「データ・情報は生もの！」がコンセプトのデータのじかん新企画「DX Namamono information」！ググって分かる、AIが集める情報だけでは絶対に分からないデジタル活用・DXに関する情報を、あなたに向けて全国の「体験者」の方々がご案内します！一次情報とニュースを合わせて読むと、自分事化や理解度アップも間違いなし！
都市圏では交通系ICカードが主流であり、紙の切符の使用頻度はかなり減っているように感じる。そんな中、大阪空港（伊丹空港）には京浜急行電鉄の券売機が設置されている。なぜ、交通系ICカードが主流の中、しかも関東大手私鉄の券売機が関西にあるのだろうか。実はこの券売機を活用すると、お得に京急と東京の地下鉄（東京メトロ、都営地下鉄）を利用できるのだ。
大阪空港の京急券売機は南ターミナル2階 搭乗口10番ゲート前、北ターミナル2階 搭乗口17番ゲート前にある。私は南ゲートにある券売機を使った。
券売機は京急のマスコットキャラクター「けいきゅん」の形をしている。この券売機では、一般の切符の他に、数々のお得な切符が購入できる。
私は「京急＆Tokyo Subway Ticket 72」（2100円）を購入した。この切符は京急線往復乗車券（羽田空港第１・第２ターミナル～泉岳寺）と東京の地下鉄が乗り放題の「Tokyo Subway Ticket72時間」がセットになったものだ。ちなみに、「Tokyo Subway Ticket72時間」単独の料金は1500円、泉岳寺～羽田空港第１・第２ターミナル間は往復740円である。
購入方法は少し複雑だ。最初に「すべてのお得なきっぷ」を押す。最後に表示されるのが「京急＆Tokyo Subway Ticket 72」だ。ただし、この券売機では、紙幣は1000円札しか対応していない。
券は3枚だ。このうち、2枚は京急の乗車券、1枚は「Tokyo Subway Ticket 」の引換券だ。引換券は京急羽田空港第１・第２ターミナル駅のカウンターで本券と交換する。
なお、京急の乗車券、ならびに「Tokyo Subway Ticket」は紙の切符となる。
気になるのは、どれだけお得になったか、ということだ。ここで3日間の乗車記録（京急、東京メトロ、都営地下鉄に限る）を列挙したい。
| 区間 | 運賃（交通系ICカード利用） |
| 羽田空港第１・第２ターミナル→永田町 | 649円 |
| 永田町→表参道 | 178円 |
| 渋谷→四谷三丁目 | 178円 |
| 目黒→御成門 | 220円 |
| 御成門→渋谷 | 286円 |
| 渋谷→三越前 | 209円 |
| 三越前→浅草 | 178円 |
| 浅草→羽田空港第１・第２ターミナル | 653円 |
合計は2551円で、451円得したことになる。今回はJR山手線の新大久保駅近くのホテルに宿泊したため、実際のところJR利用が多かった。それでも、元は取れた。
なお、「京急＆Tokyo Subway Ticket 」は京急の駅にある券売機では購入できない。あくまでも、外部から首都圏に行く人々に対しての切符である。
（TEXT：新田浩之 編集：藤冨啓之）
鮮度の高い情報をお届けします！「データ・情報は生もの」がコンセプトのデータのじかん新企画「DX Namamono information」！ググって分かる、AIが集める情報だけでは絶対に分からないデジタル活用・DXに関する情報を、あなたに向けて全国の「体験者」の方々がご案内します！一次情報とニュースを合わせて読むと、自分事化や理解度アップも間違いなし！
本特集はこちら
メルマガ登録をしていただくと、記事やイベントなどの最新情報をお届けいたします。
学びをシェアする
30秒で理解！インフォグラフィックや動画で解説！フォローして『1日1記事』インプットしよう！
