この原稿を執筆している2023年9月16日(土)はシルバーウイークの始まりなのですが、今年は残念ながら『秋分の日』が9月23日(土)と土曜日のため、有給休暇を4日間使わないと1週間以上の連休にならず、『シルバーウイーク』とは言えないのでは?と多くの方が思われているのではないでしょうか?
筆者が20代の頃は有給休暇を使って大型連休を取得したくても、上司や周囲の目が気になり、なかなか実行できない風潮でしたが、それでもさすがに有給を4日申請するのはちょっと気が引けてしまいますよね?
それではまず、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!
Chat GPT、Bing、Bardなど、昨今話題になったAIサービスの背景にある技術、「LLM(大規模言語モデル)」。どういった概念なのか、どのような種類が存在するのか、まとめて押さえておきたいというニーズは一般に広く存在するはずです。そこでこの記事では、その歴史や種類、我々の世界へもたらす3つの変化といったトピックを通して、LLMのこれまでと現在、そしてこれからについて解説いたします!
・LLM(大規模言語モデル)とは? どんな特徴や種類があり、未来にどんな変化をもたらす?
クラウドの利用をやめ、ITインフラやデータを自社で管理する環境へ回帰する「オンプレミス回帰」。今回のタイムくんでは、この「オンプレミス回帰」についてマンガで分かりやすく紹介します。
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2023.09.13 公開
「LLM(大規模言語モデル)」とは、大量のデータセットを学習することで、自然な言語処理を可能にした機械学習モデルです。
現在LLMがここまで発展し、注目を集めるようになったきっかけが、2017年にGoogleより発表された論文『Attention Is All You Need』です。同論文で提案された「Transformer(トランスフォーマー)」という「Self-Attention(自己注意)」を用いて、「トークン(AIが文章を構成する最小単位)」に重みづけを行う深層学習モデルにより、文脈を踏まえた自然な言語の生成が高速で行えるようになりました。
トランスフォーマーはChat GPTやBingの基盤であるGPT、Bardの基盤であるLaMDAやPaLM2といったLLMのベースとなっており、2023年8月現在でも自然言語処理の中心的な技術でありつづけています。
2023.09.11 公開
オンプレかクラウドかっていうのはなかなか難しい問題で、クラウドは便利だけど、オンプレは安定感があってローカルで全て解決できるっていう安心感も捨て難いわけなんですよね。
でもって、たった今僕もこのコラムを書き終えて保存をかけようとしたらエラーになって、一生懸命書いたテキストが全て消えてしまうっていう事故にあってしまって、心が折れた状態で書き直してます。
まさにこれってクラウドが常に直面しているめちゃくちゃ解りやすいリスクですよね。Wordか何かでテキストを書いてペーストすればそんなことにはならないんですけど、やっぱり書き直しの時もクラウド上でやってしまうデジタルネイティブな僕です。というわけで、三分に一度は保存しながら今回はテキストを書いていきたいと思います。クラウドのリスク回避が人力って完全に矛盾してる気がしてならないですけど(笑)。
今回のタイムくんでは『オンプレミス回帰』について紹介させて頂きました。
マンガのオチとしては、オンプレミスとクラウドのメリット、デメリットを洗い出し、トレードオフして『いいとこどり』をするを、理想の女性の見つけ方に置き換えているのですが、そもそも複数人と付き合うことや、その人の短所を長所に置き換えることは難しいので、一夫多妻制の国でそれぞれのパートナーの短所は目をつぶって暮らしていくしかないのかな・・?と感じてしまいました。
記事でも紹介しているのですが、色々なツールのクラウド化が進む中、『一生懸命書いたテキストが全て消えてしまうっていう事故』は今の働く現場においてはあるあるのことで、朝から作成したファイルを保存しないまま作業を続けて夕方あたりに突然クラウドで障害が発生してしまうとその日の労力が全て水の泡になってしまう・・という事故に筆者も最近見舞われました。
特にリモートワークが進む昨今においては、情報セキュリティの観点からデスクトップ環境を仮想化させて、パソコンのデスクトップ環境をサーバ上に集約してサーバ上で稼働させるVDI(仮想デスクトップ基盤)の導入が進んでいます。
VDIとはOSやファイルなどをクラウド上で動作・配置させ、パソコンは端末として、サーバから送られるデスクトップ画面の受信とマウスやキーボードによる操作情報を送信して使用するシステムのことです。
パソコンはインターネットだけが使用できる専用端末みたいなイメージで、インターネットのブラウザの中でWindowsの画面が映し出される、といった感じです。
ここで1点注意しないといけないのは、VDIを使用する=全てのツールやクラウドがVDIのサーバ上で動作する、ということでVDIのサーバで障害が発生してしまうと、他のクラウドが正常稼働していても利用できないということです。
これにより、先ほど紹介したような事故を増加させてしまっているのです。
また筆者は以前からVDIの使用感の悪さ(遅い)、障害発生時のインパクトが大きいといった部分をデメリットと感じており、『オンプレミス回帰』にあたり、VDIの運用について見直してもらいたいな・・と今回のタイムくんを読んで思いました。
それでは次回もみなさま、どうぞ「データのじかんNews」をよろしくお願いいたします!!
(畑中 一平)
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