みなさん、おはようございます。そして僕はマンガのキャラなので別にキリスト教でもなんでもないですけど、メリークリスマスな日でもあるので、クリスマスおめでとうございます。
なんか、AIの脅威って話は数年前は「まだまだ先の話だし、そんな今気にしてもしょうがないじゃん」みたいなノリだったのに、ChatGPTとかが出てきた途端、急に現実的な感じになって、よくよく考えるとだいぶ怖いなって気がしますよね。
なので、ちょっとChatGPTに聞いてみたところ、人が感じるAIの脅威っていうのは大きく分けて、「失業の可能性」「個人プライバシーの懸念」「兵器としての利用」「意思決定の透明性と責任」「倫理的な問題」の五種類に分類されるらしいです。
って、ちょっと聞いただけで、こんな僕でもいとも簡単に問題点を整理できちゃうので、改めて脅威を感じちゃいました。特にAIが色々と意思決定した時の責任問題って、その「同意します」あるいは「実行」の意思をプログラムした人の責任になるのか、AI自体が責任を負ってくれるのかって、なかなか難しいし、そうなってくるとAIによる人間の無気力化とかもなかなか問題なんじゃないのかなって思いました。
あと、ロボット三原則を読んでると、マンガのキャラもだいたい同じような倫理観が当てはまるなぁって僕なりに共感するところがあったりします。詳しくは下記のリンクからアシロマAI 23原則についてぜひ読んでみてください。
ま、AIはもちろん脅威ではあると思うんですけど、最近僕が知った昔の実験で「Universe25」っていうネズミを使った社会動物の行動と適応に関する研究があるらしいです。これは食べ物、飲み水、天敵のいない安全で充分に広い住環境をネズミたちに提供してあげるとどんな社会を構築されるのか、っていうなかなか興味深い実験なんですよね。で、同じような実験が25回繰り返されたのでUniverse25っていう名称になっているらしいんですけど、天敵のいない環境であるにも関わらず、最終的には全てのネズミたちは絶滅してるらしいんですよね。なので、もしかしたら、AIとかそういうのに関係なく、人間って天敵のいない環境で繁殖を繰り返して今では人口が80億人を突破したほど増えているので、ここらでちょっと天敵みたいなのが現れてくれた方が秩序が崩壊しないのかも知れないなぁってこととかも最近の僕は考えてます。アシロマAI 23原則もあれですけど、このUniverse25も今後の人類に関わるのかもなぁって思ったので、興味がある方はちょっと調べてみてください。いや、AIも脅威かも知れないですけど、AIじゃない脅威も別になくなるわけじゃないので、どっちが怖いのかはよくわからないですね。ってか、今回の話は全て「よくわからないですね」って結論になっちゃいました(笑)。よくわからないってことだけはよくわかってます(笑)。
そんなわけで、今年も一年ありがとうございました。2023年は初の書籍の全国発売もできたりとか、なかなかマンガのキャラとしては成長できた一年だったんじゃないかなって思ってたりします。来年も良い年でありますように!
また二週間後にお会いしましょう。さよなら!
(時田大夢)
作者:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。
普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
作者:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。
普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
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