
ミャクぺは万博独自の電子マネーであり、クレジットカードや銀行口座からチャージをする。Visaタッチ決済対応のため、万博会場外であっても、タッチ決済対応の全国のVisa加盟店で利用できる。
しかし、ミャクぺは期限付きの電子マネーで、2026年1月14日以降は使用不可となる。使用不可となったミャクぺ内にある残高(失効残高)は、三井住友銀行で取りまとめた上で、慈善団体に寄付されるという。
「失効」と聞いて驚くかもしれないが、慌てる必要はない。ミャクぺ!サポートセンターでは、2026年1月13日まで、ミャクぺ残高に関する申し込みを受け付けている。申し込みをすると、失効残高と同額のVポイントPayギフトが送られる。
11月初旬にミャクぺの残高処理の告知メールを受け取った。
11月4日にメールが届いた
正直なところ、私はメールを受け取った際に、ミャクぺの残高処理を思い出した。
正直なところ、残額をまったく覚えていなかった
残高処理はアプリ「HashPort Wallet」(旧名EXPO2025デジタルウォレットアプリ)から行う。「ミャクぺ!」をタップし、続けて「ミャクぺ!残高失効後の申し込みはこちら」をタップする。
申し込み後もミャクぺ残高は利用できる
ここで、VポイントPayギフトを申し込むわけだが、ここで留意点が存在する。それは申し込み後も、2026年1月13日まで、ミャクぺ残高を利用できる点だ。つまり、申し込み時点の残高額が、そのままVポイントPayギフトに反映されるわけではない。
ギフトが届くまでタイムラグがある
案の定、2026年1月14日以降、「HashPort Wallet」に登録されているメールアドレスに、ギフトが届く仕組みになっている。
処理自体はものすごく簡単だった。「HashPort Wallet」をダウンロードした方は、念のため、ミャクぺの残高の確認を強くおすすめする。本来なら、SNS等でもっと告知宣伝があってもいいと思うのだが。
(TEXT:新田浩之 編集:藤冨啓之)
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