salesforceの導入によって得られるメリットはさまざまあります。どのようなメリットを期待して導入するかは企業によって異なりますが、なかには思うような結果を得られておらず、頭を抱えている企業もあることでしょう。
そんな時にやっておきたい3つのことを今回の記事ではまとめてみました。
その3つとは下記の通りです。
・他社の成功事例を徹底的に研究してみよう!
・なにはともあれまずは「定着化」を目指そう!
・提携サービスを使って業務をより効率化!
それでは一つずつ見ていきましょう。
salesforce導入済みにもかかわらず、十分なメリットが得られていないのであれば、まずは他社の成功事例を研究してみることがポイントです。どのような目的で導入し、その結果どのようなメリットが得られているのか知ることで、自社でのsalesforce活用方法を見直すことにもつながります。
大手コンビニエンスストアでは、人とのつながりを大切に接客やサービスを心がけるとともに、アプリの活用やデータ管理によって顧客が欲しているサービス提供を実現しています。購入した商品からライフスタイルを分析して、ニーズに合った商品を紹介できるシステムがマッチしたと言えるでしょう。
また、老舗旅館では、顧客の宿泊予約管理にsalesforceを活用しています。リピーターが以前宿泊した際の記録を瞬時にチェックすることができ、気持ちの良いおもてなしにも一躍買っています。予約の時点で、食事の好みや苦手なものなどを把握しつつサービスの提案ができるのも大きなメリットです。
salesforceには、アプリ開発やカスタマーサービス、営業支援やマーケティングなど、いろいろな製品が充実しています。
どれも使い方次第で大きなメリットを得られるのが特徴ですが、定着化が大きな課題と言えるでしょう。実際にsalesforce導入済みでも効果が出ないと悩んでいる企業は少なくありません。データを蓄積すれば、その分だけ効果を得られるsalesforceは、導入当初は定着を目指して使い続ける必要があります。
定着化への取り組みとしては、まずsalesforce導入の目的とメリットをスタッフに理解してもらうために丁寧に説明することが重要です。システムが変わるとなると、戸惑ったり面倒に感じたり、定着がスムーズにいかないことも少なくありません。しっかりとsalesforceへの理解を深めておきましょう。また、効率を上げるためにもスタッフからフィードバックを受けることも忘れてはいけません。導入するだけで満足するのではなく、定着させることを目的に進めていく必要があります。スタッフはもちろん、顧客からのフィードバックによって見えてくる改善点もあることでしょう。
業務を効率化させるために、salesforceの提携サービスを利用する企業も多く見られます。
たとえば、帳票出力・基幹システム・CTI連携などが挙げられ、納期を短くしたり蓄積しているデータを企業全体で共有したりと業務を効率化できるのが特徴です。
CTIとは、電話の着信やFAXが受信されたときに顧客の情報や取引状況を表示し、さらに通話録音を可能にするシステムのことです。顧客とのやり取りもスムーズになり、対応やサービス提供が効率化する点が大きなメリットと言えるでしょう。日々行われるさまざまな業務も、提携サービスを導入してこなすことで企業全体の効率化につながります。
これまで帳票出力などにかかっていた時間や労力を削減することができれば、ほかの業務に目を向けることも可能です。より良いサービス提供を行うためにも、salesforceの導入だけでなく提携サービスの利用も検討してみると良いでしょう。データ管理は日々開発が進んでいるため、常にアンテナの感度を上げてより良いシステムやサービスを取り入れることが大切です。salesforceを導入したことで満足せずに、定着化を目指し結果にコミットできるように取り組んでいく必要があります。
参考サイト: セブン&アイ・ホールディングス - 導入事例 | Salesforce - セールスフォース・ドットコム 陣屋 - 導入事例 | Salesforce - セールスフォース・ドットコム SFA導入が失敗する理由/営業組織に活用・定着させるポイントとは - SFA(営業支援システム)| Boxil Salesforce - セールスフォース連携サービス | コムチュアマーケティング株式会社
(データのじかん編集部)
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