レジリエンスって「リスクを回避して安全な道を歩こう」って思われがちらしいですけど、そうではなく「リスクは避けられないから何か起こった時にそれによってできるだけダメージを受けないようにあらかじめ対策しておこう」っていう考え方なんだそうです。
第30話でレジリエンスについて取り上げた時はミスターレジリエンス(通称ミスレジ)が登場して回を盛り上げてくれたんですけど、最近そういえばミスレジどうなっちゃたんですかね?北田村川谷介さんがもしかしたら自宅に持って帰っちゃったのかもしれないです。
ま、僕の場合は凹んでもすぐに立ち直るっていうか、そもそもなんで凹んだのか忘れちゃうっていう忘れっぽさがこのレジリエンス、つまり僕の強みの1つに繋がってるのかなって思ってます。なので、なんでも引きずっちゃう人とか、いつまでも細かいことを忘れないでいる人ってなんだか大変そうだなって僕なんかは思っちゃいます。
で、そのレジリエンスを経営に活かそうっていうのがレジリエンス経営なんですけど、何かを強くするっていうのは固くすることじゃなくて、色んなことに柔軟に対応できるようにするってことなんだぁって考えると、それって結構深い話なんじゃないかなって思っちゃいました。まぁ、そもそもうちの会社に関して言うと経営者がウサギだったりするので、結構なレジリエンスがあるんじゃないかってひそかに思ってます。
ま、だから何が言いたいかっていうと、今までは鶏並みに忘れっぽいのが僕の短所だったのが、ちょっと視点を変えると、忘れっぽいってのいうのは、例えば同じ話を何度聞いても感動したり笑えたりするので、自分にとっても相手にとっても良い面もたくさんあるんですよね。
なので、「忘れっぽいの最高!」ってことで、これからは長所を聞かれたら「忘れっぽさ」って言おうと思ってるんですけど、忘れっぽさ故にそれも忘れてしまって、やっぱり忘れっぽいのは改善した方がいいのかな、みたいな無限ループなラビリンスにハマって出られなくなってしまうのは如何なものかと思ったり思わなかったりして、つまり…その…あれ、なんの話でしたっけ?忘れちゃいました。(笑)
ま、そんなわけでまた再来週お会いしましょう!
(時田大夢)
May the data be with you! | データのじかんについて
イラストレーター:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。
イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
「データのじかん」はThe Data Empowerment Company「ウイングアーク1st株式会社」が運営するオウンドメディアサイトです。
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