みなさん、おはようございます。
世の中には目に見えないものがたくさんありますよね。たとえば、空気とかWiFiの電波とか音とか温度とかウイルスとかは存在してるって頭ではわかってるけど、目で見ても確認できないわけで、目視確認ができないってことはつまり指差し確認もできないわけなので、ついつい意識から離れちゃう可能性も上がっちゃいます。
でも、仮に温度が見えちゃったりしたら、今年の夏は暑すぎるのでめちゃくちゃ恐ろしい形相なんじゃないかと思ってみたりするんですけど、そんな中でも例年のごとく高校野球は行われていて、この炎天下での試合は大変そうだなぁって思ってたんですけど、よく見たら炎天下じゃなくてナイターゲームだったのでそれにビックリしちゃいました。ナイター環境で試合するのって慣れてるチームとそうでないチームとずいぶん差が出そうな気もするんですけど、大丈夫なんですかね?っていうかいつのまに…。
さて、そんなわけで、他に目に見えないものの代表格と言えば、愛とか夢とか勇気とか信頼とか、アンパンマンが友達になりそうなものが多いわけですが、そのうちの信頼性というか「この人をどのくらい信用してもいいのか」っていうのをなんとかしてスコア化して見える化しちゃおうっていうのがこの信用スコアってやつなんですよね。ま、たしかに見えるようにできるのであれば見えるようにしたいですけど、なんか英語力に対するTOEICの点数みたいに数値化されちゃうのもうーんって感じもしますよね。
まぁ、でも逆に言ったらこの信用スコアさえちゃんとしてれば、信用してもらいやすくなるっていうのは、大して英語が話せなくてもTOEICさえ点数が取れていれば就職に有利、みたいにある程度攻略可能なものなのかも知れないですよね。それがいいことなのかどうかはちょっと僕にはわからないですけど、VUCAな時代において金融行動で信用を数値化するのってどうなんだろうって思ったりする僕がいます。
これはウサギ社長が言ってたんですけど、アメリカではクレジットヒストリーっていうのが住宅ローンを組んだりする時にかなり重要視されるので、若いうちからある程度お金を借りては返すっていうプロセスを繰り返しておいた方が実績があるという評価になるので有利なんだそうです。(日本ではクレヒスって呼ぶみたいです。)そういえば、中小企業の経営者の人たちで長く事業をやってる人はどうしても時々銀行からお金を借りる必要が出てくるから、必要がない時も少し借りておいて利息を払うことで関係性を保っておく、っていうのを習慣的にしてるっていう話をこないだ一緒に飲んでた人に教えてもらったんですけど、結局、これも数値化されて信用スコアと呼ばれるかどうかは別として、お互いの信頼関係を築くために必要なプロセスらしいです。その経営者の方曰く、必要ない時に借りておかないと本当に必要な時に貸してもらえない、んだそうです。ただ信用スコアのために不要な借金するっていうのも僕の感覚だとできればやりたくないなぁって思いますけど、まぁ、そういう意味では僕はだいたいのことはやりたくないので、そんなに特別なことではないのかも知れないです(笑)。
それではまた来月お会いしましょう。さよなら!
(時田大夢)
作者:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。
普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
https://www.totsunet.com/
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