About us データのじかんとは?
「空き家問題」について耳にする機会が近年増えてきていますが、少子高齢化や地方都市の過疎化、人口減少などの影響を受け日本全国の空き家率は上昇する一方です。
空き家調査は1963年から3年ごとに実施されていますが、2015年に発表されたデータによると空き家数は過去最高の820万戸となり、これは全国の13.5%に相当します。1988年当時は394万戸でしたが、2008年には757万戸となり、およそ20年で2倍になった計算となります。空き家率も1998年に10%を超え、それ以後も増加が続いています。つまり、空き家問題は深刻化しているのです。
空き家と言うと「売れない、貸せない、壊せない」の三重苦と言われることもあり、空き家のまま状態が悪化し、人が住めるような状態ではなくなった物件に対して、所有者が固定資産税を支払い続けている、という状況も珍しくありません。不労収入の代表的な手法と言えば不動産投資ですが、不動産投資家の多くは空き家を対象としておらず、不動産投資市場が活性化したとしても問題の解決には結びつかないのが現実です。
そんな中、問題だらけに思える空き家を投資対象とし、驚きの手法で利益を上げている投資家もいます。「問題があるからこそ、それを解決した対価としてお金がもらえる」と話すのは空き家を専門とした不動産投資会社、株式会社ベルの代表取締役 礒崎和彦氏です。わざわざ空き家問題に真っ向から勝負を挑むのはなぜなのか、空き家問題の解決を目指しながら投資を成功させている礒崎氏のやり方について株式会社ベルがオフィスを構えるGINZA SIXのWeWorkオフィスにて話を聞きました。
普通の不動産投資は問題がない物件に投資を行います。
問題をできるだけ避けて高利回りを実現させるのが不動産投資の全体の9割じゃないかと私は思っています。私たちのやり方は逆で、問題がある物件こそ引き受ける、という形の不動産投資です。普通の不動産投資のやり方では、内見を行う際には雨漏りや床の傾き、シロアリなどの問題がないかどうかを必ずチェックしましょう、見落としがないようにチェックリストに沿って、注意深くそれらの問題を避けましょう、と教わります。
私たちの場合は、逆にそれらの問題は全て買う理由となります。ビジネスというのは世の中の何かしらの問題を自分が引き受けて解決するからこそ、その対価としてお金がもらえるわけです。それこそがお金稼ぎの基本だと私は考えています。不動産投資も同じです。問題を引き受けるからお金がもらえるわけです。問題は避けたい、だけどお金だけ欲しい、というのは成立しないですよね。
問題を避けつつ高利回りを、というのは誰しもが考えることですから、資金力の勝負になりがちです。そうなると資金力のある人が圧倒的に有利です。資本力を武器にした資本主義のゲームです。でも、そもそも普通のサラリーマンで不労所得を得たいと考えている人はお金に問題があるから不労所得を目指しているわけです。このゲームに参戦したところで資金力のない個人が勝てるわけがありません。なので、普通の不動産投資は普通の人には難しい、と私は考えます。資本力で勝てないのであれば、知識と経験と知恵で勝負するしかありません。つまりそれが問題解決能力です。そうなると投資対象は問題がない物件ではなく、問題がある物件、という風に切り替わります。しかし、問題がある物件を購入して問題が解決できないのであれば、ただ単に問題を抱えにいってしまっただけなので、その問題を解決するためのノウハウを不動産投資を始める前に習得する必要があります。
問題解決能力を身につけて、問題解決型の投資をぜひみなさんにやっていただきたい、と思い、セミナーを開催したり、こうした取材を受けたりすることで、自分の考え方を広めようとしています。資本主義のゲームを資本家と戦ったところで勝ち目はないので、それは賢い選択とは言えません。個人投資家が不動産投資で戦うなら、まずは学びましょう、自分を成長させましょう、その成長がキャッシュフローをもたらしてくれるような投資を心がけましょう。しかもそれは社会が急務としている能力でもあるわけです。
空き家というのは問題があるから空き家のままです。であれば、その問題を解決できる投資家になれば良いわけです。具体的に言うと、リフォーム費をいかに安くするか、という部分、リフォーム後にその家をどう活用するか、の戦略の部分、この2つがとても重要となります。
株式会社ベル 代表取締役
礒崎和彦氏
神奈川県藤沢市出身
中央大学 商学部 商業・貿易学科 卒業
アメリカ モンタナ州立大学 会計、税務、法律、監査等の関連単位取得
大学卒業後、株式会社リクルートにて新規開拓営業マンとして従事し、事業部トップの営業成績を残す。その後、IT業界に転職。どんな事業を行うにしても、新規営業、会計、ITが非常に重要であるという認識の下、この3つを意識しながらキャリアを形成。2006年10月まで一般企業のサラリーマンとして勤務。2006年11月より独立。たとえ営業力、会計力、IT能力があっても、修羅場で絶対に逃げ出さない精神力が必要であるという認識のもと、資金も、事業経験も、何もかもがない中でまずは自力で生き抜く強さを身につけるため、インターネット事業に着手。元手資金ゼロから富を生み出すプロセスのみに徹底的にこだわり、とにかく生き抜く底力の獲得に注力。その結果、コストを一切かけない方法のみで、しかも仕組み化によってアフィリエイト月収200万円以上を達成。そのかたわら、より良い不動産投資とはどんな形かを10年間模索。その結果、問題解決型不動産投資が良い成果を出せると確信し、廃墟の空き家を安定した高収益に変える投資手法を習得。元・ライブドア社長、堀江貴文氏(ホリエモン)と共同で不動産投資会社を設立し、代表取締役に就任(現在退任)。
株式会社ベル 代表取締役
礒崎和彦氏
神奈川県藤沢市出身
中央大学 商学部 商業・貿易学科 卒業
アメリカ モンタナ州立大学 会計、税務、法律、監査等の関連単位取得
大学卒業後、株式会社リクルートにて新規開拓営業マンとして従事し、事業部トップの営業成績を残す。その後、IT業界に転職。どんな事業を行うにしても、新規営業、会計、ITが非常に重要であるという認識の下、この3つを意識しながらキャリアを形成。2006年10月まで一般企業のサラリーマンとして勤務。2006年11月より独立。たとえ営業力、会計力、IT能力があっても、修羅場で絶対に逃げ出さない精神力が必要であるという認識のもと、資金も、事業経験も、何もかもがない中でまずは自力で生き抜く強さを身につけるため、インターネット事業に着手。元手資金ゼロから富を生み出すプロセスのみに徹底的にこだわり、とにかく生き抜く底力の獲得に注力。その結果、コストを一切かけない方法のみで、しかも仕組み化によってアフィリエイト月収200万円以上を達成。そのかたわら、より良い不動産投資とはどんな形かを10年間模索。その結果、問題解決型不動産投資が良い成果を出せると確信し、廃墟の空き家を安定した高収益に変える投資手法を習得。元・ライブドア社長、堀江貴文氏(ホリエモン)と共同で不動産投資会社を設立し、代表取締役に就任(現在退任)。
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