会員ページへmember

About us データのじかんとは?

2024年11月12・13日開催|CIO Japan Summit 2024 | 全国のITリーダーが一堂に会するビジネスサミット

企業や組織の情報戦略を担当する「CIO」は、IT(情報技術)の戦略、システム導入、IT関連の経営方針や資源の最適化などを統括する重要な役割を持つ役職です。近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)が経営課題として注目される中、CIOの役割はさらに重要となっており、ITだけでなくビジネス全体の戦略や方向性に影響を及ぼす存在として位置づけられています。そんな中、今回は悩めるCIOのために、2024年11月12日と13日に開催される日本の情報システム部門の統括責任者が集うITリーダーのための首脳会議「CIO Japan Summit 2024」について紹介します。

         

「CIO Japan Summit 2024」とは?

「CIO Japan Summit 2024」は、環境や時代の変化に合わせて進化し続ける経営課題に焦点を当て、競争力を強化し課題解決へ導く事業戦略の支援を目的としています。講演を通じて最新の情報や知識を学ぶだけでなく、One-to-One meetingsを通じて企業間の成長を促す連携の可能性を探ることもこのイベントの目的です。

このイベントは、2024年11月12日(火)と13日(水)に、東京都文京区のホテル椿山荘東京で開催されます。今回で18回目を迎えるCIO Japan Summitでは、講演者15名と、企業のIT部門責任者やIT関連サービスを提供するソリューションプロバイダーが一堂に会し、「密な連携と多様な視点」をテーマに現在の市場環境下での課題やビジネスチャンスについて議論します。

開催中は、講演、ディスカッション、One-to-One Meetings(商談会)、およびお食事交流会を通じて、現在取り組んでいる課題や問題の解決を図りつつ、国内有数の企業のCIOやIT・情報システム部門の統括責任者との繋がりを深める絶好の機会となります。

参加資格は参加審査基準を満たすITリーダーの方々、またはソリューションプロバイダー企業の方々で双方が交流を深めることで得られるメリットが期待されます。

・IT部門統括責任者

日本を代表する企業のIT部門の責任者の方が対象です。講演、食事会、参加者同士のディスカッション、ソリューションプロバイダー企業とのミーティング等を通じて最新の知見を得ると共に新たな人脈の拡大に活用できます。

・ソリューションプロバイダー企業

IT関連のソリューションをもつ企業が対象です。聴講者側として参加されているトップ企業のIT部門の決裁権者と一対一で商談できる機会があります。

「CIO Japan Summit 2024」の主要議題

「CIO Japan Summit」は、毎回主要な議題を設定し、回を重ねるごとにそのテーマを日本のデジタルトランスフォーメーション(DX)の進化に合わせて高度化していきます。しばしば遅れていると見なされる日本のDXですが、黎明期を終え、守りの姿勢から攻めのDXへと移行する過渡期に入ろうとしています。

・ボーダレスな視点で切り拓く可能性

デジタル化が進む現代社会において、境界を超えることで卓越したアイデアや新たなビジネスチャンスを追求する

・CIOの戦略的役割

経営層としての視点を持ち、企業戦略におけるCIOの役割と経営における戦略的な貢献方法を探求する

・デジタル人材育成と組織変革

効果的なコミュニケーションと組織変革を通じて、デジタルスキルを持つ人材の育成環境を整備し、持続可能な成長を支える人材基盤を強化する

・AI技術の可能性と脅威

AIの発展がもたらす新たな機会と、その利用に伴うセキュリティリスクについて議論し、効果的な活用方法とリスク軽減策を深掘りする

・インシデント対応の最前線

進化する攻撃手法に対抗するため、インシデントから学ぶ具体的な事前準備と迅速対応策を習得し、被害を最小限に抑えるための戦略を練る

・攻めと防御の統合戦略

ICT技術の急速な進展に対応するために、攻めと防御のバランスを取る攻防一体のチームを構築し、新たなDXの世界を推進する

 

豪華な登壇者による特色豊かなプログラムが2日間にわたって開催

最新の動向と展望に精通しているだけでなく、鋭い洞察力を持つCIOの専門家たちが、現在の市場環境下で直面している課題や、潜在的なビジネスチャンスについて、講演、ケーススタディプレゼンテーション、パネルディスカッションを通じて活発に議論を展開します。

セッション詳細

[基調講演]

Leadership for Transformation and Big Bets in the Hyper-Digital Era

Amazon Former Executive Officer
John Rossman 氏

[プロフィール]
John Rossman is the author of four books on leadership and business innovation including the best seller The Amazon Way. He is an early Amazon executive who played a key role in launching the Amazon marketplace business in 2002. John has served as the senior technology advisor at the Gates Foundation and senior innovation advisor at T-Mobile. Today he is a leading keynote speaker on leadership for innovation and transformation. John is an operator and builder whose love is diving into business problems and customer needs, designing innovative solutions and business models, and creating durable enterprise value. His new book, Big Bet Leadership: Your Transformation Playbook for Winning in the Hyper-Digital Era just released on Feb 27, 2024.

 

[プログラム概要]
John Rossmanはアマゾンの初期幹部として有名で、アマゾン・マーケットプレイスの立ち上げと拡大を主導した人物。加えて、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団のシニア・テクノロジー・アドバイザーや、Tモバイルのシニア・イノベーション・アドバイザーを歴任している。

イノベーションのためのリーダーシップ、AIや破壊的テクノロジーの戦略、ハイパフォーマンス・チームの構築や企業文化の形成など、幅広い専門知識を持つ。

今回はリーダーシップや戦略、破壊的テクノロジーに関するベストセラーを4冊の内容から日本市場向けにご講演を組み立てていただく。モチベーション・スピーカーTop10に選出される彼のプレゼンテーションは単なるインスピレーションを超えて、実践的で変革的な戦略をもたらすだろう。

 

不正アクセスを受けたらどうしますか?:重大インシデントと対応策の全貌を語る

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 CIO/CISO
田中 良夫 氏

[プロフィール]
慶應義塾大学で学位を取得後、技術研究組合を経て2000年に電子技術総合研究所に入所。改組により2001年から産業技術総合研究所でグリッドコンピューティングの研究に従事。世界中のスーパーコンピュータ、実験装置や研究データなどの相互利用に向け、海外機関と連携して標準セキュリティポリシーを策定。セキュリティの研究者ではないが、スーパーコンピュータの運用などを通じてセキュリティに関する知見を獲得した。セキュリティ・情報化推進部長を経て2023年より情報・人間工学領域長。同年10月に執行役員に就任し、現在CIOおよびCISOを務める。

 

[プログラム概要]
国立研究開発法人「産業技術総合研究所」は、2018年2月に確認した不正アクセスを重大なセキュリティインシデントと判断し、約5か月かけて原因究明、復旧と再発防止策の検討を行った。システムの強化、運用の見直し強化、外部委託の運用改善、組織体制の見直し、事業継続計画の見直しなど多岐にわたる再発防止策を2021年3月まで約3年かけて実施し、その後も継続的にシステムや運用の強化、見直しに取り組んでいる。

当時とは比較できないくらいサイバー攻撃は高度化し、近年も大企業等における重大インシデントが多数発生している状況だが、インシデントの原因や再発防止策については詳細が明かされず、その知見や経験が活かされていない。

今回は、産総研からCIO/CISOである田中 が登壇し、原因究明、復旧、再発防止策の検討と実施など、重大インシデントに関するリアルな知見や経験を赤裸々に述べるとともに、その後も継続的に実施しているシステムや運用の強化、経済安全保障への対応など、現状と今後の計画についても触れ、参加者の皆様のセキュリティ対策の一助になることを期待する。講演では、以下の3つのポイントを重点的に紹介する。

・不正アクセスを確認してから報告書を公開するまでの5か月間でどんなことをしたのか?
・約3年かけて、どのような再発防止策を、どのような手順で実施したのか?
・サイバー攻撃の高度化や経済安保への対応などを踏まえ、現在どのような対策に取り組んでいるのか?

 

[ケーススタディプレゼンテーション]

星野リゾートが取り組んだ変化の足かせにならないためのIT戦略の現在地

株式会社星野リゾート 情報システムグループ グループディレクター
久本 英司 氏

[プロフィール]
軽井沢移住をきっかけとして星野リゾートに入社。温泉旅館のひとり情シスでリゾートライフを送る予定が、海外拠点を含む全国70拠点に急拡大。既存のホテル運営の枠に囚われない戦略を実現するために独自のシステム構築の必要に迫られ、グループ全施設の予約システムをはじめとしたSoE、基幹系や管理系などのSoR、Wi-Fi、セキュリティ、IoTに至るまで、内製チームによるイニシアチブの獲得を目指して日々模索中。

 

[プログラム概要]
1人から始まった星野リゾートのIT部門。今や変化に強く、強靭な組織として知られるようになったが、きっかけは事業成長の足かせから脱却したいとの強い思いからだった。今回はその最初の一員である久本氏にご登壇いただき、変化前提のIT戦略の背景や想いについて語っていただく。経営陣を巻き込み、事業成長のためのIT能力を経営戦略としてデザインすることの重要性を強調し、さらに、最新の充填活動として、星野リゾートIT組織が進めている直近の取り組みについても触れていき、学びを深めることのできる貴重なセッションとなるだろう。

・事業モデリング能力にこだわった業務アプリケーション開発力
・セキュリティとイノベーションをバランスさせるリスクコントロール力
・生成AIとノーコード力を備えた全社員IT人材化の取り組み

 

AIを猛烈駆使するセガサミーが生み出す次なるエンタメとは

セガサミーホールディングス株式会社 ITソリューション本部 ITコミュニケーション部 次長
石森 拓郎 氏

[プロフィール]
2007年にサミー㈱に入社し、研究開発IT部門で開発インフラの運用や開発ツール活用支援を担当。その後、全社IT部門に異動し、ITサポート業務やコミュニケーション基盤の構築、活用推進を行う。2018年からはセガサミーホールディングス㈱にて、セガサミーグループ約6000名のITサポートやデジタル教育を担当し、2023年以降は生成AI活用の民主化を目指して生成AI利用ガイドラインの策定、利用環境の構築・展開、AI教育などに力を入れて取り組んでいる。

 

[プログラム概要]
セガサミーホールディングスは、積極的にAIを活用し、事業に深く融合させている。例えば、おもちゃのアイデアを100倍に増やすなど、AIの力で革新的な成果を上げる。また、社内情報を容易に検索可能にしたAIチャットボットや、株主総会での活用法、ゲームのユーザーレビューの要約、さらにはマルチ言語同時翻訳ツールや高性能AIエージェント「SSAgent」など、多岐にわたるお取組みをしており、今回は実践事例をご紹介いただく。これらのAI活用には適切なインフラと利用環境の整備、従業員への教育・啓発、そしてガイドラインやリスク管理の策定が欠かせない。生成AIがどのように企業の利益に貢献し、ビジネスの抜本的な変革を推進しているのか、そして今後の可能性についても具体的に示していく。

・安心安全に生成AIを活用するためのガイドライン・ルールの整備
・より多くの従業員が使いこなせるよう工夫した教育・啓発活動
・AIを気軽に活用できる環境の提供と今後の取り組み

 

CIOこそ変革をけん引するリーダーであれ ‐荏原製作所の三位一体企業変革

株式会社 荏原製作所 執行役 CIO 情報通信統括部長
小和瀬 浩之 氏

[プロフィール]
1986年4月、花王入社。同社情報システム部門グローバルビジネスシンクロナイゼーション部長を経て、2012年10月同部門統括。2014年1月にLIXIL入社、執行役員IT推進本部長。同年4月からCIOを兼務。2015年12月から上席執行役員CIO兼情報システム本部長。2018年12月、荏原製作所入社。2019年4月より情報通信統括部長。2020年3月より執行役、2023年1月より現職。「日経クロステックが選ぶ CIO/CDO オブ・ザ・イヤー2023」の大賞を受賞。

 

[プログラム概要]
日本企業は、グローバル市場において、シェアを伸ばせず、他国との競争に勝つことができていない状況だ。この原因は、しばしばマネジメント力の不足とされている。

荏原グループでは、グローバル企業としての発展を目指し、全社をあげてDXによる「企業風土の改革」「業務の効率化」「組織やビジネスモデルの変革」を推進している。特に、経営、業務部門、IT部門が一体となり、基幹システムを含む情報基盤のグローバル化を進めており、多くの企業が注目をしている。

日本におけるCIOの代表格である小和瀬氏は、リーダーシップを発揮し、仲間を鼓舞し、経営層との橋渡し役として企業改革に尽力している。本講演では、荏原グループの企業変革の挑戦について具体的な実例や秘話を交えながら、CIOが如何にしてリーダーとして牽引していくのか、お話しいただく。

 

Coming Soon

みずほフィナンシャルグループ 執行役員 デジタル企画部 部長
藤井 達人 氏

[プロフィール]
1998年よりIBMにてメガバンクの基幹系開発、金融機関向けコンサル業務に従事。その後、マイクロソフトを経てMUFGのイノベーション事業に参画しDXプロジェクトをリード。主な活動としてFintech Challenge、MUFG Digitalアクセラレータ、オープンAPI、MUFGコイン等。その後、auフィナンシャルホールディングスにて、執行役員チーフデジタルオフィサーとして金融スーパーアプリの開発等をリード。マイクロソフトに復帰し金融機関のDX推進、サステナビリティ戦略の立案等にも携わる。一般社団法人FINOVATORSを設立しフィンテック企業の支援等も行っている。2021年より日本ブロックチェーン協会理事に就任。同志社大卒、東大EMP第17期修了。

 

[プログラム概要]
Coming Soon

 

カルビーの革新戦略:パーソナライズとデジタル化が切り拓く新たな価値

カルビー株式会社 食と健康事業推進部 部長
大塚 竜太 氏

[プロフィール]
食品飲料メーカー等を経て、2014年カルビー入社。既存ブランドの活性化、Eコマース分野の拡大に注力。2020年4月より新規事業を管轄し、社内起業家精神を持つチームメンバーの育成に注力。従来の延長線上にない事業を多数生み出すなど、企業の新たな価値創造に貢献した。2023年4月より、「食と健康」を核とした事業をグループの成長戦略の重点に位置付け、事業基盤の強化と持続可能な成長を目指す企業変革に取り組んでいる。

 

カルビー株式会社 Calbee Future Labo CXチーム マネジャー
関口 洋一 氏

[プロフィール]
システムエンジニア、Webサービスの企画開発に携わったのち、2017年にカルビーへ入社。直営店「カルビープラス」の運営を担う部門に所属し、新業態店舗におけるデジタル化のためのシステム構築やデータ分析基盤などを担当。デジタルマーケティング担当を経て、2023年より現職。カルビー公式アプリ「ルビープログラム」をローンチ、新たな顧客接点の開拓、直近ではWeb3分野における新規事業開発へも取り組む。

 

[プログラム概要]
食品メーカーであるカルビーがいかにして新規事業や今までにない取り組みに着手しているのか、具体的に2つの製品・サービスを通してご紹介いただくセッション。

事例の1つ目は、『Body Granola』。個々人の腸内環境が異なることに着目し、腸内フローラ検査の結果からパーソナイラズされたグラノーラを定期購入するサービスを構想から約2年半の期間を経て、2023年4月に販売開始。本プロジェクト責任者である大塚氏にご登壇いただき、開発誕生秘話やこの先の構想などをお話しいただく。これまで、カルビーではより多くの顧客向けに商品を提供してきたが、パーソナライズした商品の提供にチャレンジしたいという気持ちがあったという。今回の商品は前例もなく従来の仕様は使えなかった。ECサイト開設を含め、直接お客さまへ提供する仕組み(D2C)の構築や、製造方法も含め、他部署がボーダレスに手を取り合ったからこそ、実現した商品。前例・現状の枠を超え、今の時代に求められるものを追求し、世の中に新しい商品・価値を提供した成功事例となっている。

2つ目の事例は、カルビーのデジタルマーケティングの進化を牽引する「ルビープログラム」について、関口氏にご登壇いただき、深く掘り下げていただく。従来のハガキ応募型キャンペーンをデジタル化し、消費者との直接的なつながりを強化するこの革新的な取り組みは、新たな価値創出の可能性を広げた。技術的な側面から社内調整に至るまでの特徴的なプロセス、そしてそれによって得られた貴重なデータと消費者の生活文脈への理解を深める試みについて、具体的な事例を交えてご紹介いただく。単なる一次データとしての域を超え、新商品開発に役立てるための洞察を得るために、カルビーがいかにして食べ終わったパッケージをゴミから価値あるものへと変貌させたか、その背景を解き明かす。

 

[インタラクティブセッション]

日本企業のAI導入遅れに警鐘を:実例から学ぶAIとの共存

株式会社 ベイシア
役員待遇 デジタル推進本部 本部長 兼 商の工業化推進本部 副本部長
亀山 博史 氏(モデレーター)

[プロフィール]
1995年大学卒業後マツモトキヨシ入社。米国にて2001年にMBAを取得。アビームコンサルティング、富士通総研にて小売、外食、食品卸、サービス業のBPR、システム構想を経験。アマゾンジャパンでは化粧品部門トップとして、ビジネス急拡大をリードする。 スターバックスではスターバックステクノロジー本部の本部長としてデジタル化の推進。2020年10月よりベイシアのマーケティング統括本部、デジタル開発本部の本部長に着任しベイシアのデジタル化を推進。2022年7月より、役員待遇 デジタル推進本部 本部長 兼商の工業化推進本部 副本部長。日経クロステックが選ぶCIO/CDOオブ・ザ・イヤー2023特別賞受賞。

 

日清食品ホールディングス 執行役員 CIO
成田 敏博 氏

[プロフィール]
1999年、新卒でアクセンチュアに入社。 公共サービス本部にて業務プロセス改革、基幹業務システム構築などに従事。2012年、ディー・エヌ・エー入社。グローバル基幹業務システム構築プロジェクトに参画後、IT戦略部長として全社システム企画・構築・運用全般を統括。その後、メルカリ IT戦略室長を経て、2019年12月に日清食品ホールディングスに入社。2022年4月より現職。

 

株式会社ベネッセホールディングス
専務執行役員 CDXO 兼 Digital Innovation Partners本部長 兼
オペレーショントランスフォーメーション本部長
橋本 英知 氏

[プロフィール]
1998年ベネッセコーポレーションに入社。セールスプロモーションの企画・制作から、新商品開発、新規事業開発、経営企画などを経験後、マーケティング戦略・組織人事・業績管理・コンプライアンス・ITなどに広く携わる。こどもちゃれんじ事業、英語教育事業、進研ゼミ事業の責任者を務めたのち、ベネッセグループ全体のDX推進責任者を経て現職。社外では、DX、マーケティング、人材・組織開発、テクノロジー、ベンチャーファンド領域での活動を中心に、講演・寄稿など多数。

 

ロート製薬株式会社 執行役員CIO・IT/AI推進室長
板橋 祐一 氏

[プロフィール]
1985年化学系エンジニアとして富士フイルム入社。R&Dにてマイクロカプセルを使った画期的デジタルカラープリント技術を開発。 事業化のためR&Dからイメージング事業部に移り、写真のデジタル化に伴う本業喪失の危機の中でデジカメやデジタルプリントシステムの商品化・マーケティングを経て事業変革に取り組み、チェキ事業の再生もけん引。 その後デジタルマーケティング戦略室長としてデジタルを活用した同社の経営変革に貢献。 2021年ロート製薬入社、執行役員CIO/DX推進オフィサーとして同社のデジタル変革を推進。

 

[プログラム概要]
AI(人工知能)がビジネスの在り方を劇的に変革する中、AIを効果的に活用している先進企業が一堂に会し、その成功事例と実践戦略をご共有いただく。

既に世界ではAIがビジネスや生活に溶け込んでいるが、日本企業におけるAI導入率は10%未満に留まっており、導入に対してさまざまな障壁が存在する。なぜ、日本と世界でAI導入格差が生まれているのか。この差を埋めるために、日本でAI活用を推めるリーダーたちは何を意識するといいのか。AI導入の障壁を乗り越えるための戦略や規制、セキュリティ面を含め、AIを効果的に浸透させるための未来像を描く。

 

デジタル人材争奪戦をどう乗り越えるか

株式会社 ベイシア
役員待遇 デジタル推進本部 本部長 兼 商の工業化推進本部 副本部長
亀山 博史 氏(モデレーター)

[プロフィール]
1995年大学卒業後マツモトキヨシ入社。米国にて2001年にMBAを取得。アビームコンサルティング、富士通総研にて小売、外食、食品卸、サービス業のBPR、システム構想を経験。アマゾンジャパンでは化粧品部門トップとして、ビジネス急拡大をリードする。 スターバックスではスターバックステクノロジー本部の本部長としてデジタル化の推進。2020年10月よりベイシアのマーケティング統括本部、デジタル開発本部の本部長に着任しベイシアのデジタル化を推進。2022年7月より、役員待遇 デジタル推進本部 本部長 兼商の工業化推進本部 副本部長。日経クロステックが選ぶCIO/CDOオブ・ザ・イヤー2023特別賞受賞。

 

株式会社西友 情報システム本部 執行役員本部長
荒木 徹 氏

[プロフィール]
1999年 日本IBM入社。製造流通ソリューションサービスにて、製造・小売・航空業の新サービスのソリューションデリバリーやM&A/PMIに従事。2008年 デロイトトーマツコンサルティング入社。グローバルインテグレーション、M&A/PMI、経営改革などのプロジェクトに参画。2014年 Walmart Japan / 西友に入社。全社経営変革、SCM、MD、営業企画、株主変更に伴うカーブアウトプロジェクトの責任者などを歴任し、2024年より現職。

 

キリンホールディングス株式会社 デジタルICT戦略部 DX戦略推進室 室長
皆巳 祐一 氏

[プロフィール]
2001年、食品メーカーの営業担当としてキャリアをスタート。同社マーケティング部門にてデジタルを活用したメディアプランニング再構築に取り組んだのち、2017年に当時では前衛的にデジタル活用強化を図るキリンホールディングスに入社。2020年4月に新設された経営企画部DX戦略推進室の立ち上げメンバーとして、グループのデジタル戦略策定や組織能力強化に取り組み、2023年4月よりデジタルICT戦略部DX戦略推進室 室長に就任。

 

日清食品ホールディングス 執行役員 CIO
成田 敏博 氏

[プロフィール]
1999年、新卒でアクセンチュアに入社。 公共サービス本部にて業務プロセス改革、基幹業務システム構築などに従事。2012年、ディー・エヌ・エー入社。グローバル基幹業務システム構築プロジェクトに参画後、IT戦略部長として全社システム企画・構築・運用全般を統括。その後、メルカリ IT戦略室長を経て、2019年12月に日清食品ホールディングスに入社。2022年4月より現職。

 

[プログラム概要]
デジタル化が進む現代社会において、企業は常に新たなビジネスチャンスを模索する必要が生まれた。同時に、デジタルスキルを持つ人材の育成と組織変革が持続可能な成長を支える鍵となる。

圧倒的人材不足な世の中に、様々な打ち手で奮闘するリーダーたちにお集まりいただき、組織の考え方、デジタル人材の考え方についてお話しいただき、事業戦略のヒントをいただく。

 

CIO vs CISO?! 攻防一体のデジタル変革

株式会社 ベイシア
役員待遇 デジタル推進本部 本部長 兼 商の工業化推進本部 副本部長
亀山 博史 氏(モデレーター)

[プロフィール]
1995年大学卒業後マツモトキヨシ入社。米国にて2001年にMBAを取得。アビームコンサルティング、富士通総研にて小売、外食、食品卸、サービス業のBPR、システム構想を経験。アマゾンジャパンでは化粧品部門トップとして、ビジネス急拡大をリードする。 スターバックスではスターバックステクノロジー本部の本部長としてデジタル化の推進。2020年10月よりベイシアのマーケティング統括本部、デジタル開発本部の本部長に着任しベイシアのデジタル化を推進。2022年7月より、役員待遇 デジタル推進本部 本部長 兼商の工業化推進本部 副本部長。日経クロステックが選ぶCIO/CDOオブ・ザ・イヤー2023特別賞受賞。

 

東京海上ホールディングス
IT企画部 プリンシパル リスク管理グループ グローバルチーム / Virtual CISOチームリーダー CISA, CGEIT, MBA
安藤 学 氏

[プロフィール]
35年一貫しセキュリティに従事。認証技術研究・リスクマネジメント(セコム)、UK勤務、セキュリティコンサル(日本総研)、グループセキュリティ管理(三井住友FG)、セキュリティヘッドとしての組織立て直し(メットライフ)を経て2017年より現職。海外約20拠点オンサイトによる実態把握とリスク・課題特定、現法経営説得を含む海外拠点強化を主導。以降セキュリティ監視一元化やレッドチームテスト等のグローバル展開を経て、2022年よりグループ中計施策・Virtual CISOによるセキュリティ機能集約化を開始。採用・育成を経て約30名体制を構築・拡大中。

 

パーソルホールディングス株式会社 執行役員 CIO/CDO
柘植 悠太 氏

[プロフィール]
2006年同志社大学を卒業、パーソルキャリア(旧インテリジェンス)に新卒入社。法人営業を経て、事業企画部門にて人材紹介、dodaなどの主要事業の事業戦略を担当。その後、事業におけるデザイン活用・デジタル技術活用に積極的に取り組み、ビジネス・テクノロジー・クリエイティブの三位一体で事業開発に臨む新鋭的な組織編成に注力。時代に先駆けた体制で既存事業・新規事業の開発に挑む。現在はホールディングスで執行役員CIO/CDOとして、グループ経営及びグループ全体のIT/デジタル化の推進を担当。

 

[プログラム概要]
DXの推進が急速に進む現代企業において、CIOやCDOは新しい技術とビジネスモデルを導入するために先頭に立っている。しかし、その一方で、CISOはセキュリティリスクを最小限に抑えるため、慎重なステップを求め、いわば対立関係にもなる。本セッションでは、CIO・CDOとCISOの役割の違いと協業の重要性について、ディベート形式で議論を深めていく。

企業が直面する具体的なリスクとその対応策について、DX推進による新たなビジネスチャンスの活用方法について見出していく。CIO・CDOとCISOの協業の重要性とその具体的な方法についての理解を深め、企業がDX推進とセキュリティ管理を両立させるための実践的な一歩を探っていく。

 

開催情報

「CIO Japan Summit」は主催社の厳選な審査を経たITリーダーの方々と最先端のソリューションプロバイダーの方々のみ参加されるサミットです。

そのため、参加基準を設けていない一般のイベントと違い、利害関係が一致する将来のビジネスパートナーや問題解決策の提供者との高いマッチングも実現します。

企業が抱える課題解決に取り組むCIOたちの視点に直接触れられるの機会。ビジネス変革の課題・問題の解決、ビジネスチャンスの獲得の場にぜひともご活用下さい。

開催情報詳細

イベント名 CIO Japan Summit 2024
開催日時 2024年11月12日(火)・13日(水)
開催場所 ホテル椿山荘東京 〒112-8680 東京都文京区関口2−10−8
主催 マーカスエバンズ
 

全国のITリーダーが一堂に会するビジネスサミット 「CIO Japan Summit 2024」開催!

第18回『CIO Japan Summit 2024』ではビジネスや社会を左右するデータを戦略的に活用し、より良い未来を築くために必要な視点とは何か、各業界のITリーダー16名にお話しいただきます。
本サミットは、企業のIT部門責任者・最先端のIT部門関連のサービスを持つソリューション企業が一堂に会し、2日間にわたり講演・ディスカッション・1to1ミーティング・ネットワーキングなどを通じて、IT業界における課題や解決策について議論をしていただくイベントです。

詳細はこちら

メルマガ登録

メルマガ登録をしていただくと、記事やイベントなどの最新情報をお届けいたします。


データ活用 Data utilization テクノロジー technology 社会 society ビジネス business ライフ life 特集 Special feature

関連記事Related article

書評記事Book-review

データのじかん公式InstagramInstagram

データのじかん公式Instagram

30秒で理解!インフォグラフィックや動画で解説!フォローして『1日1記事』インプットしよう!

おすすめ記事Recommended articles

データのじかん会員なら、
全てのコンテンツが
見放題・ダウンロードし放題
 

メール会員でできること

  • 会員限定資料がすべてダウンロードできる
  • セミナー開催を優先告知
  • 厳選情報をメルマガで確認
 
データのじかん会員について詳しく知りたい方
モバイルバージョンを終了