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【タイムくん 第175話】IOWN(アイオン)構想

         

ここがポイント:「喉元過ぎればイノベーティブ忘れる」って割と事実ですよね


みなさん、おはようございます。

「ちなみに」って言葉が現代と未来ではちょっと使われ方が違うみたいな感じだったので、冒頭からびっくりしちゃったんですけど、よくよく考えると、未来から来た過去川旧太郎(かこがわきゅうたろう)さんの言葉にほとんど違和感がないというか、未来独特の流行り言葉や口調を感じなかったのは、彼が我々の時代の現代日本語を研究しているからなのかなぁって思ったりしました。

それって関西弁に憧れすぎて、関西に一度も住んだことがないのに普段からエセ関西弁で話してる人とか、関西で生まれて育ったのに綺麗すぎる標準語しか話さない人に遭遇するくらいの確率なのかもしれないですよね。なんにせよ、ちょっとデータ数が少なすぎて判断は難しいですけど(笑)。

でもって、IOWN(アイオン)構想ってのが実現すると、なにかと素晴らしいようですけど、まだ構想段階ですし、とかくこういうのってイタチごっこなところありますよね。スマホが普及したことで回線速度も飛躍的に上がったけど、その分データ量も増えたので、結局通信料金が高くなってたりして、僕らが一生懸命働いて稼いだお金の多くを通信コストに搾り取られてる気がしたりしてます。便利になるのはいいけど、それに対応しないと生きづらくなるなら、僕としてはこれ以上便利にならなくていいと思ってる派です。

IOWNのIはInnovativeのIらしいですけど、Innovativeって結構デンジェラスな言葉ですよね。ほんとにイノベーティブなことこそ、ちょっと時間が流れると「それって普通のことじゃん」みたいに急速に浸透してしまうので、喉元過ぎればイノベーティブ忘れるっていっても過言じゃないと思いますし、日本津々浦々にあるなんちゃらニュータウンってもはやかなり高齢化が進んでいて老朽化がシビアな問題になってたりしますし…。

あ、なんか話がそれたので戻しますけど、正直、ISDNとか、それより前のモデム経由の電話回線が一般的だったころに初めて自宅にADSL回線を引いた時の感動を上回る通信速度には今後も巡り会わないのかも知れないと思いながら僕は日々スマホをいじり倒してます。とは言え、イーロン・マスクさんがやってるスターリンクのネット回線は衛星経由での通信ができるっていう話で、これまでとはレベチでスケール感が違うのでちょっと興味あったりします。

そんなわけで、ゲームチェンジがそんなに簡単に起きるとは正直僕は思ってないところもあるので、IOWN構想も数ある仮説のうちの一つなんだろうなって感じで話を聞いてましたけど、これまでもこういう仮説が実現されて今の世の中があるんだなぁって思うと、ちょっと愛おしいような気持ちになったりもしますよね。

ちなみに、「ちなみ」にってどういう意味っていうのを改めて確認したくて、ChatGPT先生に意味を聞いてみました。すると、

“「ちなみに」は日本語で、「話のついでに」「関連して言うと」「その話に関連して」といった意味です。文脈によっては、「ちなみに」の前に来る内容が本題から少し外れた関連情報を示すこともあります。例えば、「ちなみに、彼は来週の会議に参加する予定です」という文では、「ちなみに」の後に続く情報は、本題とは少し関係があるが、直接の重要な話題ではないことを示しています。”

って回答が返ってきて、「ちなみに、ちなみにっていつ使うの?」と文脈をつけて聞いてみたところ、

って言われちゃったので、ここは一つ僕も人間らしく状況や文脈に応じて柔軟に対応しつつ、ちなんだり、ちなまれたりしながら生きていこうと改めて心に誓ってみました。

では、また二週間後にお会いしましょう。さようなら!


(時田大夢)


作者:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。
普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。

https://www.totsunet.com/
Twitter | Instagram


「データのじかん」はThe Data Empowerment Company「ウイングアーク1st株式会社」が運営するオウンドメディアサイトです。

 


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