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AIによる予測データを用いた投資は映画業界だけでなく様々な分野に広がりつつあり、大規模な投資を対象にしたサービスだけでなく、個人投資家でも利用可能なAI資産運用も広がりつつあります。
AIによる資産運用において一番のメリットは、事前知識がなくとも始めることが出来、さまざまな判断をAIに任せることができる、という点です。また、投資判断の際に相談のための人材をほとんど必要としないため、従来の資産運用と比較して安価にサービスを受けることができます。
こうした手軽さから、個人投資家の間でもAI活用の需要は高まっており、AI技術を使った投資信託のロボットアドバイザーサービスの市場は急成長を遂げています。
とくにアメリカではロボアドバイザー産業が急成長しており、2020年には、市場価値が前年比40%増となる1兆600億ドルに達する見込みということです。アメリカ以外のグローバル市場においてもロボアドバイザーを活用する投資家の数は過去3年間で5.5倍増加しており、まさに注目の業界となっています。
一方で、AIによる投資判断のデメリットとと言えるのが、多くの人が利用するようになると、差別化が進まず、結果的に大して稼げなくなる可能性がある、という点です。
AIをつかった投資はなにかと「楽」なものですが、どのようなリスクが有るのか、やどの程度稼ぐ必要があるのか、などをきちんと把握しておく必要はあるようです。
少子高齢化の加速や地球温暖化への対策の必要性が高まるなどさまざまな社会課題が浮き彫りになる中、新型コロナウイルス感染症の拡大という未曾有のパンデミックもあり、喫緊な政策判断が求められるようになっています。
そこで、2020年11月に政府内で政策判断の迅速化を狙い、AIを活用したビッグデータ解析システムの導入を模索する動きがあることが報じられています。政府が持つ様々な統計データを解析し、政策へ役立てる見通しだということです。
一方で中国などでは、2018年の段階で外交政策に人工知能やビッグデータを導入する動きが報じられています。しかし、最終的な判断は人間が下している、ということで、AIを状況分析や意志決定プロセスの支援として活用しているということです。
文化や経済、政治などさまざまな分野で、AIの活用が進む中、社会においてAIは当たり前にあるインフラの一つになりつつあります。
自分の生活を省みても、なにげなく見た映画が動画配信サイトのAIサジェストによって進められたものだったり、ほしいと思った商品がターゲティングされた広告で見つかったり、とすでにAIは日常風景の一つとなりつつあります。
さまざまな選択を行いながら生きる中、難しい判断をAIに頼れる、ということは非常に心強いことです。
そうした中で重要なのは、どこまでの判断を人間が下すかという点になると考えられます。
AIを役立つ動物してきちんと使いこなせるように一人ひとりが考えていく必要があるかもしれませんね。
【参考引用サイト】 ・ ストーリーの人気を予測し、クオリティを評価する人工知能をディズニーが開発 ・ ハリウッド映画の興行成績を脚本段階で予測する「Epagogix」の仕組み | はじめての「データサイエンス」 ・ 映画の脚本からレイティングを予測するAIツールが登場 ・ 資産運用はAIにおまかせ、米国ロボアドバイザー市場価値はもうすぐ1兆ドル突破 ・ Epagogix ・ 中国政府、外交に人工知能やビッグデータ導入で競争力向上へ
(大藤ヨシヲ)
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