐々に日々の仕事に慣れてきました。
今後、社内でデータ管理を正しく理解する人材を増やすためにデータ管理の勉強会を始めようと考えており、DMBOKを元に始めようと考えています。
もしDMBOKから始める場合、皆さんはどの章から始めますか ということで、この方、目的が社内でこのデータ管理を理解する人材を増やしたいということで、そのためにDMBOKがいいんじゃないかと思っていると。
そもそもDMBOKが聖典ですからね。
聖典ですよね。
かなり分厚いって。
そう、700ページくらい。
そうですよね。それを初っ端に始めるのが正しいのかっていうのもあると思うんですけど、DMBOKって17章あるんでしたっけ。
そうですね。
それをどの順番から始めたらよいのかとか、ちょっとよしむらさんのご意見を伺いたいと思うんですけど、いかがですか。
そうですね。どの順番からっていうと、1章はデータマネジメントっていう章があって、データマネジメントの意義とか書いてあるんですけど、そこは読んだら面白いかなと思うんですけど、DMBOK、我々こすってますけど、聖典なんで、いきなり聖典から行くのはなかなかやっぱ辛いんじゃないかと。
ハードル高そうですよね。
ハードル高いですよね。
国語の勉強するのに、広辞苑を読むかっていう話で。
確かに。
広辞苑読まないでしょ。
そうですね。まず絵本から始めたいですよね。
教科書とかね、国語の教科書から始めますね。
なので、あんまりDMBOKは1章ぐらいは読んでいいと思うんですけど、DMBOKの勉強会をするのはお勧めじゃないですね。
なるほど、なるほど。よしむらさんもこういう人材を増やすためにとか勉強会とかやられてるんじゃないかなって思うんですけど、よしむらさんはどういうふうに社内で啓蒙していったというか、広げていったり教育に携わったりされたんですか?
そうですね。さっきお勧めじゃないって言った理由があって、僕もまずDMBOK読んでたときにデータマネジメント組織やってたんですけど、メンバーもいて勉強会やるかと思ってDMBOKの勉強会やったんですね。
そうしたら1から17章まで半年ぐらいかけてやったんですけど、そもそもデータマネジメントに書いてある本来の内容を読むよりも、そもそもの単語がさっぱりわかんないと。
あ、なるほど。書いてある本の中に書いてある単語がわかんない。
そう。全くわかんなくて、もうなんか古文書読んでるみたいって言われて、結局半年間すごい時間かけて読んだんですけど、身についたかっていう実感はなくて、ちょっとごめんねみんなっていう思いだけが残ったっていう失敗談があります。
なるほど。達成感はあったけど。
達成感はなかったかもしれない。
だからどちらかというと謝罪ですね。この苦行をやらせてしまってごめんなさいっていう。
なるほど、なるほど。
じゃあその後、言ったらなんですけど軽い挫折ですよね。その後どうしたんですか?
挫折というか、まあまあそれは意味あったかわかんないんですけど、データマネジメント組織一緒にやってたんで、実務を通してメタデータの整備とか、
社内教育の工夫
メタデータ整備って言って別にDMBOKを読まなくても整備とかしていくじゃないですか。
で、その中で自分からメタデータ整備ってこういう意味があってとか、そういう話をしたりとか、データのモデリング、テーブル定義書の読み解き方みたいなのをもらって喋ったりとか、そうやって実務を通して多分一個ずつナレッジを積み上げてきたと。
それが多分役に立ったかなと思って、もう一個あって、それをやった後にDMBOKを読めば、私たちの活動をこれにつながってたのでって理解してくれたかなと思うんですけど。
なるほどなるほど。そしたらこう、何て言うのかな、最初の真っ新な状態でこのDMBOKの聖典の知識を入れるよりかは、ある程度経験を積んでからトライした方が。
DMBOKにおいてはそうです。DMBOKにおいては後からトライした方がいいですね。
じゃあレベルを上げるために何にすればいいかっていうと、OJTもそうなんですけど、やっぱり他社の事例とかは大きく、初心者編みたいなのとか多分いろんなところが講演イベントとかやってると思うんですけど、そういう講演で話を聞いて、話をする人って多分いろんなパターンがあるんですけれども、システム向けはなかなか専門職で難しいんで、もうちょっと概念的な話してるイベントも結構あるんで、そういうところを聞くと、なるほどねってなるかなと。
なるほどなるほど。
自分にまだ経験が少ない時とかは他の人の経験を積極的に取り入れるのが一番近道というか。
そうですね。自分の経験上を人に伝える時って分かりやすくスライドまとめて喋るじゃないですか。
だからそんなに難しい言葉が逆に省くようにしてるんですね。
よっぽどマニアックなものは置いといて。
だから人に伝えるような資料と話を聞くと、こういうことやってんのねって概念をつかむのには一番いいかなと思いますね。
なるほど。勉強になりました。
このスターさんもぜひ参考になさってみていただいて、ネットとかでデータマネジメントセミナーとかで探すと出てくる感じですかね。
そうですね。結構毎月やってると思いますけどね。自分も結構参加しますけども。
そうなんですね。いいですね。
ぜひそういった外部のセミナーにもみんなで参加することを。
そうですね。いただいてみんなにDMBOKを配るという感じで。
いいですね。最後に布教活動は忘れない。さすがです。
スターさんぜひセミナーその後のDMBOKぜひトライしてみてください。
トライしてみましょう。
データマネジメントラジオ、本日は以上です。ありがとうございました。
さようなら。