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【タイムくん – 第87話:人はなぜ働くのか②】

         

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ここがポイント:お金=幸せでもないから人生余計にややこしいですよね


みなさん、おはようございます。新米社員の時田大夢です。

お金さえあれば幸せになれるのに!ってみなさんは考えたことありますか?いやー、僕もお金さえあればいつでもどこでも簡単に幸せになれるんじゃないかなぁって思ってた部分があったんですけど、いざ宝くじが当たってお金がもらえる!ってなると、これまで今日は会社行きたくないなーとか思ってた仕事も、なんなら気分転換になるし、会社で一緒に働いている人たちのことは好きだし、しばらく会わないとちょっと寂しく感じるなぁ、とか思い始めるから不思議ですよねぇ。ここだけの話、ちょっと前までは毎日同じ顔ぶれは飽きるなぁって思ってましたけど。(笑)

でも、お金って沢山あればあるほど幸せになれるってわけでもないみたいで、実際にとある研究によると、幸福度と収入が比例するのはだいたい年収1000万円くらいまでで、年収2000万円になったからと言って、年収1000万円のときの倍幸せになれるってわけでもないみたいです。

これってどういうことなんだろうと思って、僕なりに考えてみたんですけど、年収300万円の人と年収3000万円の人だと額面上10倍も違うわけで、まあ、普通に考えて10倍幸せってちょっとなんだか変な話ですもんね。だって年収が10倍も違う人たちが一緒にご飯を食べに行ったら、きっと年収多い方の人はおごってあげなきゃって気持ちにもなるだろうし、低い方の人は人で、この人年収多いからきっと奢ってくれるだろう、奢ってくれるに違いないって口には出さなくても密かに期待してたりしそうですよね。そうなってくると、年収多い人の方はその期待を裏切ってしまうと、ケチだと思われそうですし、せっかくそれなりにお金があるのに周りからケチだと思われるのなんて心外ですし、そんなリスクを背負うくらいなら多少の金額奢ってしまった方が得策であるって考えるはずですよね。

ってなると、年収が増えてば増えるほどきっと人に奢る機会も増えるだろうし、部下とかそういう縦組織の下に配属される人もどんどん増えていくだろうし、奢ってもらうことだけを目的に一緒に飲みたがる人も出てきちゃったりして、そんなに一緒にいて楽しいわけでもないのに、なぜかその人の分まで飲み代を支払うハメになるなんてこともきっと日常茶飯事なんでしょうね。つまり、お金が増えれば増えるほどケチだと思われる場面も増えちゃうし、お金目的で近づいてくる人もいるだろうから、お金が増えた分、人生って余計にややこしくなるような気がしてます。

そうなると、確かにたくさんお金を稼ぐだけだとそんなに幸せになれないような気もしますし、僕もうっかり宝くじが当たったなんてことを周りの人に教えてしまった以上、僕の顔を見ると「こいつは奢ってくれるに違いない」なんてことを周りの人も考えるようになってしまっているかも知れません。ってなると、僕も誰に奢るかをちゃんと考えないといけないし、かと言って奢らずにいてドケチだと思われるのもちょっと嫌だなって思うわけで…。

そう考えると、ちょうどいい収入ってやはり研究の結果が示す通り年収800万円から1000万円くらいなのかなぁって大した根拠もなく考えちゃっています。そんなこんな考えてたら、結局、僕の場合は「お金がたくさん欲しい」っていうのが最終的なゴールじゃなくて、「なんとかして幸せになりたい」っていうのが最終的な目的地なんだろうなって改めて考えてみたりしています。みなさんはどう思いますか?お金が余るほどあっても働き続けますか?

ま、そんなちょっと難しい話はさておき、先週のマンガを見逃した方はこちらをどうぞ。1話目から読むにはこちらをどうぞ!「タイムくんの特集ページ」へはこちらから。今週も読んでくださってありがとうございました。それではみなさんまた来週!

(時田大夢)


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イラストレーター:トツカケイスケ

埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。

イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。

https://www.totsunet.com/

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「データのじかん」はThe Data Empowerment Company「ウイングアーク1st株式会社」が運営するオウンドメディアサイトです。

 

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