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2015年2月ソフトバンクテレコムと日本IBMは、「IBM Watson(ワトソン)」を日本で共同展開すると発表しました

IBM Watsonは、世界で初めて商用化されたコグニティブ・コンピューターです。コグニティブ・コンピューターとは、経験を通じてシステムが学習して相関関係を見つけて仮説を立て、成果から学習することができるシステムです。

つまり、情報やデータを蓄積して、経験を積み重ねることで答えの精度が向上するフィードバック機能をもった学習型コンピューターです。あのガンダムRX-78-2に搭載されていた学習型コンピューターと同じ機能を備えているのである。SFやアニメの空想上のシステムが、そのまま現実のシステムとして利用できる時代になったとも言えます。

このIBM Watsonが実現したコグニティブ・コンピューターとは、どのような仕組みで何ができるのでしょうか?その点について、少し説明したいと思います。

コグニティブ・コンピューターとは?

IBM Watsonは、米国の人気クイズ番組「ジェパディ!」で勝利して賞金100万ドルを獲得したニュースで有名です。IBM社は、Watson(ワトソン)は人工知能(AI:Artificial Intelligence)ではなく認知知能(CI:Cognitive Intelligence)であると言っています。人工知能という名前は、1956年にダートマス会議でジョン・マッカーシーにより命名されたもので、AIの定義は「人工的にコンピューター上などで人間と同様の知能を実現する技術」です。

これに対して、Watsonは自らの意思を持っているのではなく、膨大なデータを集めてこれを繰り返し学習することで回答の精度を向上、予測機能を持っているとしています。その定義は「自然言語を理解し、学習し予測するコンピュータ・システム、またはその技術」で、収集、フィードバックした情報によって推奨する回答が変わったり、その精度が変動するのだそうです。

日本語対応も時間の問題か?

冒頭に紹介した通り、ソフトバンクテレコムと提携したことでIBM Watsonは日本語対応を進めているようです。これによって、IBM Watsonを日本語で気軽に利用する日も近いと思われます。さらに、ソフトバンクロボティクスが販売しているペッパーのクラウドAIにIBM Watsonが接続されて、ペッパーの性能が飛躍的に進化する可能性も高いと思います。

さて、次回は日本企業の人工知能やロボット技術への取り組みについてお話したいと思います。一般にはあまり知られていないかもしれませんが、日本企業の人工知能技術やロボット技術は世界トップレベルの技術力と実績があります。その最先端企業の活動や今後の展開についてご紹介いたします。

[著]Wingarc1st Official The BLOG編集部
本記事はウイングアーク1st株式会社の運営するThe BLOGに掲載された記事を許可を得て掲載しています。

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