Revolutは2015年にイギリスで誕生した金融アプリだ。具体的には海外両替、国内・海外送金がなどができる。
基本的にアプリを通じて両替や支払いができ、両替できる通貨は35種類以上にもなる。Revolutの強みは基本的に手数料が発生しないことだ。たとえば、無料のスタンダードプランであっても、30万円の枠内であれば為替手数料は発生しない。またRevolutのアカウント同士の送金であれば、手数料はゼロ。海外でクレジットカード利用時に発生する海外事務手数料もRevolutであれば、かからない。
Revolutはアプリの他にリアルカードも発行し、海外ATMから現地通貨が引き出せる。このように、Revolutは従来の海外旅行の常識を覆す画期的なサービスなのだ。
Revolutはアプリをダウンロードしたら、すぐに使えるアプリではない。最初にアカウントを作成する必要がある。
早速、アプリをダウンロードして、アカウントを作成してみた。途中、運転免許証もしくはマイナンバーカード、そして顔写真の撮影がある。だが、思った以上に反応がよく、あっという間にアカウントを作成できた。5分もあれば十分だ。ただし、本人確認は「保留中」と表示された。最終的に本人確認まで、約3時間を要した。
申込の際に注意すべきは2点、プランとリアルカードの発行だ。Revolutでは3プラン(スタンダード、プレミアム、メタル)がある。料金はスタンダードが無料、プレミアムが980円(毎月)、メタルが1,980円(毎月)だ。
リアルカードの発行ではスタンダードプランでも発行料は無料だが、発送料とカスタマイズカード発行料が発生する。プレミアムプラン、メタルプランでは発送料とカスタマイズカード発行料も無料だ。なお、バーチャルカードは無料で発行可能だ。
Revolutはあまり日本では馴染みのないサービスだけに、余裕を持って準備しておきたいところだ。
著者・写真撮影:新田浩之
2016年より個人事業主としてライター活動に従事。主に関西の鉄道、中東欧・ロシアについて執筆活動を行う。著書に『関西の私鉄格差』(河出書房新社)がある。
(取材・TEXT:新田浩之 編集:藤冨啓之)
鮮度の高い情報をお届けします!「データ・情報は生もの」がコンセプトのデータのじかん新企画「DX Namamono information」!ググって分かる、AIが集める情報だけでは絶対に分からないデジタル活用・DXに関する情報を、あなたに向けて全国の「体験者」の方々がご案内します!一次情報とニュースを合わせて読むと、自分事化や理解度アップも間違いなし!
本特集はこちらメルマガ登録をしていただくと、記事やイベントなどの最新情報をお届けいたします。
30秒で理解!インフォグラフィックや動画で解説!フォローして『1日1記事』インプットしよう!