11月も中旬に入り、秋も深まり、木々の葉も色づき始め、心地よい冷たさが感じられる季節になりました。
今年は11月に入ってからも夏日の日が多かったのですが、ようやくこの時期になって、温かい飲み物や食べ物が楽しめるようになってきましたね。
それではまず、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!
IoTが浸透し、様々なデータが収集され、活用され、データ量が膨大となり、更に加速していくことが考えられる今、エッジテクノロジーに対応し、どうDXや事業変革に活かしていくのか?を、今、多くの企業が課題に掲げています。これらの課題の解決や新たなビジネスの創作には、成功のノウハウや最新のテクノロジーが集結するイベントの活用がとても効果的です。そこで今回は2023年11月15日(水)〜11月17日(金)に開催される国内最大規模の技術総合展である『EdgeTech+ 2023』のみどころを紹介します。
・2023年11月15日~17日開催 EdgeTech+ 2023 事業変革を推進するための最新技術とつながる総合展 | エッジテクノロジーに新たなプラスで加速するDXと事業変革とは?
デジタル化が進む今日、データの取り扱いがより重要になってきています。その中でも、「メタデータ」や「メタ情報」という言葉を耳にすることが増えてきたかもしれません。しかし、これらの言葉の意味や利用方法は明確でない場合も多いでしょう。この記事では、メタデータとは何か、どのような種類があるのか、そしてどのように管理・確認するのかをわかりやすく解説します。さらに、メタデータの活用事例や管理のポイントについても触れていきます。データの世界をより理解し、効果的に活用する手助けになれば幸いです。
・メタデータ(メタ情報)の意味とは|例の一覧と管理・確認方法をわかりやすく解説!
2023年5月31日、ノーコード推進協会(No Code Promotion Association:NCPA)により、「ノーコード宣言シティー」プログラムの開始が宣言されました。プログラミングの技術が不足していてもWebサイトや業務システムが開発できるノーコード・ローコードのことは、これまでもデータのじかんで何度か取り上げてきました。一体「ノーコード宣言シティー」とはどんなプログラムで、自治体やその住民にとってどのようなメリットがあるのでしょうか?その詳細や運営団体NCPAの取り組み、実際の自治体におけるノーコードの活用事例を見ていきましょう。
・NCPAが開始した「ノーコード宣言シティー」とは? メリットやノーコード×自治体の先行事例を押さえよう
ChatGPTやMidjourneyなど、AIサービスの著しい進化が、近年巷の話題をさらい続け、ビジネスやクリエイティブのあり方を刷新するのではないかと期待(と不安)を集めています。企業・ビジネスパーソンとして、AIの導入・開発に興味を抱く方も増加しているでしょう。AIの開発にあたって、AI学習データが必要だと耳にしたことがある方は少なくないでしょう。AI学習データとは何かや、重視すべき理由、準備する方法などについて、役立つサイト、記事などとともにまとめてご紹介します。
・今さら聞けない「AI学習データ」 ー なぜ重要で、どう準備すればいいのか
整形しやすく、軽くて丈夫。密閉性の高いプラスチックは、様々な場面で活用できる利便性の高い素材です。一方でプラスチックによる海洋汚染やマイクロプラスチックをはじめ、プラスチックに起因する様々な環境問題が議論されています。そうした中で、2020年7月から政府主導で始まったのが、プラスチック製買物袋の有料化です。さらに2022年4月には、プラスチック新法が成立し、事業者に、様々なプラスチック製カトラリーの提供の合理化の取り組みが推奨されるように。こうした取り組みを通じ「プラスチックと環境」について意識する機会が増えた人も多いのではないでしょうか?そこで参考になるのが、マッキンゼー・アンド・カンパニーが2022年7月に公開したレポート「プラスチックが気候変動に与える影響」です。プラスチックと環境、その関係の実態を今回は紹介します。
・プラスチック製品、本当に環境に悪いの? 多角的な視点で環境への影響を探る
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2023.11.07 公開
「エッジコンピューティング」とは、データセンターやクラウドの処理をネットワークのエッジ、つまりユーザーに近い場所で実行する技術です。IoTデバイスからのデータが増加する中、クラウドのネットワーク帯域が圧迫される問題に直面しています。エッジコンピューティングにより、コンテンツのキャッシュやサービスの配信、ストレージ、IoTデバイスの管理などが行われ、クラウドの負担を軽減します。これにより、応答時間の短縮や転送速度の向上が可能となり、リアルタイム性が求められる現代のクラウドコンピューティングに対する要求に応えるために、エッジコンピューティングの採用が進んでいます。
2023.11.05 公開
メタデータは、「データに関するデータ」と定義されることが多いですが、これだけでは少し抽象的かもしれません。具体的に言うと、メタデータは他のデータの内容、性質、構造を説明する情報であり、それをより利用可能かつ理解しやすくするためのものです。メタデータは、データの「誰、何、いつ、どこ、なぜ、どのように」に関する情報を提供し、データが何であるか、どのように構造化されているか、どのように利用されるかに関する情報を含むことがあります。
例えば、デジタルフォトのメタデータは、撮影者の名前、撮影日時、カメラの設定、そして場合によっては撮影場所の座標を含むことがあります。これらのメタデータは、写真の管理、検索、および利用に非常に有用です。
メタデータは、データの利用と管理を容易にするだけでなく、データの信頼性や完全性を保証し、法律や規制の要件を満たすためにも重要です。さらに、メタデータはデータの意味を明確にし、データの関連性や関連するコンテキストを提供することで、より効果的なデータ分析や意思決定をサポートします。
2023.11.09 公開
「ノーコード宣言シティー」とは、自治体DXの推進を目的に職員向けノーコードツール活用勉強会、ノーコード導入伴走サービス、デジタル関連イベントのサポートといったプログラムがNCPAより提供される都市のことで、2023年6月30日現在、10都市が第1次宣言自治体として選定されています。
NCPAには、プログラムの宣言が行われた2023年5月31日時点で122の自治体・企業が会員として参画しており、そのベンダー企業からノーコード研修や業務改善コンサルティングが受けられるのもメリットのひとつ。また、寄付に応じて税額控除の措置が受けられる企業版ふるさと納税においてNCPA会員企業に宣言自治体が推薦される、ワーケーション開催地としても候補に挙がりやすくなる、といったメリットも提示されています。
第1次宣言自治体首長により出されたコメントでは、ノーコードの学習を通したデジタル人材の育成や自治体業務の効率化とともに、職員や市民が自ら変化を生み出していく端緒としていきたいという意気込みも見受けられました。また、デジタル化に積極的な自治体としてのアピール効果も「ノーコード宣言」により発揮されるでしょう。
2023.11.08 公開
AI学習に必要なデータは大きく2つに分類されます。
ひとつは教師あり学習で使われる「ラベルつきデータ」です。あらかじめ与えられた正解データとラベルつきデータを対応させることで、AIは特徴量(数値的に表されたデータの特徴)を導き出し、機械学習モデルを構築します。ラベル付きデータとは、正解データと対応させるため、メタ情報が付与されたデータを指します。
もうひとつは教師なし学習で使われる「ラベルなしデータ」です。ラベルなしデータは正解の与えられていないデータであり、教師なし学習では、GAN(敵対的生成ネットワーク)、クラスタリング、主成分分析、SOM(自己組織化マップ)といった手法でデータの生成と検証や、分類、次元圧縮などを行い、特徴量を抽出します。
教師あり学習、教師なし学習を併用した半教師あり学習も良く用いられる手法として押さえておきましょう。
2023.11.11 公開
政府が主導するプラスチック削減の取り組みとして、私たちの生活に大きく影響があったのが、2020年7月のプラスチック製買物袋の有料化と2022年4月のプラスチック新法ではないでしょうか?
プラスチック製買物袋の有料化の取り組みは、プラスチック製買物袋を有料化することで、その必要性を再考する、というものです。この取り組みにより、「購入した商品を持ち運ぶために用いる、持ち手のついたプラスチック製買物袋」が有料化しました。
一方で、紙袋、布の袋、持ち手のない袋のような買物袋はこの取り組みの対象外となっています。
データのじかんの大川が「主筆の週報」として上司である野島編集長への週次レポートをメルマガで公開!
今回は『プラスチック製品、本当に環境に悪いの? 多角的な視点で環境への影響を探る』という記事を紹介させて頂きました。
買い物の際、これまで当たり前にもれなくついてきたプラスチック製のレジ袋が有償化されたことにより、プラスチックゴミについて色々考えたり、意識したりする機会が増えたと思います。
筆者が住む自治体のゴミの収集日は、燃えるゴミが火・金の週2回、プラスチックゴミが木曜日の週1回となっています。
地域でもゴミの減量化に取組んでいることもあって、燃えるゴミは年々減っている気がしているのですが、逆にプラスチックゴミは年々増えている気がしており、筆者の場合、プラスチックゴミが多く、週で換算すると、燃えるゴミの2倍以上、排出しているような気がしています。
これは、レジ袋の有料化によってプラスチックゴミに対しての意識が高まり、燃えるゴミとプラスチックゴミをしっかり分別するようになったから?と個人的には分析しています。
またフードロスの観点からも食品の鮮度維持にプラスチックは高い効果を発揮するため、使用量が増えていることもゴミの増加の要因として考えられます。
地域ではプラスチックゴミの増加に対し、否定的な意見も耳にすることがあるのですが、本記事を読んでみて、これはレジ袋有料化の取り組みで期待した効果で、プラスチックゴミの適切な収集は、海洋汚染の予防やリサイクル効率の向上に繋がるので、むしろ良い結果を得ている?と思いました。
それでは次回もみなさま、どうぞ「データのじかんNews」をよろしくお願いいたします!!
(畑中 一平)
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
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(畑中 一平)
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