About us データのじかんとは?
普段さまざまなウェブサイトを目にしていると思いますが、自分が一番アクセスしているサイトがなんなのか、意識したことはありますか?
なにげなくスマホやパソコンを操作しているとあまり意識に上らないサイトのアクセス数ですが、Webでビジネスする上では欠かすことのできない数値です。
そこで、今回は、世界のウェブサイト月間訪問数ランキングトップ100についてご紹介いたします。
まずは世界のウェブサイトの中で月間訪問数 トップ10を見てみましょう。
1位はもちろん皆さんもご存知のグーグル。月間のウェブサイト訪問数は2位以下に大きく差をつける600億訪問と、名実ともに圧倒的な王者と言えます。
位置情報をもとに飲食店や施設を調べると近い順に並べてくれたり、最近では、飛行機やホテルなどを値段で比較して、安い順に並べて出してくれたりと、単なる検索には収まらない便利な機能を常にアップデートするGoogle検索は、多くの人にとって日常生活や仕事の上で欠かすことのできないツールとなっています。
ネットスラングとして生まれたググるや、 IT界の主力サービスをまとめて呼ぶGAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)というもワードもすっかり一般的に使われるようになりました。
2位は動画配信サイトのYouTube。最近ではテレビに変わって毎日YouTube を見るなんて人も少なくないのではないでしょうか。日本国内でも登録者数が100万人を超える人気YouTuberも増え、最近では小学生の将来の夢ランキングの中にもランクインする憧れの職業になりつつあります。
3位は、SNSのFacebook。サービスを開始した当初から徹底した実名主義を貫くことで、学校や会社関係者などリアルでつながりのある人と交流ができるのが大きな特徴で、世代問わず世界的に使われています。
日本ではあまり馴染みがないかもしれないのが、4位のBaiduです。中国のGoogleとして名高いこのサービスは、中国政府が独自開発した情報検閲システム、グレートファイアウォールによって、国外のウェブサービスが使いづらい中国国内で独自に発達したドメスティックなサービスです。人口13億人以上を有する大国のサービスゆえに今後の影響力にも注目していきたいですね。
5位以降もWikipediaやTwitter、Yahoo、Instagramなど主力のウェブサービスが並ぶ一方で、pornhub、xvideosなどアダルトカテゴリのサービスが上位に見られたのも普段語られない人間の欲望が映し出されているようで非常に興味深い結果と言えます。
続いて、主力ウェブサービスの訪問数を球の切り口で観察してみましょう。ちなみに、訪問数上位100位の訪問数の合計は約2000億訪問と膨大な値になります。
親会社別に見てみると、全体の40%以上を占めるのが、GoogleやYouTubeを要するAlphabet Incです。また、FacebookやInstagram、メッセンジャーアプリのwhatsappを提供するFacebook, Incも全体の12%を占めています。
ついで、中国のBaidu、Microsoftが並びます。
ウェブサービスの訪問数を国別に見てみると、アメリカが73.8%と圧倒的な割合を占めています。ついで中国が続きます。
一方、意外に思えるかもしれないのが、3位のロシア。ロシアのウェブサービスの中でも一際注目度が高いのが、訪問数11位のYandexです。Yandexは中国のBaiduと同様、自国内で急成長してきたサービスです。同社の開業は、Googleより早い1997年。キリル文字対応や、ロシアの気候にあわせた地図や天気アプリも重宝されているということです。
また、冷戦などの歴史的背景もあり、国内ではアメリカンサービスが倦厭されがちであることも国内サービスの成長の大きな後押しになっています。
ちなみに日本はチェコ、カナダに次ぐ6位という結果になりました。
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