本書の中では「偽の等価性」や「人間の認知バイアス」についてさまざまな文献を参照し、その事例も紹介している他、ポストトゥルースがなぜここまで広がったのか、が「近代メディアの歴史」や「ポストモダニズムとの関係」などさまざまな切り口から分析されいるため、「ポストトゥルース」という現象を俯瞰することができます。
さらに、本書の中では私たちが真実「以後」のものを選び取らないためにどのような手続きを踏めば良いのか、というヒントも提示されています。
多くの人が、真実よりも信じられる真実らしいものを信じる今、どのように政治を、社会を動かしていくべきなのか、について少しでも思い巡らせたことがある人にとってはまさに必読の書籍ですので、ぜひ読んでみてください。
【参考引用サイト】 ・子宮頸がん|公益社団法人 日本産科婦人科学会 ・全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会 - Wikipedia ・HPVワクチン - 日本小児科医会 ・勧奨中止で死亡4000人増か 子宮頸がん予防ワクチン ・子宮頸がんワクチン、未接種でも「副作用」と同じ症状 ・Author Lee McIntyre
(大藤ヨシヲ)
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