6月に入りました。
そろそろ梅雨の足音が聞こえてくる季節ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
筆者はこの時期に咲くアジサイが実はとても好きで、庭に植えているアジサイの蕾を毎日眺めながら、見ごろを心待ちにしている今日この頃です。
この季節ならではの楽しみを見つけながら、ゆったりとした気持ちで日々を過ごしたいですね。
それではまず、今回紹介する記事をダイジェストで紹介します!!
DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む企業が増え、生成AIのビジネス活用を進める中で、セキュリティリスクが大きな課題となっています。第一回の記事では、企業が生成AIを導入する際に直面する課題を整理しました。今回はその中でも懸念される“セキュリティリスク”に焦点を当て、代表的なリスクについて具体的な事例を交えて解説します。 (・・詳しくはこちらへ)
「データのじかん」の新特集、「World DX Journal」へようこそ!世界各地で進行するデジタル変革(DX)のリアルな声を、まるで現場にいるかのようにお届けします。報道のバイアスを排除し、一次情報を基に、日本から世界のDX動向をリアルタイムでキャッチ。読者の皆さんも、各地のデジタル最前線から、世界がどのように変貌しているのかを目の当たりにしませんか?単なる情報共有を超えて、世界を「読む」ことで、これからを生き抜くヒントを一緒に見つけましょう。この冒険に、ぜひご参加ください。第16弾では、インドの世界最大のスタートアップインキュベーション施設「T-Hub」を訪れたデータのじかんFRIENDの美谷広海さんが現地からレポートします。 (・・詳しくはこちらへ)
この10年で、デザインは単なるビジュアル表現から、組織の在り方や事業構想、社会課題の解決にまで踏み込み、ビジネスの中核を担う存在へと進化してきました。フィンランド発のデジタル×デザイン×ビジネス融合型ファーム「Reaktor Japan」が主催する本イベントでは、「データのじかん」主筆であり、ウイングアーク1stのエヴァンジェリストの大川真史がモデレーターとして登壇し、デザインとビジネスの変遷を振り返り、これからの10年を展望します。 (・・詳しくはこちらへ)
2024年11月28日、あなたの「信用」が数字になった――。この日、指定信用情報機関であるCICが、初めて本人向けに信用スコアを公開する新サービス「クレジット・ガイダンス」を開始しました。スコアは200点から800点の範囲で算出され、自分の“信用”が具体的な数字として見える時代が、いよいよ本格化したのです。アメリカではFICOスコア、中国では芝麻信用といった信用スコアがすでに社会に深く浸透しています。日本もついにその流れに乗り始めた今、私たちの暮らしはどう変わるのでしょうか。 また、信用が可視化されることにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。 (・・詳しくはこちらへ)
本記事では、ペットが孤独・孤立問題の解決にどのように寄与するかを考察しています。犬の飼育数は減少傾向にあるものの、1頭あたりの支出は増加しており、ペットが「家族」の一員として位置づけられていることが示されています。また、ペットとのふれあいがストレス軽減やウェルビーイングの向上に寄与し、飼い主同士の交流を促進することで、コミュニティ形成にもつながる可能性があると述べられています。 (・・詳しくはこちらへ)
今回の「ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース」では、ウサギ社長が「口笛が吹ける人は実は3割程度!?」というテーマで、口笛に関する調査結果や研究を紹介しています。福井大学の調査によれば、約3分の1の人が「口笛で曲を吹ける」と回答。また、国内外で口笛の大会や教室が開催されていることも取り上げ、口笛の奥深さを探っています。記事は、口笛が吹けない人へのエールも込められた内容となっています。 (・・詳しくはこちらへ)
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2025.05.27 公開
生成AIの導入が進む中、企業が直面している最大の課題の一つが「セキュリティリスク」です。前回で生成AIの業務活用に関する現状が語られた本シリーズの第2回では、より具体的なリスク事例と、それにどう対処すべきかが掘り下げられています。
記事では、ChatGPTに機密情報を入力したことで社内情報が外部に漏洩したサムスン電子の事例をはじめ、「プロンプトインジェクション」と呼ばれる攻撃手法や、AIが事実ではない情報を出力する“ハルシネーション”の危険性、さらには偽音声・映像によるディープフェイク詐欺や、生成AIを悪用したサイバー攻撃の高度化といった、多岐にわたる脅威が紹介されています。
一方で、これらのリスクを“正しく理解し、適切に管理すれば”生成AIは強力な武器にもなり得るとし、企業が今まさに取り組むべき対策として、社内ガイドラインの策定、従業員への教育、アクセス管理の強化といった「人」と「システム」の両面からの対応が提案されています。
実務目線の豊富な事例を交えながら、現場で本当に必要な視点を提供してくれる一編。生成AIを安全かつ効果的に活用したいと考えるビジネスパーソンにとって、見逃せない内容となっています。
2025.05.27 公開
インドのデジタル変革(DX)の最前線を追う「World DX Journal」第16回では、世界最大級のスタートアップインキュベーション施設「T-Hub」に焦点を当てています。テランガナ州ハイデラバードに位置するT-Hubは、州政府、教育機関、多国籍企業、投資家と連携し、スタートアップ企業への支援を行っています。2022年6月に開所された新施設「T-Hub2.0」は10階建ての巨大なビルで、2,000社以上のスタートアップが利用しています。
記事では、T-Hubの施設紹介だけでなく、隣接する巨大なメイカースペース「T-Works」についても触れられています。T-Worksは、CNCルーターやレーザーカッター、3Dプリンタなどの設備が充実しており、試作・開発・製作を行える共有の作業スペースとして、スタートアップのものづくりを支援しています。
また、筆者はインドのスタートアップシーンの盛り上がりについても言及しています。2016年に開始された政府の「スタートアップ・インディア」イニシアチブの下、2023年6月にはスタートアップ数が10万社を超え、ユニコーン企業の数も米国、中国に次いで世界第3位となっています。このような背景から、インドは今後、イノベーションの台風の目となる可能性があると述べられています。
本記事は、インドのスタートアップエコシステムの現状と可能性を、現地からの一次情報を基に詳しく紹介しており、DXの潮流を理解する上で貴重な内容となっています。
2025.05.31 公開
2025年6月6日に開催される「Reaktor Japan Digital Doers Community #10」は、過去10年間のデザインとイノベーションの進化を振り返り、今後の展望を探るセミナーです。フィンランド発のデジタル×デザイン×ビジネス融合型ファームであるReaktor Japanが主催し、デザインが単なるビジュアル表現から組織の在り方や社会課題の解決にまで踏み込む存在へと進化してきた過程を探ります。
イベントでは、i.schoolエグゼクティブ・フェローの横田幸信氏、Reaktor Japan CEOの井上準之介氏、ウイングアーク1stのエヴァンジェリストである大川真史氏が登壇。鼎談セッションやインプットセッション、参加者同士の対話セッションを通じて、デジタルとデザインの融合がビジネスに与える影響や、今後10年に向けた課題と展望について深掘りします。
デジタル技術と人間中心のデザイン思考を組み合わせることで、企業や組織は単なる機能提供を超え、感動や納得を生む価値提供へと進化することが可能になります。本セミナーは、デザインとイノベーションの未来を考える上で貴重な機会となるでしょう。
2025年6月6日開催セミナー|「デザインとイノベーション」10年を振り返る–Reaktor Japan Digital Doers Community #10|デジタル×デザイン×ビジネスの融合を再考する
2025.05.29 公開
2024年11月、指定信用情報機関のCICが本人向け信用スコアサービス「クレジット・ガイダンス」を開始しました。個人の信用状況が200〜800点で可視化され、スコアはクレジットカード利用やローン返済など5つの項目(支払い状況、残高、契約数、契約期間、申込件数)をもとに統計的手法で算出されます。最大4件までの算出理由も提示され、AIによるブラックボックス処理は行われません。
スコアの確認は、オンライン(500円)または郵送(1,500円)で申請可能。企業がスコアを閲覧できるのは、申込者の同意があり、かつ導入企業である場合に限られます。用途は与信審査に限定されており、利用者は「オプトアウト制度」でスコアの提供停止も選べます。
信用スコアの活用は利便性を高める一方、プライバシー保護や情報管理の重要性も問われています。
2025.05.26 公開
コロナ禍は社会に計り知れない打撃を与えました。社会を分断し、人と人のつながりを希薄にし、孤独を感じる人が増加したといわれています。しかし、コロナが収束してしばらく経った今でもその状況は大きく変化していないように思われます。それはなぜなのでしょうか?
このシリーズでは、日本社会に蔓延している孤独感の正体に迫り、孤独・孤立をめぐるさまざまな取り組みや視点について取り上げます。
シリーズ第2回では、望まない孤独・孤立を解決するための道筋として「支援する-支援される」という関係ではない、程よい距離感を保てるコミュニティの必要性と、コミュニティ参加のきっかけをつくるテクノロジーの可能性について検証しました。
第3回では、近年コミュニティにおいても存在感を発揮している「ペット」を取り上げます。ペットが孤独・孤立問題の突破口になれるのかを考えてみたいと思います。
2025.05.28 公開
まいどどうも、みなさん、こんにちは。
わたくし世界が誇るハイスペックウサギであり、かのメソポ田宮商事の日本支社長、ウサギ社長であります。またもや水曜日がやって参りましたのでこうしてみなさまの前に登場することができました。田植えもだいたい終わり日本全土が梅雨入りを待つ暑いのか寒いのか予測不可能な季節に突入しつつありますが、いかがお過ごしでしょうか?最近のわたくしは、というか最近に限らず常に何かについての調査や研究を完全に個人的な趣味としてやっていたりやっていなかったりするのですが、この数週間というものわたくしは会う人会う人に同じ質問を投げかけ、独自の調査を行って参りました。
その質問とはズバリ「あなたは口笛が吹けますか?」というシンプル極まりないクエスチョンなわけであります。この質問を投げかけれた相手はシンプルなイエスあるいはノーという回答をすることになります。なぜこのような質問を思いついたのかと言いますと、最近のわたくしはカリスマ経営者の嗜みとして何か楽器の一つでもできるようになりたいと考えておりまして、どんな楽器にしようかと日々妄想を膨らませておるところであります。
今回は『あなたの信用が点数化される── 2024年末、日本版がスタートした「信用スコア」とは?』という記事を紹介させて頂きました。
昨今、CICによる「クレジット・ガイダンス」に代表されるように、個人の信用を点数で可視化する仕組みが国内でも始まりました。そうした流れを目にしながら、筆者が思い浮かべたのは、「カスタマーハラスメント」や「悪質クレーマー」もスコア化できたら良いのに、ということです。
営業職や販売員として働く知人たちからは、「値引きや無償化を目的に、最初から強引な要求や理不尽なクレームを仕掛けてくる顧客が一定数いる」という話をよく聞きます。悪質なクレーム行為が戦略化している実態に触れると、筆者としては、そうしたクレーマー志向のある顧客との商談そのものを、最初から回避できればいいのに…と感じざるを得ません。
現場で働く人々にとって、カスタマーハラスメントは単なる業務トラブルではなく、心身にダメージを与える深刻なリスクです。もし、過去の行動履歴をもとに「危険度の高い人物」を事前に察知できる仕組みがあれば、トラブルを未然に防ぎ、従業員を守ることにもつながるはずです。
ただし、「人を点数化する」という行為には、大きな課題とリスクが伴います。まず、「クレーマー」や「カスハラ加害者」といった評価には、主観が入りやすく、何が正当な苦情で何がハラスメントかの線引きが難しいという現実があります。また、個人の言動を記録・共有・点数化することは、プライバシーや名誉の侵害といった倫理的・法的な問題にも直結します。
さらに、信用スコアのような客観的な取引事実ではなく、接客現場の“体感”に基づく情報は定量化が難しく、透明性や公平性を確保するのは現実的には困難です。
「顧客であれば何をしても許される」という時代は、確実に終わりつつあります。従業員の尊厳と安全を守る仕組みを、社会の中にどう組み込んでいくか。カスタマーハラスメントを“可視化したい”という発想は、単なる管理ではなく、働く人を守るための健全な問いかけとして、これからの社会に必要な議論だと感じています。
それでは次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします!
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
(畑中 一平)
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