みなさん、おはようございます
つい最近のことなんですけど、外でもストレスなく仕事できるようにするにはやっぱりポケットWi-Fiとか持ってたらいいのかなぁ思い始めて色々調べてみたんですよね。なんなら、家のWi-Fiもポータブルでいいんじゃないのかなぁってのもありまして。
そしたら、月額1,500円とか激安なのがたくさん見つかって、「おお、そりゃ安い!こりゃ、乗り換えもありか」って思ったりしたんですけど、よくよく契約内容を読んでみると、月額が安いのは最初の三ヶ月だけで、それからは4,000円とか5,000円とかする上に契約期間も24ヶ月しばりとかになってて、結局は料金体系が複雑なトラップで実際はそんなに安くないんですよね。
「実質◯◯円!」と高らかに謳ってるけど、6ヶ月後の特定の日付に手書きの書類をハンコ付きで送ることによってもらえるキャッシュバックだったり、契約した時に要らないオプションが山ほどついてきて最初の1ヶ月は解約できなくて、解約を忘れると月々の請求額が上乗せになったりっていう契約がほとんどで、TCO的には大して安くならないのに手間ばっかりかかるっていう落とし穴が盛りだくさんでした。
結果、人のうっかりでアップセルを狙う的なやり方になってるなぁって思ったりした部分もあるんですよね。それを知ったら、乗り換えの手間も面倒だなってなって結局ポケットWi-Fiは要らないやってなっちゃいました(笑)。まぁ、いざという時は携帯のテザリングでもなんとかなるし、通信量に制限がない契約にすると割高だし、データ量を気にしながら使うストレスもなんだかなぁって思っちゃうタイプみたいです、僕。っていうか、いちいちいろんなことを頭の隅に留めておくとそれだけでリソースを食われるので、複雑な話はできれば避けて通りたいんですよね(笑)。忘れちゃいけないことがあるっていうのも「見えないコスト」ですよね。
なので、このTCOっていう考え方は多いに頷けるところがあって、コストってお金の部分だけじゃなくて、自分の手間とかそれについて考えたり、思い出したりする時間とかもあるんですよね。でもってそれって結局、表面上はお金は発生していないけど、立派な労務なので本来ならお金が発生してもいいと思うんです。つまり、こういう見えないコストに対しても自分の時給を加味して考えるっていうのもは、もはや大人としての身だしなみであり、社会人として必要な考え方なんじゃないのかなぁって思ったりします。余談ですが、ポケットWi-Fiがあったなら、この文章の作成とかも外のオシャレなカフェで出来たんじゃないのかなぁとか思ったりして、結局無い物ねだりが楽しい年頃なだけかも知れません(笑)。
っていうか、神様も兼業というか副業というかマルチワークな時代になってきたんですね。流行りものに常に便乗して次々に業態が変わっていくお店とかがどこの町にも一つや二つありますけど、この神様に関してはまさにそういうタイプなのかぁって思いました。なんなら、そのうち自転車でフードデリバリーの宅配員も始めそうな勢いすら感じたので、神様という崇高な見方よりも、ちょっと猜疑心を持って精神的ソーシャルディスタンスのスタンスで接するようにしようかと思いはじめてます。あ、そんな心のうちをうっかりオンラインで世界中に向けて打ち明けちゃいましたけど、どうかバチが当たったりしませんように…(笑)。
では、また二週間後にお会いしましょう。さよなら!
(時田大夢)
作者:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。
普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
https://www.totsunet.com/
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