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ファイナリストと共にDatalympic 2018を振り返る!第一弾はジール社の「MBとYシャツと私」の3人を直撃!

         

Q: スケジュールはどんな風に決めましたか?

ここまでにたたき台を作る、ここまでにブラッシュアップする、などざっくりとしたマイルストーンは決めていましたが、細かいスケジュールは作りませんでした。最初はインスタガントを使って普段の業務の延長的にやっていたのですが、ある時からそれではうまくいかなくなったので、週に1〜2回日程を抑えて、アジェンダを決めて集まるようになりました。通常は午後7〜9時の2時間で、最初は週1のペースでしたが、終盤に向かって週に2回集まるようになりました。

決勝の準備よりも、実は最初の書類提出までが大変でした。仕事が忙しいタイミングが重なった、という理由もあるのですが、書面だけでどこまでこちらの意図を伝えられるのか、がよくわからず…。ウイングアークから提供されていたテンプレートがあったので、それを参考にしたのですが、不明な点も多く。あとは、社内の新規事業提案のコンテストで一位を取った人とたまたま話す機会があったので、その人に色々と質問して参考にしました。

Q: アイデアの決め手となったのは?

アイデア出しの段階では、Slackに「思いついたこと」、というチャンネルを作り、とにかくたくさんアイデアを出しました。通勤時間中、常に何かヒントになることはないかと思いながら電車に乗っていました。それを2週間くらいやりつつ週1で打ち合わせをして、もう一回考える、という流れでした。

最初は災害支援、教育、など複数のテーマが候補に上がっていました。一旦は教育に決まったのですが、落とし所が難しいのでもう一度考え直そう、と振り出しに戻ったこともありましたが、チームメンバーの栗原さんの前職が学校の先生だったということもあり、彼女の熱意に押され、結局「教育」がテーマに決まりました。

教育をテーマにしたパワポを栗原さんが先走って作ったことが決め手になったかと思います。災害支援もやりがいのあるテーマだと思いましたが、他のチームと差別化できる何かがほしいと思っていました。

今回私たちがSPAを使ったものを提案したのもの差別化要素が欲しいと思っていたからです。あとは、「なぜそれが今必要か?」という理由が明確に説明できるテーマを探しました。教育に関しては今やらなくてはならない、という状態だと考えました。また、喜ぶ人が多いもの、という点も重要だと考えていたので、生徒、先生、保護者の全てに対してメリットを提供できる点で今回のアイデアは優れていたと感じました。

教育に対する想いが強かった、というより自分たちに知見があることに取り組むほうがリアルだと考えていたので、前職が教師というメンバーがいて知見のある教育、というテーマは良いと考えました。

Q: テーマが決まってからはどんな風に進めていったのですか?

今回の作業をするに当たってたくさんの動画を見たのですが、その中でもウイングアークの田中潤社長の「データを貯めることに価値がある」という話に感銘を受けたので、MotionBoardによる見える化よりもSPAやOCR機能を使い「データを貯めていく」ということに焦点を当てたいと思っていました。

私たちはMotionBoard経験は他のチームよりもおそらく豊富なのですが、アーカイブのやり方も知らなかったくらい、SPAはまるでわかりませんでした。そこから福澤さんがSPAを一生懸命学習してくれました。

アイデアができたタイミングで、栗原さんは資料作りを開始し、福澤さんはSPAの勉強と調査、大澤さんはそれに対するフィードバックをしてみんなでブラッシュアップしていく、という体制で走り始めました。その間は、とにかくたくさんの動画を見て、現役の教師やビジネスコンテストに出たことがある友人に電話をして色々と質問していました。それを通じて、ペルソナ設定、という概念を知り、たとえば、こんな人がこんな状況の時に、という風に具体的に書くと相手にとってわかりやすい説明になる、ということを学びました。

 

Q: 参加を決めた後、まず何をしましたか?
Q: システム仕様はどうやって決めましたか?

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