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#25 【質問】データマネージャーになるにはどんな経験を積んでいったら良いですか? ラジオネーム・しげぞう–データマネジメント・ラジオ by データ横丁

データマネジメント・ラジオとは?

データマネジメント・ラジオは、「データ横丁」が運営するラジオ番組です。パーソナリティのよしむらさんといずみさんが、データマネジメント業界で活躍する人々や、これからデータマネジメントを目指す人々からのお便りや質問に答えながら、ゆるーく語り合う番組です。番組の目的は、データマネジメントの魅力を広く伝え、リスナーとの交流を深めることです。これからは、リスナー参加型のイベントや勉強会も企画していく予定ですので、ぜひ一緒に番組を作り上げていきましょう。

この番組では、データマネジメントに関する様々な疑問や悩みに答えることを通じて、データマネジメント業界の理解を深め、初心者から専門家まで幅広い層に楽しんでいただくことを目指しています。毎回、リスナーからの質問やお便りを紹介し、時には特別なゲストを招いてデータマネジメントのトピックについて深く掘り下げていきます。データマネジメントを楽しく、気軽に学べる場を提供し、業界全体の発展に寄与することを目指しています。

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登場人物

よしむらさん(データマネジメント実務家)
事業会社でデータマネジメントを担当。会社が持つデータを管理すべく日々取り組んでいます。 Webエンジニアから社会人スタートし、Webプロダクトマネージャーや、データマネージャー、データプロダクトマネージャーなどの職種を経験。https://note.com/datamanagement/

いずみさん(元データマネジメント業界の人)
データマネジメントに関してはほぼ素人。MC初挑戦です。

運営:データ横丁
データ関係の団体に関わってかれこれ数十年。データ業界の人達との空間・時間が、すっかり居心地よくなりました。データ業界の人達と新しいコミュニティづくりや、情報発信をしたいです。https://note.com/datayokocho

 

腰ヘルニアと手術

 いずみさん

データマネジメント・ラジオ、いずみです。

 よしむらさん

よしむらです。

 いずみさん

この収録時には、今外ちょっと雨降ってるんですけど、ちょっと私気になってることがありまして、吉村さん腰ヘルニアで痛めてるじゃないですか。
これ雨が降ると、もっとヘルニアが痛む、腰が痛むとかあったりするんですか?

 よしむらさん

いや、でも、あいにく全然雨とか晴れとか、天気には左右されないんですよね。

 いずみさん

あー、そうなんですね。良かった、良かったのかな?良かったですね。

 よしむらさん

ヘルニアの痛くなるのは、座ってない時に痛いっていう感じで、つまり、立ってる時、寝てる時が痛いんですよ。

 いずみさん

えー、それはちょっと辛いかも。普通は横になると楽になるのに、寝れない。

 よしむらさん

寝れないんですよ。寝る時に寝る姿勢ってあるじゃないですか。まっすぐとか、うつ伏せ、横向きとか。
あれで、ずっと痛いんで、モゾモゾして、痛くない寝相を探っているっていうのが、1時間ぐらい続いた後に疲れて寝るっていうのが最悪。

 いずみさん

えー、苦行。

 よしむらさん

苦行なんですよ。

 いずみさん

やばいですね。えー、そのヘルニア、なんか前お薬飲んで様子見てって言ってましたけど、その後何か進展はありましたか?

 よしむらさん

あー、そうですね。良くも悪くも進展があって、薬飲んでも注射打っても何も影響がないっていうことで、進展という意味では、ついに手術が決まりました。

 いずみさん

おめでとうございますって言えばいいの?すごい複雑。

 よしむらさん

ということで、進展という意味では、ちょっと手術をすることになりましたね。

 いずみさん

手術すれば、回復するっていうお話だったんでしたっけ?

 よしむらさん

そうですね。8割の可能性で治るらしい。

 いずみさん

あー、じゃあ良かった。しばらくよしむらさんにお会いできなくなっちゃうのは寂しいですけど。

 よしむらさん

でもちょっとこの話面白いところがあるんですね。そもそもヘルニアって、8割の人は放っておいたら治るんですね。
痛いってなっても3ヶ月以内に放っておいたら8割の人が治るっていうのがデータで出ていて。
なので、さっき言ったように薬とか注射で3ヶ月持たせておけば治るから、とりあえず持たせるってことを医者はやるんですよ。
で、3ヶ月突き抜けると突き抜けた人が2割いて、2割の人は手術したりするって感じに進むんですけど。
ということは、自分はもう1回2割の壁を突き抜けてるんですね。

 いずみさん

そうですね。選ばれし。ヘルニア界の。

 よしむらさん

で、このまた2割を突き抜けた後にまた2割を突き抜けると、手術をしても痛いままっていう状況になるっていう。

 いずみさん

サイヤ人の先にスーパーサイヤ人があるみたいな。

 よしむらさん

そう、だから2割の先の2割、4%、100人に4人は痛いままっていう世界がある。今度はそこを引かないように祈っててください。

 いずみさん

そうですね。
それ、その2割のさらに2割引いちゃったら、次何になるんですか?

 よしむらさん

多分ね、何もできないんですよね。

 いずみさん

え?

 よしむらさん

なので、何かの拍子に直ることを祈っててください。別にデータないけどって世界に進むんだと思います。

 いずみさん

恐ろしい世界ですね。

 よしむらさん

恐ろしい世界ですよね。100人の4人にインタビューしたいですよね。どうしたの?どうして直したの?どうやって付き合ってんの?

 いずみさん

本当ですよね。いや、ちょっとそこまでは行ってもらいたくないので、次の手術がうまくいくことをお祈りしております。

データマネージャーへの道

 よしむらさん

ありがとうございます。

 いずみさん

はい、頑張ってください。
はい、では今日もご質問いただいております。ラジオネームしげぞうさんからです。ありがとうございます。
今、大学3年生です。いつも楽しくラジオを聞いています。
ありがとうございます。嬉しいです。
よしむらさんのようなデータマネージャーに憧れがあります。データマネージャーになるにはどんな経験を積んでいったら良いですか?
自分のキャリア設計でもやもやしています。アドバイスいただけると嬉しいです。

大学3年生なので、もしかしたら今就活中なのかもしれないですね。アドバイスいただけると嬉しいです。
よしむらさん、アドバイスありますか?

 よしむらさん

いや、難しいですね。自分も最初からデータマネージャーを目指していたわけじゃないんですよ。
今、目指してなったというよりは、いろんな巡り合わせでなったんですけれども、この方もデータマネージャーになるにはと書かれていますけれども、何回か前のラジオでも話しましたけれども、データマネージャーって結構裏方仕事なんで、いきなり目指すのは、こういうラジオとか聴いていれば楽しそうだなって思っていただけるのはめちゃめちゃ嬉しいんですけれども、めちゃめちゃ嬉しいんですけど、データマネージメントにたどり着くためには、まず分析して使われて利用されて成果を出したという経験があって、その上で裏方をちゃんとしないと成果出せるところも出せないから、データマネージメントが必要だよねっていうたどり着いた上で、データマネージャーを目指してほしいなって思いますね。

 いずみさん

なるほど。なので、まずもうちょっとフロント部分を理解してから裏で糸引く人になりなさいよっていうことですね。

 よしむらさん

そうそう。綺麗なところばっかり見て志望すると痛い目合うぜっていうところで、もうちょっと結構マニアックな業界なんで、マニアックなところにいきなりというよりは、やっぱり綺麗なところもキラキラしてる業界に一回行ってみたほうがいいんじゃないかなと。
キラキラしてる業界とはデータサイエンティストとかそっちのほうですね。

 いずみさん

そうですよね。データに関わる仕事、職種って今ものすごく増えてきてるような気がしてて、データサイエンティストもそうですし、他のデータ何々ってつく仕事って、最近めちゃくちゃ細かく細分化されて、そういう仕事の募集のところにも書かれているような気がするんですよね。
いっぱいありすぎて、まずどこから取っ掛かればいいのかっていうのは迷われるところかなと思うんですけど、特によしむらさんがフロントの数あるフロントのデータ○○職種の中で、これはいいんじゃないかな、いいんじゃないかなっていうのは活躍できる場があるっていうのもそうだし、もしかしたら将来いなくならないかもしれないっていう観点からでもお勧めってありますか。

 よしむらさん

そうですね、やっぱり志望する、今志望するシーズンだと思うんで、志望できる選べる立場だったらやっぱりエンドユーザーに価値を届けられるようなデータ職種が面白いかなと思いますね。
例えばマーケティングとかもそうですけど。

 いずみさん

なるほど、なるほど。それはエンドユーザーさんの動向というか感覚というか、そういったのを身につけておいたほうが良いからってことですか。

 よしむらさん

いや、というよりも自分の経験ですけど、やっぱり自分でものを作ったりしたものがお客様の手に届いて、そしてやっぱり嬉しかったよとか役に立ったよとか感想なり、それこそログでもいいんですけれども、フィードバックをいただけるとやる気につながるかなっていうのがあって、いきなりインフラよりもやっぱり選べる立場であればお客様のフロントの直接ものを届ける立場になってみるといいかなと。

 いずみさん

今の話の流れで私ちょっと気になったんですけど、データホニャホニャ職種って、例えば10年後とか20年後とかも結構残っていくものなんですかねっていうのがちょっと気になってて、というのが、今2030年に子どもたちの6割は今ない仕事に就いているっていうような話があって、そういうのを聞くと、データ○○って今存在している職業って、結構なものがもしかしたらAIにとって変わられちゃうのか、そもそも必要なくなっちゃうのかという感じで、なくなってしまうのかなっていう気はするんですよね。

データ職の未来

 いずみさん

そういったのを見極めるというか、どういったところを注意していったらうまく泳いでいけるのかなっていうのがちょっと気になってるんですよね。

 よしむらさん

そうですよね。僕もデータ職やってる立場で言うのもあれなんですけれども、5年後なくなっててもしょうがないなと思ってやってます。

 いずみさん

データマネージャーですか?

 よしむらさん

データマネージャー含めてデータ職種全部。だってあれですよ、スマホが出て10年ですよね、だいたい今。

 いずみさん

そうですね。

 よしむらさん

10年経ったら業界実はめちゃめちゃ変わってるじゃないですか。出版も変わったし、エンタメも変わったし、全てがスマホがなかった10年前とスマホが出てきた10年で全てが変わったじゃないですか。
なので5年後、データAIが生まれて5年後はなくなってるかもしれないかなと思ってやってるんですけど、そういった中でも面白そうな次のボールが来たら、こたえられる行動習慣をつけておくってことがやっぱり一番重要なんじゃないかなと思います。

 いずみさん

なるほど、行動習慣。

 よしむらさん

つまり新しいものをちゃんと学んでアウトプットできていくっていうところも、そこが多分一番重要なんじゃないかなと思う。

 いずみさん

扱うものというか所属しているところが変わったとしても、自分の信念とか習慣とかそういったものが生きていくっていうことですね。

 よしむらさん

そうですね。データ職に固執するっていったら、データ職なくなったら何も活躍できなくなるんで、どちらかというとデータ職から身についた行動習慣を持って新しい技術なりに対応できるっていうことにしておくことのほうが重要なんじゃないかな。

 いずみさん

それはありますね。あんまり今は専門職を深めていくっていうことはもちろん大事ですけど、どちらかというと幅広い情報を自分で仕入れて、幅広い視野を持ってとか、そういったどちらかというと人間性というか、そういったものが高い人のほうが、このような混沌とした社会はうまく泳ぎ切っていけるのではないかという気はしますね。

 よしむらさん

いかがだったでしょうか。答えられましたかね。

 いずみさん

大学3年生のしげぞうさん、そうですね、そのためにはきっといろんな先輩のお話を聞いたりとか、いろんなビジネス書を読んでみるとか、そういった感じで素敵だなって思った人の職種に憧れるんじゃなくて、その人が何をしているのかっていう行動に憧れて真似してみるっていうのがいいのかもしれないですね。
すごく良いお答えだと思います。ありがとうございます。しげぞうさんもご参考になったら嬉しいです。
またラジオ聞いてくださいね。
それでは本日のデータマネジメントラジオは以上です。ありがとうございました。

 よしむらさん

さようなら。

本記事は「データマネジメント・ラジオ」に配信されたコンテンツを許可を得て掲載しています。(放送日は2024年12月8日)

 

特集|データマネジメント・ラジオ

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