About us データのじかんとは?
世界的にキャッシュレス社会になりつつある今、私たちを取り巻く環境は少しずつ便利になって生活スタイルも変化しています。しかし、諸外国に比べてまだまだ日本では現金主義社会だとも言われています。
今回は、”キャッシュレス”がテーマ。まずは、キャッシュレスの基本について語っていきましょう!
キャッシュレスと一言にいっても、現金以外の方法の総称がキャッシュレスなので、キャッシュレスには様々な種類が存在します。
まず1つ目はカード類です。主な種類として、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードの3種類があります。
日本の生活でもお馴染みのクレジットカード。
日本人のクレジットカードの保有率は世界でも高い方です。大手クレジットカード会社のJCBが行なった調査では、日本人のクレジットカード保有率は85.1%で、保有している人の1人当たりの平均保有枚数は3.2枚という結果になりました。
参考: JCB、「クレジットカードに関する総合調査」2017年度の調査結果を発表
Wikipediaには、「デビットカード(英: debit card)とは、預金口座と紐付けられた決済用カードである。 金融機関(一般的に銀行)が発行し、このカードで決済すると代金が即時に口座から引き落とされる仕組み。」とあり、日本ではクレジットカードの方がメジャーですが、デビットカードが主流の国も多いようです。
先ほども参考にしたJCBの調査結果で、デビットカードの保有率は21.5%。そして、利用率は21.5%でした。
Wikipediaには、「プリペイドカード(英: prepaid card)とは、予め入金して積み立てておく形(前払い)で一定金額の価値を有し、商品やサービスを提供してもらう権利のあるカード型の有価証券(金券)。」
とあり、前もってお金を入れておけるので使いすぎが心配な人にはいいサービスかもしれません。
・プリペイドカード(電子マネー)の種類
楽天Edy, auwallet, Suica, PASMO, Kitaca, TOICA, manaca, ICOCA, SUGOCA, nimoca, はやかけん, nanacoなど、電子カードにも数多くの種類があります。
ここで、国内でのプリペイドカードの普及枚数のデータを見つけたのでご紹介します。数枚持っている方もいらっしゃると思いますが、あなたはどのカードを使っていますか?
参考:主要電子マネー16種類の発行枚数ランキング(2017年版)!今年も発行シェア1位の電子マネーは、ダントツで楽天Edyでした。
データは少し古いものですが、2017年11月時点では楽天Edyがずば抜けて利用者が多いという結果になりました。スーパーやコンビニ、空港など使える加盟店が多いからこれだけ浸透しているのでしょう。
他に、各社のポイントカード(Tポイントや楽天ポイントカードなど)も多種多様に存在します。
これから益々伸びていくであろうスマホアプリの決済方法にも、いろんな種類が存在します。
スマホアプリの種類
LINE Pay, kyash, 楽天ペイ, Apple Pay, Google Pay, Origami payなど
お隣の国、中国ではアリペイやWeChatというモバイル決済アプリが普及していて、都市部の消費者のなんと98.3%もの人が過去3か月以内にアプリを使ったモバイル決済を利用したと答えたそうです。中国では、かなりキャッシュレス化が進んでいるわけですね。
参考:モバイル決済「アリペイ」日本版に注目、何がすごい?中国発キャッシュレス経済:2018急上昇ワード
中国のキャッシュレスが進む背景には、様々な要因が考えられますが、よく言われているのは偽札が多いから、店員がわざわざ本物のお札かどうか確認しないといけなかったという理由もあって、便利なアプリの決済に移行したとも考えられています。偽札が横行していない日本で暮らす私たちの感覚とは全く違うのでしょう。
そして、中国で流行っているシェアリングエコノミーの波。例えば、シェアサイクル、シェアジム、シェアカーなどのサービスも、すべてアリペイアカウントを登録することが最初のステップです。それだけ、モバイル決済が生活に入り込んでいるのが中国の今です。
なんでもかんでもスマホで決済している様子が分かりやすい動画を発見したので、ぜひご覧ください。
お隣中国ではこうしてほとんどのものがスマホで買えてしまうようですが、ここ日本はまだほとんどの人が現金を持ち歩いていますよね。
では、なぜ日本ではキャッシュレス決済が浸透していないのでしょうか。
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