4月も第一週が終わりました。
日本の多くの企業では新卒一括採用が行われるため、毎年この時期は特に慌ただしくなります。新入社員を迎える先輩や上司の皆様も、きっと大変お疲れだと思います。
また、この時期にはなぜか朝の通勤時間帯に電車がほぼ毎日遅延しています。これは新入生や新社会人が原因で「人流の変化」が生じ、それが交通インフラに大きな影響を及ぼしているのでしょうか。筆者は毎年この時期に同じことを感じています。
それではまず、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!
データのじかんでは、全国47都道府県の各地域のDXやテクノロジー活用のロールモデルや越境者を取材し発信しています。「Local DX Lab」は地域に根ざし、その土地ならではの「身の丈にあったDX」のあり方を探るシリーズです。今回は東京都国分寺の「国分寺の投票率1位にプロジェクト」を取材しました。
・データ×お祭り感で国分寺の投票率1位を目指す。プロジェクトの仕掛け人が語る「指標の使い方」と「周囲の巻き込み方」
「データのじかん」の新特集、「World DX Journal」へようこそ!世界中で巻き起こるデジタル変革(DX)のリアルな声を、まるでそこにいるかのように届けます。報道におけるバイアスをそぎ落とし、生の一次情報を根拠に、日本から世界のDX動向をリアルタイムでキャッチ。読者のみなさん、各地のデジタル最前線の情報を通して、世界がどんな風に様変わりしているのか、目撃してみませんか?情報をシェアするだけじゃない、世界を「読む」ことで、これからを生きるヒントを一緒に探していきましょう。さあ、この冒険に、あなたも参加しませんか?第 4弾はアメリカ アトランタ在住のデータのじかんFRIENDの原田朋さんがレポートします。
・忙しいあなたの味方。ドライブスルーの進化系サービスが広がるアメリカ–世界の一次情報からDXの光を照らす「World DX Journal vol.04」
BIツールとRPAツールはデータ活用やデータ駆動経営あるいはDXのキーテクノロジーの1つとして語られます。それぞれは単体で課題を解決しますが、実際には、ツールを組み合わせて活用されているケースも多く、そのユースケースを共有する機会としてユーザーコミュニティの活動が広がりを見せています。
・企業の垣根を超えてBI x RPA の可能性を探る!ユーザー自身による、ユーザー自身のための課題解決とコミュニティの素敵なカ・タ・チ──MotionBoardとUiPathのかけ算で何ができるか?
「2030年問題」と呼ばれる問題をみなさまはご存知でしょうか?これは、2030年に日本国内の人口の約3割が高齢者となることで引き起こされる各種問題の総称です。 少子高齢化による、医療費の増大や地方の過疎化といった社会問題はもちろん、働き手の人口がぐっと減るため、企業もその影響を免れません。そうした中で、さまざまな技術を活用する動きが広がっています。その一つがドローンです。近年、ドローン技術が進化し、さまざまな法規制も整備されています。例えば、2023年11月には、過疎地のドローンの利用について、条件付きで監視者不要でも可能とする規制緩和が発表されるなど、その活用範囲は急速に広がっています。今回の記事では、ドローン市場の市場規模と将来予測、各分野の成長の動向、焦点を当て、未来のドローン市場がどのように変革されるかについて紹介します。ドローンが様々な産業で活用され、未来社会においてどのような役割を果たすか、その可能性に迫ります。
・ドローン市場規模の現在と未来、そして2030年問題。ドローン技術は高齢化が進む日本の救世主となるのか!?
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2024.04.01 公開
「国分寺の投票率1位にプロジェクト」は、市民を主役にした新しい「政治」を巡る活動であり、データ活用も重要な活動方針の1つになっています。具体的には、これまで選挙公報や街頭演説などに限られていた候補者データを市民目線で広範に収集し、整理し、公開することでそれに候補者と有権者とのあいだにあった「バリア」を小さくしようという試みなのです。
一方、市民活動ならではの運営手法として「敢えてKPIを設置しない」という主催者のこだわりもあるそうです。取材に応じてくれたのは、同プロジェクトを立ち上げた鈴木弘樹さんと、活動メンバーの浜野まどかさんのお二人に、その狙いについて伺いました。
2024.04.05 公開
コロナ以降、アメリカですっかりおなじみになった光景があります。それは、お店の駐車場で車から降りずに商品を受け取る光景です。小売店大手のウォルマートやターゲットをはじめ、多くの小売りチェーン店で導入されています。このサービスは、カーブサイドピックアップ(curbside pickup)と呼ばれています。オンラインで注文と決済をすませ、店舗前の駐車場に車を止めると店員さんが車まで運んでくれる仕組みです。
カーブサイドピックアップ(駐車場での商品受け取り)は、2020-2021年頃から目立つようになって来ました。「駐車場で商品を受け取るサービス」自体は、以前からありましたが、コロナを経てサービスが拡大した印象です。日本で接触を避けるようにと言われていたのと同じように、アメリカでもマスクをしている人が増え、小売店への入店も制限されました。お店からすると人が来てくれないと商売にならない。なのでお店の「外」で商品を渡すことでコロナ禍を生き延びてきました。多くのお店では、店の前に看板を立てて、「受け取りはコチラ」と案内していましたが、大手の小売りチェーンでは、駐車場の一角をカーブサイドピックアップ専用に変えるところが出てきました。
2024.04.05 公開
2023年12月1日、イベント「福岡から始まる! データ活用と自動化が生み出す価値を語り合おう~BI×RPA最前線~」では、RPAやAIをはじめとした自動化プラットフォームのUiPathのユーザーコミュニティ「UiPath Friends」と、BIツールのDr.SumやBIダッシュボードのMotionBoardのユーザーコミュニティ「nest」のメンバーが集い、ツールの組み合わせによる業務自動化について情報共有を図りました。本記事では、その内容をダイジェストしてお伝えします。
2024.04.05 公開
今回は、株式会社インプレス(東京都千代田区)のシンクタンク部門、インプレス総合研究所が実施した「ドローンビジネス調査報告書2023」から市場規模に関するデータを紹介します。
調査によると、2022年度の日本国内ドローンビジネス市場は前年比33.7%増の3086億円に達したといいます。2023年には、さらに前年比24.0%増の3828億円規模になると予測されています。さらに、冒頭でも触れた、規制緩和などにより、有人地帯での目視外飛行(レベル4飛行)が解禁され、2028年度までには9000億円を超える市場が期待されています。
市場別に見ても、規模は拡大しつつあります。最も比率が高いのがサービス市場で、これは、ドローンを活用した業務の提携事業の市場規模に該当します。サービス市場の2022年度の事業規模は、前年比38.4%増の1587億円となっています。
今回は、『企業の垣根を超えてBI x RPA の可能性を探る!ユーザー自身による、ユーザー自身のための課題解決とコミュニティの素敵なカ・タ・チ──MotionBoardとUiPathのかけ算で何ができるか?』という記事を紹介させて頂きました。
筆者はデジタル関連の開発エンジニアとして、モノづくりの現場に身を置いています。時代が変わり、かつては一般的だったスキルや技術力向上のための勉強会が減少しているのが現状です。これに代わって登場したのは、ベンダー主催のツールセミナーやセキュリティ教育などです。
ツールセミナーはしばしばベンダーの宣伝・広告といった営利活動が目的のため、エンジニアにとっての実用性が低いのが実情です。一方で、セキュリティ教育は情報漏洩予防などの重要な知識を提供しますが、直接的に技術力向上に結びつかないことから正直エンジニアのモチベーションに繋がらないのが実情です。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックを契機に、リモートワークが普及し、エンジニアが孤立して個々のタスクをこなすスタイルが主流となりました。これにより、人との接点が減少し、仕事の成功に不可欠な「暗黙知」の習得が難しくなっています。
仕事に関する知識は、形式知と暗黙知に大別されます。最近、多くのエンジニアは、人との接触減少により暗黙知の獲得が困難になっていることに不安を感じている様子が伺えます。また、「業務マニュアル」や「作業手順書」「社内wiki」などが充分に活用されていない職場もあり、形式知の習得さえ難しい状況も実は少なくはありません。
このような状況の中で、社内外を問わず同業者同士で知識やスキルを学ぶ「サロン」や今回紹介させて頂いた「ユーザーコミュニティ」が注目されています。これらのコミュニティは、身近な技術的課題に対するアドバイスや、業務プロセスの効率化に関するアイデアを共有する場として機能しています。
例えば
・周囲に気楽にITやスキルのことを聞ける人がいない。
・自身が無駄と感じている仕事の過程を簡略化するには?
・あるあるの課題や問題に同業者は向き合っているか?
といったケースの対処方法や他人と意見を共有する場としてとても有用です。
企業による従業員育成の機会が減少する中、個々の職業人として自己向上の手段を模索することが重要です。自身のスキルアップは、自分自身への投資であり、持続可能なキャリア構築に不可欠で、それには人との繋がりを如何に活用するか?が鍵になると筆者は考えています。
それでは、次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします!
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
(畑中 一平)
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