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【タイムくん 第197話】アグノトロジー(無知学)

         

ここがポイント:逆に言うとこの信用スコアさえちゃんとしてればオッケーなのかも!?


みなさん、おはようございます。

それにしても、世の中には知って得することもあれば、知らない方がいいこともありますよね。「知らぬがフランス(仏)」って言うくらいですから、やっぱり知らないってのはパリジェンヌ的おしゃれさやクールさがあるんじゃないかってすら思ったりする今日この頃です。ちなみに、普段なら崖があるかどうかは事前に知らなくても、遠くからでも見れば分かるはずなんですけど、歩きスマホならぬ、二宮金次郎バリの歩き読書中だった僕は危険な目に遭ってしまいました。まぁでも、あの程度の負傷で済んだのはマンガのキャラだからだろうなって心の底から思ったりします(笑)。

ちなみに、マンガのキャラの大半は、自分が現実には存在していないことを知らずに最終回を迎えちゃったりするので、マンガのキャラであることに対する自覚が芽生えて久しい僕は得した気分になる時があります。マンガだから好き勝手できるのを考えると、知らないままのキャラは僕的にはMOTTAINAIなって思って。

「無知学(アグノトロジー)」とは? 偽・誤情報や陰謀論の時代になぜ重要?

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それはさておき、最近はAIで画像でも動画でもなんでも作れちゃうので、「気をつけよう、甘い言葉とフェイクニュース」じゃないですけど、ほんのちょっと前よりも今の方が段違いに何を信じたらいいのかがわからない時代に突入しちゃった感は確実にありますよね。昔だったら写真一枚で村の人みんながUFOの存在を信じてくれたかも知れないですけど、今はUFOの写真なんていくらでもAIが作ってくれるので、それを証拠にUFOは存在するって主張すること自体ちょっとありえないですよね。ま、そんな時だからこそ、『自分が知っていること、知らないこと、意識的にやっていること、無意識のうちに判断してること』とかの違いについてもっと考えるべきなんだなって、アグノトロジーについて学びながら考えました。まぁ、その結果崖から転落したので、アグノトロジーについて学ぶことがトラウマになりそうです(笑)。

まぁ、僕くらい長年マンガのキャラをやってると、きっと作者のトツカ先生は今回のオチに悩んで、無理やり僕を崖から落とすことになったんだろうなってことはほんのり脳の片隅に浮かびますけど、どんなに大怪我をしても次のエピソードではケロリと全快するのを知ってるので、寛大な心で三コマ目を承諾しました。そう考えると、僕って作者想いなキャラですよね(笑)。

そういえば、『知らないこと、そして知らないことを知ってること、知ってることを知らないこと、知らないことを知らないこと』、みたいな話は前にも出てきましたけど、無知学っていう学問自体、知識を深めることを主たる目的とした学問の王道からずいぶん外れててちょっとイイなって僕は思ってます。あと、最近は多くのウェブサイトが広告を見ないと、あるいはログインしないと最後まで記事が読めないみたいなのが多いので、アグノトロジーの記事がそういう脱線なしで最後まで読めちゃうデータのじかんってなかなか良いサイトだなって改めて思った九月の僕でした。

それではまた来月お会いしましょう。さよなら!

(時田大夢)

Known unknownsとUnknown knowns 「知らないことを知っている」とは?

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作者:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。
普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。

https://www.totsunet.com/
Twitter | Instagram


「データのじかん」はThe Data Empowerment Company「ウイングアーク1st株式会社」が運営するオウンドメディアサイトです。

 


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