#04|【質問】データマネジメントが何を意味するのか今一つはっきり分かりません ラジオネーム「りんだりんだ」さんより–データマネジメント・ラジオ by データ横丁 | データで越境者に寄り添うメディア データのじかん
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#04|【質問】データマネジメントが何を意味するのか今一つはっきり分かりません ラジオネーム「りんだりんだ」さんより–データマネジメント・ラジオ by データ横丁

データマネジメント・ラジオとは?

データマネジメント・ラジオは、「データ横丁」が運営するラジオ番組です。パーソナリティのよしむらさんといずみさんが、データマネジメント業界で活躍する人々や、これからデータマネジメントを目指す人々からのお便りや質問に答えながら、ゆるーく語り合う番組です。番組の目的は、データマネジメントの魅力を広く伝え、リスナーとの交流を深めることです。これからは、リスナー参加型のイベントや勉強会も企画していく予定ですので、ぜひ一緒に番組を作り上げていきましょう。

この番組では、データマネジメントに関する様々な疑問や悩みに答えることを通じて、データマネジメント業界の理解を深め、初心者から専門家まで幅広い層に楽しんでいただくことを目指しています。毎回、リスナーからの質問やお便りを紹介し、時には特別なゲストを招いてデータマネジメントのトピックについて深く掘り下げていきます。データマネジメントを楽しく、気軽に学べる場を提供し、業界全体の発展に寄与することを目指しています。

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登場人物

よしむらさん(データマネジメント実務家)
事業会社でデータマネジメントを担当。会社が持つデータを管理すべく日々取り組んでいます。 Webエンジニアから社会人スタートし、Webプロダクトマネージャーや、データマネージャー、データプロダクトマネージャーなどの職種を経験。https://note.com/datamanagement/

いずみさん(元データマネジメント業界の人)
データマネジメントに関してはほぼ素人。MC初挑戦です。

小川 康二さん(データ総研 常務取締役)
データ中心アプローチによるシステム化企画/要件定義、近年ではMDM、データ活用基盤、データマネジメント導入支援をメインに活動。現在はコンサルティンググループの統括役員として、新規ソリューションの開発、マーケティング支援も行っている。
著書に「DXを成功に導くデータマネジメント データ資産価値向上と問題解決のための実務プロセス75データ総研

運営:データ横丁
データ関係の団体に関わってかれこれ数十年。データ業界の人達との空間・時間が、すっかり居心地よくなりました。データ業界の人達と新しいコミュニティづくりや、情報発信をしたいです。https://note.com/datayokocho

 

 いずみさん

データ横丁プレゼンツ、データマネジメント・ラジオ、始まりました。
この番組は、データマネジメント業界で頑張っている人や、これから目指す人を応援する番組です。
番組のパーソナリティを務めます、元データマネジメント業界の人、泉と、吉村です。
よろしくお願いします。今回も、超素敵なゲストをお招きしております。
今回のゲスト、小川さんです。

 小川さん

小川です。よろしくお願いします。

 いずみさん

小川さんには、前も出ていただきまして、今回も大好評ということで、引き続きお願いを。
引き続き、今回もまだお招きした次第でございます。
今回もですね、お便り届いておりますので、リスナーさんからのお悩みについて、ちょっとお答えいただきたいなと思っております。
では早速、読み上げますね。
ラジオネーム、りんだりんださんです。
こんにちは。いつも楽しく聞いております。
最近、データマネジメントという言葉を聞きました。しかし、データマネジメントが何を意味するのか、今一つはっきり分かりません。データマネジメントについて、初心者でも分かりやすく教えていただけると嬉しいです。

ということです。

 よしむらさん

初心者さんですね、今回は。

 いずみさん

嬉しいですね。
データマネジメントは確かに、なかなか一言で説明するのは難しいと思うんですが、この方のような、初めて聞いたんですけど、という方に向けて説明するとしたら、どんな感じでおっしゃいますか。

 よしむらさん

ちょうど先週ぐらいに、この話を講演とかでする機会があって、喋ってきたんですよ。
データマネジメントとはというと、いつものDMBOKですよ。
DMBOK辞書、データマネジメントなんですけれども、そこにデータマネジメントとはって冒頭で書いてあって。

 いずみさん

それ、めちゃめちゃ難しい頂点ですよね。

 よしむらさん

前振りが長くなっちゃったんですけど、データマネジメントとは、データを資産として管理することである、ということが定義ですね。

 いずみさん

シンプルですね。

 よしむらさん

じゃあ、資産として管理するってなんやねん、みたいな感じだと思うんですよね。
僕もこの解釈どうしようかなって、すげえ悩んだんですよ、読んだ時。
データを資産として管理するってなんやねん。

 いずみさん

確かに、データってあるけど目に見えないというか、物理的な何かというと、そうでもないような気がするから、イメージとして資産というと建物とかお金とか、そんなものをイメージしやすいんですけど、データが資産というところってどんなイメージ持てばいいんですかね。

 よしむらさん

この解釈は、お金ってすごいちゃんと管理してて、管理するっていうのは、金庫に入れるのが管理じゃないと思うんですよね。
それも関連の一つですけれども、会社がお金を管理してるって何やってるかって、経理さんがいて、ちゃんと帳簿つけてますよとか、経営企画さんがいて、ちゃんとどうやってお金使うのかっていうのも管理じゃないですか。

 いずみさん

なるほどね。

 よしむらさん

だからデータも貯めるだけじゃないんですよ。どういうふうに整理していくか、定義付けとか、明細切るみたいなそんな話なんですけど。

 いずみさん

活用できる状態にしとくみたいなイメージですかね、管理。ちょっと違うかな。

 よしむらさん

活用できる状態にしておく。活用まで含めるってことですね。

 いずみさん

なるほどね。

 よしむらさん

お金もそうじゃないですか。準備というよりはどう使ったらビジネスに成果出るかとかまで考えて管理してるじゃないですか。
そこまでデータを管理するって意味なんじゃないかなって読んでると思うんですね。

 いずみさん

なるほどね。それが資産として扱うっていうこと。

 よしむらさん

資産としてっていうのがついてるってことはそういうことなんだろうなって。

 いずみさん

なるほどね。

データを資産として管理するとは

 いずみさん

信者の一人がこのように言ってますが、同じように信者として、小川さんの場合はデータマネジメントとはどういうふうに解答されます?

 小川さん

実は同じ解答で。

 いずみさん

さすが同じ経典を。

 小川さん

データを資産として適切に管理するっていう話だと思っていて、一番大きいところはその資産価値をいかに高めていくかっていうのがデータマネジメントが求めるところなのかなと思ってます。
先ほど吉村さんがお金の話とか出してましたけど、似たようなマネジメントの手法ってお金の話と人の話とか多分いろいろあると思うんですけど、人の管理しますって言って背番号つけてただただ管理するだけじゃなくて、良い投資をしてよりよく働くような環境に持っていくとかいろんなところを意識すると思うんですけど、データマネジメントってデータってついてますけど、多分情報マネジメントぐらいに捉えてもらった方が良くて、そうすると社内でいろんなデータ組み合わせる情報として仕上がっていくんですけど、良い情報を作るためには良いデータがないと作れないので、それを綺麗にしていくんだみたいなところが一番のところですね。
せっかく集めてくるのに、元が汚いと汚いままずっと来ちゃうので入り口から綺麗にしましょうとか、汚いの入っちゃったら検知できるようにして正しくするようにオペレーションを回しましょうとか、そういうのが細かく規定されてますけど、結局はデータを一番有意義に使えるような形にするっていうのが一言で言うと、資産価値を上げるという言葉で表せられるんじゃないかなと。

 いずみさん

なるほど。かたや人、かたやお金で例えていただきましたけど、でもこれって他の物的ものと同じような感覚で捉えるということでイメージしやすいかなと思いますね。

データマネジメントの流行と発信

 いずみさん

最近このデータマネジメントって結構流行ってきてるもんなんですかね。
この方のように初めての方でも言葉聞きましたって言ってるってことは。

 よしむらさん

僕のおかげじゃないですか。

 いずみさん

そんなところでドヤ顔をする(笑。
でもいいですよね。確かにデータマネジメント発信、情報発信されてますもんね、吉村さんね。

 よしむらさん

そこが僕の目標なんで。

 いずみさん

こういうイベントって最近増えてたりするんですか。

 小川さん

そうですね。データ系のイベントはやっぱりかなり増えていて、多分領域が広いんですよね。
活用の局面もあるし、データ収集するところの局面もあるし、そもそも基幹系システムもデータマネジメントの一つなので、そういうのを含めていくと何でもデータマネジメントって言えちゃうところもあって。
そこに乗っかってる人もいますし、いろいろあるとは思うんですけど、一概にしてそのデータマネジメントっていう言葉で括ってもらうと言葉として強くなっていくので、そこはいろいろとデータマネジメント側面で発信してもらえると、僕らとしては非常にありがたいなと思ってます。

 いずみさん

なるほど、なるほど。
今、小川さんおっしゃったみたいにデータマネジメントっていう単語の含む意味がちょっと広いから、この人もよくわかんないなみたいな感じになってるかもですけど、基本はお二人が言ったみたいにデータを資産として扱うことがデータマネジメントである。
なるほど、ありがとうございました。
綺麗にまとまったところで、今回のラジオは以上とさせていただきます。
また次回もお楽しみに。ありがとうございました。

 よしむらさん

ありがとうございました。

本記事は「データマネジメント・ラジオ」に配信されたコンテンツを許可を得て掲載しています。(放送日は2024年07月14日)

 

特集|データマネジメント・ラジオ

特集「データマネジメント・ラジオ」へようこそ!データマネジメント・ラジオは、「データ横丁」が運営するラジオ番組。パーソナリティのよしむらさんといずみさんが、データマネジメント業界で活躍する人々や、これからデータマネジメントを目指す人々からのお便りや質問に答えながら、ゆるーく語り合う番組です。

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