About us データのじかんとは?
8月も下旬になると夏の終わりを感じてなんだか寂しい気持ちになりますね。
まだまだ暑い日が続いており、筆者は夕方になると鳴き始めるヒグラシに哀愁を感じておりますが、みなさまはどのような夏休みを過ごされたでしょうか?
ヒグラシの鳴き声は、日本の夏の象徴として、詩や小説、映画などの文化的な作品にもよく取り上げられ、夏の風物詩として涼しさや季節の移り変わりを感じさせてくれますよね。
それではまず、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!
データのじかん週報では、データのじかんの編集部内で会話されるこばなしを週1度程度、速報的にお届けしています。2023年8月のデータのじかん週報では、7月に発表された国の資料について主筆の大川が独自の視点でポイントを解説。ある側面でGDPよりも重要な指標となるSNAや、まるで物語の魔法の設定のような「科学を俯瞰するための前提」についても語ります。
・知ってる?国のデータの基礎「SNA」。まるで物語。科学を俯瞰する「前提」とは?–データのじかん不定期週報2023/8/16付
データによる意思決定や経営判断が企業にとって欠かせない時代になり、BI(ビジネス・インテリジェンス)という言葉になじみのある人も増えているのではないでしょうか。では、この「BI」という考え方は、いつごろからビジネスシーンに登場するようになってきたのか。BIがどのような背景で生まれ、現在のように身近な存在になってきたのはいつごろなのかを改めてまとめてみました。
・進化のステージは、いよいよ第4世代へ!? BI(ビジネス・インテリジェンス)ツールの歴史を探る
消費税計算の仕組みを抜本的に変えるインボイス制度。そして2024年から本格運用となる改正電子帳簿保存法(電帳法)。一体、何がどう変わるのでしょうか。『60分でわかる! インボイス&消費税 超入門[令和5年度税制改正対応版]』『60分でわかる!電帳法&経理DX 超入門』の著者である税理士 土屋裕昭先生に、基本的な知識から具体的な対処法まで、経理DX・文書情報管理領域を専門とするウイングアーク1stの西村和史が聞いていきます。
・\とっても易しく/「60分でわかる!インボイス&消費税超入門 電帳法&経理DX超入門」の著者 税理士 土屋先生に聞く”インボイス制度・改正電帳法”
「Community Led Growth」(CLG)とは、企業やブランドがコミュニティを中心とした成長戦略を採用するアプローチのことで、顧客やユーザーのコミュニティが製品やサービスの成長と革新の主要な駆動力となることから関心が高まっています。今回のタイムくんでは、このCLG (Community Led Growth)について、漫画でおもしろおかしく紹介します。
・【タイムくん 第155話】CLG (Community Led Growth)
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2023.08.16 公開
7月25日に行われた内閣府経済社会総合研究所ESRI政策フォーラム「新しいGDP基準:2025SNAに向けて」では、非常に興味深い資料の数々が並んでいます。これはデータ活用者にとって必見レベルです!ただ、SNAというものをどれだけの人が知っているのかは分からないですね。
SNAはさまざまな統計データの「基礎」になりうる、極めて重要な指標となります。ざっくり表現すると「日本の経済活動の全てを一つにまとめる」ことを目的としています。
多くの人が気付いていないのですが、国際的な経済状況や成長率の指標としてよく用いられる「GDP(国内総生産)」は、SNAの一部の「内数」に過ぎません。具体的には、GDPはSNAのように産業別の付加や価値、もっと言うと社会資本を含むストック面の金額を表していません。これ、実は恐ろしいことなのです。
2023.08.16 公開
そもそもBIとは、「Business Intelligence:ビジネス・インテリジェンス」のことで、この言葉は、1958年にビジネスインテリジェンスの父とも言われるIBM研究所のハンズ・ピーター・ルーン氏の提唱によって誕生したもの。その後1989年に、米ガートナーのバイスプレジデント 兼 ガートナー フェローのハワード・ドレスナー氏が「(専門家でない)誰もがデータを分析し、分析結果を業務(意思決定)に生かすこと」と、BIの概念を定義したと言われています。現在のBIは、ほぼこのドレスナー氏の定義したものの延長線上に発展してきたと言ってよいでしょう。
平たく言えばBIは、「さまざまなデータを分析し、経営戦略立案や意思決定支援を行う技術」であり、BIツールはその機能を備えたソフトウエアということになります。これも最近は、クラウドサービスとして提供されているものが多くなってきました。単独のコンピュータ上にあるデータから、外部のさまざまなシステム上にあるデータベース、そしてBI分析に特化したデータウエアハウス(DWH)との連携によってBIがその世界を広げてきた歴史を振り返れば、このクラウド化はむしろ自然であり必須の進化だといえるでしょう。
続いて、現在世の中にあるBIツールの機能を見ていきましょう。機能は、大きく3つに分けられます。
2023.08.18 公開
2023年10月から、いよいよインボイス制度が本格運用開始となります。消費税計算の仕組みが変わり、これまで免税事業者だった小規模事業者も、原則的に課税事業者に転換することになります。また、請求書の発行・受理だけでなく、経費精算の要件も大きく変わります。これまでクレジットカード払いの経費を簡易的に明細書で処理していたという方も、これからは改める必要が出てきそうです。さらに、2024年1月に改正電子帳簿保存法(電帳法)の本格運用が始まると、電子データでやりとりする請求書の保存方法が、厳格にチェックされるようになります。
実は、ビジネスパーソンばかりか多くの生活者に影響が及ぶ2つの法制度。税理士の土屋裕昭氏、文書情報管理プロである西村和史氏が、基本的な知識を確認しながら、いま取るべきアクションは何かをとっても易しくひもといていきます。
2023.08.14 公開
どんな人もお気に入りのモノってあると思うんですけど、「お気に入りのモノを自分だけの秘密しておきたい」っていう気持ちと、「いやいや、そうは言ってもこんなに良いモノを独り占めしておくのももったいないし、同じモノを気に入っている人たちとその良さを存分に分かち合いたい」って気持ちが同時に存在しちゃいますよね。
その背反する気持ちにいつもジレンマを感じてるんですけど、最近はお気に入りのモノが売れないとなるとあっという間に市場から消えてしまったり、プレミアがついて手の届かない金額になっちゃたりすることが多かったりするので、やっぱり独り占めは良くないし、なんなら気に入ったものは同じ機能性でも別の色のやつも集めちゃおうかなって思うようになりました。全色揃えたいという収集癖なのか、いわゆる大人買いもやっちゃったりすることもあるんで、そんな時に、僕も新米社員ながら大人になったなぁってしみじみ感じちゃいます。
データのじかんの大川が「主筆の週報」として上司である野島編集長への週次レポートをメルマガで公開!
経済産業省の産業構造審議会総会があり「新機軸・第2次中間整理」が公表されました。
これからの産業振興の方向性がまとまっている重要な資料です。
同じく経産省から「生成AI時代のDX推進に必要な人材・スキル」が公表されました。
従来のスキルではなくマインド・スタンス、、「問いを立てる力」「仮説を立てる力・検証する力」が必要だと言っています。
経済産業研究所「DXが生産性と企業内の資源再配分に与える影響」が公表されました。
「社内でのビックデータの活用が生産性向上につながらない。サプライヤーとのデータ共有は生産性向上につながる。カスタマーとのデータ共有は生産性に負の相関を持つ。」「兼任CIOは生産性向上につながるが、専任CIOは生産性向上につながらない。CIOの有無はIT投資の効率化と関係ない。」など興味深い内容になっています。
2つイベントがあるので告知させて下さい。
1.8/28(月)18:30から弊社オフィス(六本木)にて、
データのじかん・サービス創新研究所共催「ドラッカーの5つの質問」ワークショップがあります。
お酒と軽食を採りながら知らない人同士でもワイワイと大変楽しいワークショップとなっています。
初めましての方、大歓迎ですのでお気軽にご参加ください。無料です。peatixでの申し込みが必要です。
2.一般社団法人エッジプラットフォームコンソーシアム「EPFCシンポジウム2023夏」が開催されます。
対談もしたスイッチサイエンス高須さん、プロトアウトスタジオ菅原のびすけさんが講演されます。
参加費3000円です。
今回のタイムくんでは、CLG (Community Led Growth)について紹介させて頂きました。
筆者はコロナ禍でブームになったキャンプにハマっているのですが、キャンプギアも色んなメーカーが類似品をリリースしていることもあり、いつも選ぶのに苦労しています。
選ぶ事が好きな人にとっては、これもキャンプの一環として楽しめるのでしょうが、インターネットで検索するとアフェリエイトで拡販しているものばかり選定されてしまい、品物を調べているうちに眼精疲労で疲れてしまい結果先送りにする・・というのが筆者のあるあるになってしまってます。
テントやタープなどある程度大きいものになると使用感を確認したく、YouTubeなどのユーザーレビューがとても参考になるのですが、質感や色合いとかはデジタル化が進んでもUX(ユーザーエクスペリエンス)を得るのはどうしても難しく、店舗に赴いて確認するしかないと感じています。
CLGといったコミュニティは、実際に使用しているユーザー同士による情報共有の場なので、なかなか知り得ない微妙な情報も得られそうですが、センシングにおいての「触感」を伝えられるようになるのはまだまだ先になりそうな気がしています。
キャンプは屋外で衣食住を手早く行いたく、あんなものやこんなものがあったらいいなって想像が沸いてくるので、メーカー側にとってもCLGはこの上ないマーケティングの場に活用できるのではないか?と思います。
それでは次回もみなさま、どうぞ「データのじかんNews」をよろしくお願いいたします!!
(畑中 一平)
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