About us データのじかんとは?
桜は見ごろを迎えている時期でもありますが、新緑の季節、自然は息吹を取り戻し、若葉も日々の光に輝いて見えますね。
この時期は暑すぎず寒すぎず、屋外活動に最適な気温なので、ハイキング、ピクニック、バードウォッチングなど、多くのアウトドア活動には絶好の時期です。
公園や山々の鮮やかな緑の風景、自然とのふれあいはストレスを軽減し、心身のリラクゼーションに寄与してくれので、メンタルヘルスにも良い影響を与えます。
みなさんも近所の公園にでもお出かけしてみてはいかがでしょうか?
それではまず、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!
2024年2月13日、14日の両日、ホテル椿山荘東京において、Manufacturing Japan Summit 2024が開催されました。2日目には、株式会社無駄代表取締役社長の藤原麻里菜氏が講演を行いました。藤原麻里菜氏は、「無駄なもの」をひたすらつくり続けているコンテンツクリエーターです。2013年からYouTubeチャンネル「無駄づくり」などで自作した「無駄なもの」を紹介しており、その数は300を超えています。取り組みは世界的にも注目されており、2018年には台湾で「無駄づくり展」を開催し、2万5000人以上の来場者を記録。また、総務省のイノベーション助成金に採択され、『Forbes JAPAN』の「世界を変える30歳未満の30人」の1人に選出されるなど、作品と創作物、さらにはその「ものづくり」への考え方で高く評価されています。毎日、「無駄」をつくり続けている同氏が、ものづくりの本質ともいえる楽しさと、創作のコツを語りました。
・無駄づくり発明家が説く「ものづくりの本質」とは–Manufacturing Japan Summit 2024 イベントリポート
「データのじかん」の新特集、「World DX Journal」へようこそ!世界中で巻き起こるデジタル変革(DX)のリアルな声を、まるでそこにいるかのように届けます。報道におけるバイアスをそぎ落とし、生の一次情報を根拠に、日本から世界のDX動向をリアルタイムでキャッチ。読者のみなさん、各地のデジタル最前線の情報を通して、世界がどんな風に様変わりしているのか、目撃してみませんか?情報をシェアするだけじゃない、世界を「読む」ことで、これからを生きるヒントを一緒に探していきましょう。さあ、この冒険に、あなたも参加しませんか?第5弾はアメリカ アトランタ在住のデータのじかんFRIENDの原田朋さんがレポート。
・アメリカの保険とテクノロジー–世界の一次情報からDXの光を照らす「World DX Journal vol.05」
2024年度もスタートし、DXやデータ活用に取り組むビジネスパーソンの皆さんも多忙な業務に追われているのでは? そんななかでなかなか自分の勉強の時間を取れないという方もいらっしゃるでしょう。一方、情シスやIT担当者には自己研鑽の文化が根付いており、『リスキリングに関する企業の意識調査』(帝国データバンク)でも、情報サービス業界はリスキリング取組割合が67.5%で「広告関連」(69.2%)に次ぐ2位に位置付けられています。本記事では、そんな方々に代わってキュレーションを行った、有効な去年(2023年)公開された記事5選と2024年注目すべきIT・データ活用関連のインフルエンサー5名をご紹介します。
・【2024年版】IT担当者・情シスが読みたい記事、注目すべきインフルエンサーを紹介!
企業や組織の情報戦略を担当する「CIO」は、IT(情報技術)の戦略、システム導入、IT関連の経営方針や資源の最適化などを統括する重要な役割を持つ役職です。近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)が経営課題として注目される中、CIOの役割はさらに重要となっており、ITだけでなくビジネス全体の戦略や方向性に影響を及ぼす存在として位置づけられています。そんな中、今回は悩めるCIOのために、2024年5月14日と15日に開催される、日本の情報システム部門の統括責任者が集うITリーダーのための首脳会議「CIO Japan Summit 2024」について紹介します。
・CIO Japan Summit 2024/CISO Japan Summit 2024|日本のITリーダーたちが描くデータが紡ぐ社会とは?
みなさん、2025年は何の年でしょうか?大阪万博が開催される予定の年、と答える方は多いでしょう。また、DXに造詣の深い方ならば「2025年の崖」というフレーズが思い浮かぶかもしれません。しかし、今回取り上げたいのは2025年が「昭和100年」だということです。そしてそれは「昭和100年問題(2025年問題)」を引き起こす可能性が指摘されています。本記事では、昭和100年問題とは何かについてY2K問題も取り上げて解説し、今後どんな問題があるのかについてもご紹介します。
・Y2K問題再び!? レガシーシステムを混乱させる「昭和100年問題(2025年問題)」とは?
2020年2月13日、14日の両日、ホテル椿山荘東京において、Manufacturing Japan Summit 2024が開催されました。初日では、株式会社テルミック代表取締役の田中秀範氏が講演を行いました。愛知県で金属部品加工を手がける同社には、年間で1800社を超える企業が見学に訪れているそうです。目的は、同社のDXと働き方改革における目覚ましい成功の要因を知ることです。社員164人(2024年1月現在、海外子会社含む)の約7割が女性。さらに平成生まれが110人以上だそうです。日本の製造業には珍しいダイバーシティ経営と若さを可能にした、同社の企業改革の取り組みとは、いったいどのようなものなのでしょうか。
Peppol(ペポル)とは、電子取引(e-Procurement)のための国際的なフレームワークです。主にビジネス間(B2B)やビジネスと政府間(B2G)の電子文書交換を容易にします。Peppolの目的は、異なるシステムや標準間での互換性を確保し、電子文書の送受信を標準化することにより、国境や業界を越えた取引の効率化と透明性を向上させることにあります。今回のタイムくんでは、このPeppol(ペポル)について紹介します。
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2024.04.10 公開
藤原氏は「何かにぶつかるたびに悪態をつくヤンキー掃除ロボット」「スマホに装着して撮影すると指を出して写真を台無しにするインスタ映え防止装置」「Web会議画面にフリーズ状態を示すローティングサークル(実は画面前の工作物)を示してオンライン飲み会を抜け出せるマシーン」「ゴミを組み立てるプラモデル」など、ユニークな作品を3Dプリンタなどでつくり上げては動画にしています。
一見してお金には結びつかなさそうな活動ですが、実際には企業から「無駄なものをつくってほしい」との依頼が舞い込み、会社として仕事になっているそうです。同氏は「無駄なものをつくってお金をもらえるという、資本主義の『バグ』がある」と言うが、もうけを目指したわけではなく、好奇心によって駆動される活動には、ものづくりの本質が潜んでいます。
2024.04.12 公開
アメリカの日常生活で必要なコストのうち、大きな割合を占めるもののひとつに、自動車保険があります。保険料を決める指標は、保険会社によって異なりますが、近年ではUBI(Usage Based Insurance)プログラムと呼ばれるデータを活用して保険料を決めているサービスもあり、利用者は年々増えています。UBI型の保険の市場は、2028年には800億ドルになるという予測もあります。(Auto industry news. MarketsandMarkets)今回はそうした自動車保険のデータ活用についてお伝えします。
2024.04.11 公開
「いきなり批判記事か」
そう思われた方こそぜひ、実際の記事に目を通してみてください。デジタル庁の公式サイトが公共のサービスとしてどのようにデザインやWebアクセシビリティを工夫しているのかを@mu_tomoya氏が解説するのがこの記事です。
アクセシビリティの高いモダンなサイトとはいかなるものなのかが、デジタル庁noteやwappalyzer(Webサイトで使われている技術を表示してくれるアドオン)とともに平易な言葉で紹介されており、タイトルとは裏腹に前向きに学習を進める後押しとなるはずです。
2024.04.09 公開
「CIO Japan Summit 2024」は、環境や時代の変化に合わせて進化し続ける経営課題に焦点を当て、競争力を強化し課題解決へ導く事業戦略の支援を目的としています。講演を通じて最新の情報や知識を学ぶだけでなく、One-to-One meetingsを通じて企業間の成長を促す連携の可能性を探ることもこのイベントの目的です。
このイベントは、2024年5月14日(火)と15日(水)に、東京都文京区のホテル椿山荘東京で開催されます。今回で17回目を迎えるCIO Japan Summitでは、講演者14名と、企業のIT部門責任者やIT関連サービスを提供するソリューションプロバイダーが一堂に会し、「密な連携と多様な視点」をテーマに現在の市場環境下での課題やビジネスチャンスについて議論します。
開催中は、講演、ディスカッション、One-to-One Meetings(商談会)、およびお食事交流会を通じて、現在取り組んでいる課題や問題の解決を図りつつ、国内有数の企業のCIOやIT・情報システム部門の統括責任者との繋がりを深める絶好の機会となります。
2024.04.10 公開
昭和100年問題(2025年問題)とは、昭和元年(1926年)から数えて100年目に到達する2025年、「年」の情報を昭和換算・2桁で処理している古いシステムが誤作動を起こすことへの懸念を指します。
2桁までしか処理できないシステムが3桁目を迎えたとき、3桁目の数字(1)は切り捨てられ「00」となります。すなわち、1926年からの積み上げで運用されていたシステムに齟齬が生じることで、下記のような問題が引き起こされることが予想されるのです。
・エラーによるシステム停止
・年数を基準にした印字や帳票処理のミス
・データ処理・保存の規則の混乱
2024.04.10 公開
テルミックは「ものづくりのエンターテイナー」をキーワードに、金属部品加工における見積もりから納品までを、一貫生産方式で担う生産スタイルで成長を続けている企業です。愛知県・豊田市に近い刈谷市に拠点を置く同社は、大手自動車/航空機部品関連メーカーを主要な顧客として、多彩な顧客のニーズに合わせた金属加工製品を提供してきました。同社の田中秀範代表取締役は、35年前の創業当時をこう振り返ります。
「営業活動は、朝8時から夕方5時まで顧客先のロビーで粘って担当者と会話し、ゴルフの話などもしては親密な関係をつくり。その後、自社に帰って仕事の手配をするのが普通の毎日でした」(田中氏)
2024.04.08 公開
怪獣系のキャラの名前にはガギグゲゴが入ることが多いらしいんですけど、妖精系のキャラの場合って、なんかパピプペポな印象ですよね。ちょっと理由はわからないですけど、ペポルって語感にはそこはかとない妖精キャラっぽさを感じずには居られない年齢に差し掛かってきたような今日この頃です。これもきっと春のせいなのかなって思いますし、春だけにとにかく眠いです(笑)。ま、眠いのは年中ですけど(笑)。
今回は、『無駄づくり発明家が説く「ものづくりの本質」とは–Manufacturing Japan Summit 2024 イベントリポート』という記事を紹介させて頂きました。
エンジニアリングの世界に身を置く筆者にとって、「無駄づくり」とは、「売れない製品を開発すること」に当てはまるケースが多く、これは、かつての製造業の現場でよく見られていました。特に、スタートアップ企業ではその傾向が顕著でした。しかし、最近では中小企業において、自社製品の新規開発に挑戦する例がぐっと減少しています。多くの中小企業が、すでに市場に確立された販売網を持つ大手企業の製品開発の下請け業務を主な事業にシフトしてきたからです。
以前の開発現場では、製品の企画やマーケティング活動にも積極的に取り組んでいました。しかし、最近の傾向として、業務の細分化により、ルーチンワークに陥り、マンネリ化しているように感じます。これがイノベーションの減少や技術力の向上の停滞を招く一因と筆者は捉えています。
この記事の締めくくりとして紹介されている6つのポイントは、イノベーションや技術力の向上に非常に重要な考え方です。これらの考え方には深く共感し、現代のエンジニアリング業界において、新しい挑戦を恐れず、積極的にイノベーションを追求することの重要性を改めて認識しました。
そこで今回は、この6つのポイントそれぞれについて、筆者が感じたことを紹介したいと思います。
後述する内容とも関連しますが、失敗や批判を恐れていると前進することはできません。筆者は設計を行う際、絵の下書きをするかのようなリラックスした態度で始めることを心がけています。開発においては、成功と失敗の他にも、実現可能か否か、有用か無用か、大変か簡単か、といった対極の結果が待ち構えていますが、ネガティブな選択肢が選べないと誤解していることがよくあります。決してそんなことはないので、取っ掛かりは楽観的な姿勢で臨むことが重要と考えています。
エンジニアリングの現場では、開発プロジェクトを途中で中止することは珍しくありません。予算の見直しや計画の調整による中止は、避けられない場合もありますが、問題視されることは少ないです。しかし、一人の担当者が複数のプロジェクトを同時に担当する「兼務」が過重労働を引き起こし、プロジェクトが完成しないことが最も避けるべき状況だと考えます。これは開発力が低いという認識が組織全体のモチベーションを低下させてしまうからです。何よりも、プロジェクトを完遂するという成功体験がチームにとって非常に重要なのです。
組織力の向上において、開発現場では「ケーススタディ」が非常に効果的です。様々な事例を学ぶことで、試験で言うところの記述式問題から選択式問題へと、解決へのハードルが下がります。初めての課題や問題に直面した時は、原因分析から解決策を考え出さなければなりませんが、開発が10回目になると、既に用意された対策の中から選ぶことで問題を解決できるようになったりするからです。
モノやコトづくりの過程では、プログラミングやツール操作などの「スキル」が必要です。これらのスキルには流行があり、時代が進むにつれて増えていく傾向があります。そのため、スキル習得にのみ焦点を当てると、実際のモノやコトづくりをいつまでも先延ばしにしてしまうことになります。筆者は行き当たりばったりで物事に取り組んでおり、その時々に適したスキルや知識を学ぶ・・というスタンスをとっています。
習得した知識やスキルを一度きりで使うのは、非常にもったいないことです。プログラミング言語を例にとると、同じコードを10回使用することで、初めて使ったときには気付かなかったその有用性や応用方法を理解できるようになったりすることがあり、多くのエンジニアはこういうケースでモチベーションを得ています。
筆者の場合、最初から3回はやり直すつもりで設計に着手します。初回は大まかに機能やロジックを配置、2回目は全体で整合性が採れているか? 3回目には逆の視点で不整合がないか?といった感じです。当然最初は雑にわけですが、これはあえて修正や変更が柔軟に行えるようにするための配慮なわけでもあります。
それでは、次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします!
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
(畑中 一平)
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