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ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース #006:無課金おじさん世代の胸を熱くする乾電池型IoTデバイス「MaBeee」

         

まいどどうも、みなさん、こんにちは。

わたくし世界が誇るハイスペックウサギであり、かのメソポ田宮商事の日本支社長、ウサギ社長であります。暑い暑い七月が終わり、これまた暑い八月に入りましたがまたお目に書かれて光栄です。この一週間も円高・株安の影響を受けた日経平均の急落やフェンシング日本チームのメダルラッシュ、トルコの無課金おじさんの快進撃など盛りだくさんでしたが、個人的には架空OL日記がNetflixで公開されてようやく見れたことがなかなか熱い話題でありました(笑)。

特に無課金おじさんの快進撃はまさに我々中年世代に多大なる勇気を与えてくれる希望の星であり、若さや資本だけでなく、経験に裏打ちされた実力が何よりも尊いことを思い出させてくれる胸熱な出来事でした。わたくしウサギながらファンになりました。それいけ!無課金おじさん。

で、ひるがえって、テクノロジー業界でも、新しさや技術力の高さを掲げた製品で勝負を挑む企業が多いわけですが、どんな世界でも商業的あるいは文化的な成功を収めるためには「実用性が高い」あるいは、「使って楽しい」「ワクワクする」「まじウケる」「誰かにそれを話したくなる」「自分でお金を払ってでも他の人にそれを使ってもらいたい」という要素が何気に大事なわけであります。だって人間だもの。あ、いや、わたくしはウサギなのであくまで客観的な考察結果を述べているだけにすぎないのですが、そんななか、なるほどなー、その手があったか、とちょっと唸ってしまった製品が今回紹介するノバルス株式会社が開発した「MaBeee」という乾電池型IoTデバイスであります。

これは乾電池をスマホと連携させ、オン・オフなどの切り替えを遠隔操作で行う、という今時決してハイテクと呼べるほどではない技術をベースにしているのですが、MaBeeeが優れているのは技術的な部分ではなく、その使い方の提案の部分でありまして、電池で動く子供のおもちゃなどをスマホで操作可能にしてくれる、という子供にしてみれば、ちょっとそろそろこの電車のおもちゃ飽きてきたなぁ、という遊びのマンネリ化による倦怠期にあるおもちゃ群を血湧き肉躍る絶叫大興奮マシーンに瞬時に変えてくれる魔法のようなデバイスなわけです。いやぁ、これは発想の転換というか、アイデアのビクトリーというか、まさにコロンブスのたまごっち的な発明だなぁとウサギながらに心底感心してしまったわけであります。

詳しくは下記の動画をちょっと再生してもらいたいなぁと思う次第ですが、この動画に写っている子供の笑顔はおそらく演技の範疇なので、多分ですけど、つまりこれはウサギのワイルドゲスにすぎませんが、この映像内で描かれているのは実際の人間の家族ではなく、カメラに映らないところに、ステージママと呼ばれるそれぞれの子供のお母さんが待機されているかと思うのですが、そこは想像力を駆使して実際の家族のように置き換えて観察してみてもらえるとよろしいかと思います。

そして、これだけだと、子供が喜んで、お父さんがちょっと鼻高々になる、という家庭円満には不可欠ながらも、家庭外から見ると、なんならそれだけで終わってしまう話なのですが、このMaBeeを使ったサービス「MaBeee みまもりAir」を使えば、一人暮らしの高齢者などが日常的に使っている家電製品などを見守りIoTデバイスに七変化させることができる、というところまで昇華させることで、製品の対象となる年齢層を大幅に拡大している、というのもなかなか感心ポイントの高いところであり、子供の遊びだけにとどまらず社会問題の解決にまで挑んでいる、というのです!なんと素晴らしいことでしょう!しかもカメラなどで監視するわけではないので、見守られる側のストレスも最小限に抑えられ、電池型以外にもコンセント型センサーによる見守りも可能ということでかなりの精度で一人暮らしの高齢者が元気に今日という日を過ごしているのかを電話などでお互いの時間を奪い合うことなく、できるという半分優しさでできたようなサービスになっているんですね。

ま、先ほど、製品の対象となる年齢層が、という話をしたわけですが、よく考えたら、この商品の対象は、小さい子供がいる世代、あるいは一人暮らしの両親がいる世代、なのでこれってニアリーイコールないわゆる無課金おじさん世代な、わけですね。どおりでわたくしのウサギ心をギュッと掴んで離さないわけです。ちなみに、こちらのサービスは渋谷区が行う「高齢者見守りサービス」に当社の「MaBeeeみまもり電池サービス」にも採用されたそうです。今後は、こういう形の「ちょびっとIoT」がどんどん世の中に浸透していって、よりよい社会づくりに貢献してくれそうな予感しかないですね。

ところで、それとは対極的な話になってしまうかも知れませんが、最近「Winny」という映画を拝見いたしました。これが金子勇さんというWinnyというソフトを開発した天才プログラマーの話なんですが、実話に基づく話でインターネットが社会に普及していく様をリアルタイムで目撃し、WinnyやWinMXを使ったことがある無課金おじさん世代には涙なしでは見れない作品でありました。こちらも併せておすすめしておきたい所存であります。

それではまた来週までごきげんよう。あ、いえ、よく考えたら、来週はお盆休みなので連載も一回お休みになりますので、二週間後にまたお会いいたしましょう。ちなみに、ちょびっとラビットのまとめ読みはこちらからどうぞ!アデュー、エブリワン。

(ウサギ社長)

 

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