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データのじかんNews 2025年4月Part.02

データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちは!!【データのじかんNews】担当の畑中一平です。【データのじかんNews】では、読者様がより便利に、より活用しやすく【データのじかん】を閲覧頂けるよう、過去1週間に公開された新着記事の短信をニュースとして、みなさまにお届けしています。

第148回の2025年04月Part2では、2025年4月5日~4月11日までに【データのじかん】で公開された4件の記事をご紹介します!!

         

4月も第二週が終わりました。

関東では桜が散り始め、あたりには新緑が目立ち始めています。通勤途中、ふと耳をすませば「ホーホケキョ」と鶯(うぐいす)の声が。春を告げるこの鳴き声には、どこか背筋が伸びるような、始まりの気配がありますよね。

ところで、“春=鶯”というイメージは日本文化に深く根づいていますが、実はこの関係性、ただの風物詩にとどまりません。自然の変化に敏感な私たちの感性や、情報をキャッチするタイミングの大切さ――その姿勢は、ビジネスやITの世界にも通じるものがあるのではないでしょうか。

① 鶯の声は「変化の兆し」を知らせる自然のセンサー:

鶯が鳴き始めるのは、冬から春への季節の転換点。古来、人々は鶯の初鳴きを聞くことで「春が来た」と感じ、暮らしのリズムや仕事の段取りを切り替える合図にしていました。

つまり鶯の声は、ただの風情ではなく、変化の兆し=シグナルとして機能してきたのです。

② 「聞こえる人」だけがチャンスをつかめる:

鶯の鳴き声は、耳をすませば聞こえるけれど、意識しなければ通り過ぎてしまうものです。これはビジネスの「インサイト」や「兆し」にも通じます。環境の小さな変化に敏感であればあるほど、早く動けるし、競争優位にもつながります。

③ “学習して美しく鳴けるようになる”という鶯の特性:

実は鶯の「ホーホケキョ」は生まれつきの声ではなく、練習して習得するもの。これも人間のスキル形成や、AIの学習プロセスにも似ています。つまり、鶯は変化・成長の象徴でもあるのです。

それではまず、今回紹介する記事をダイジェストで紹介します!!

■トレンド

「ワイヤレス給電」共創プロジェクトから学ぶ、製造業の未来を切り開く協業・共創のあり方–Manufacturing Japan Summit 2025イベントリポート

2025年2月4日・5日に開催された「Manufacturing Japan Summit 2025」では、製造業の未来を切り開くための協業・共創のあり方が議論されました。特に注目されたのは、「ワイヤレス給電」技術を中心とした共創プロジェクトです。ベルニクス、象印マホービン、コイズミ照明の3社が連携し、ケーブルレスでの電力供給を実現する製品開発に取り組みました。この取り組みは、製造業における新たな価値創出の可能性を示しています。本記事では、共創プロジェクトの背景、推進のポイント、そして製造業が直面する課題とその解決策について詳しく紹介しています。協業・共創を通じて、製造業の未来を切り開くヒントが詰まった内容となっています。 (・・詳しくはこちらへ)

 

「共創」がSIerの未来を拓く──富士通Japan × 第一コンピュータリソース×ウイングアーク1stが語るDX時代の新モデル

2025年の「DXの崖」が迫る中、SIerの役割も大きな転換期を迎えています。本記事では、富士通Japan、第一コンピュータリソース、ウイングアーク1stの3社が取り組む共創モデルを通じて、マルチベンダー体制の可能性や、パートナーシップの新たな形を探ります。また、ウイングアーク1stのパートナープログラム「WARP」が果たす役割や、共創を促進する仕組みについても詳しく紹介しています。DX時代におけるSIerの新たな価値提供のヒントが詰まった内容となっています。 (・・詳しくはこちらへ)

 

■ライフ

ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース #039:落としものが見つかる国、日本。AI活用で返却率爆上がりの「落とし物クラウドfind」が尊い!

2024年、日本で警察に届けられた落とし物は約2,978万点と過去最多を記録しました。その中で注目されているのが、AIを活用した「落とし物クラウドfind」の導入により、京王電鉄での返却率が従来の3倍に向上した事例です。このサービスは、LINEを通じた問い合わせ対応や落とし物の一元管理を可能にし、利用者と管理者双方の負担を軽減しています。現在、羽田空港やJR九州、テーマパークなど全国1,200以上の施設で導入が進められています。本記事では、ウサギ社長の軽快な語り口で、日本の高い返却率の背景やAI技術の社会実装について詳しく紹介しています。「落とし物が必ず見つかる世界」の実現に向けた取り組みを、ぜひご覧ください。 (・・詳しくはこちらへ)

 

日本は休みが少ないは本当?世界の祝祭日事情と休暇文化を調べてみた

「日本人はあまり休まない」と言われることがありますが、実際のところはどうなのでしょうか?本記事では、日本の祝祭日や有給休暇の実態を、世界各国と比較しながら詳しく解説しています。日本では2024年時点で年間16日の祝祭日が定められており、有給休暇の取得率は62.1%と報告されています。一方で、フランスやドイツなどのヨーロッパ諸国では、祝祭日が少ないものの、有給休暇の付与日数が多く、取得率も高い傾向にあります。本記事を通じて、各国の休暇制度や文化の違いを理解し、ワークライフバランスの改善に向けたヒントを得ることができます。 (・・詳しくはこちらへ)

 

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トレンド

「ワイヤレス給電」共創プロジェクトから学ぶ、製造業の未来を切り開く協業・共創のあり方–Manufacturing Japan Summit 2025イベントリポート

2025.04.07 公開

2025年2月4日・5日にホテル椿山荘東京で開催された「Manufacturing Japan Summit 2025」では、国内の製造業リーダーやソリューションプロバイダーが一堂に会し、講演やディスカッションを通じて産業界が抱える課題や未来像について語り合いました。

インタラクティブセッション「共創の力で新たな市場を開く—製造業の次なる一手とは」では、「ワイヤレス給電」をテーマに、オープンイノベーションの具体的な事例や、共創プロジェクトを推進する上でのポイント、今後への期待などが語られました。本記事では、その内容をダイジェストでご紹介します。

本セッションには、株式会社ベルニクス 代表取締役社長 兼 株式会社ベルデザイン 代表取締役CEOの鈴木健一郎氏、コイズミ照明株式会社 店舗施設商品部 部長の村松洋輔氏、象印マホービン株式会社 生産開発本部長の山根博志氏が登壇しました。モデレーターは、エリコンジャパン株式会社 バルザース事業本部 シニアアドバイザーの田岡秀樹氏が務めました。

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「共創」がSIerの未来を拓く──富士通Japan × 第一コンピュータリソース×ウイングアーク1stが語るDX時代の新モデル

2025.04.11 公開

「2025年の崖」がいよいよタイムリミットを迎える本年、DXは企業にとって待ったなしの課題となっています。各企業でDXが進展するにつれ、システムインテグレーター(SIer)やベンダーの役割にも自然と変化が求められるようになるでしょう。

従来の「すべてを一社で完結させるモデル」から、各社が異なる役割を担いながらエコシステムを形成し、顧客の課題解決に向けて取り組む「共創」型のアプローチへと、今まさに移行が進んでいます。

こうした変革を推進する3社――富士通Japan株式会社(以下、FJJ)、株式会社第一コンピュータリソース(以下、DCR)、ウイングアーク1st株式会社(以下、ウイングアーク1st)――のキーパーソンが集い、DX時代におけるSIerの理想像ともいえる「共創モデル」について、それぞれの考えを語り合いました。

DXに取り組む企業が抱える課題は、年々高度化・多様化しています。このような状況を踏まえ、FJJの後藤清彦氏は次のように語ります。

「DX時代において重要なのはスピード感です。顧客企業が求めるスピードで課題を解決するためには、1社のSIerがすべてを担うのではなく、複数の企業が協力して“マルチベンダー”的な体制を構築し、それぞれの得意分野を持ち寄る必要があります」

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ライフ

ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース #039:落としものが見つかる国、日本。AI活用で返却率爆上がりの「落とし物クラウドfind」が尊い!

2025.04.09 公開

まいどどうも、みなさん、こんにちは。

わたくし世界が誇るハイスペックウサギであり、かのメソポ田宮商事の日本支社長、ウサギ社長であります。桜の花びらが日本列島をカラフルに彩っている今日この頃ですが、みなさま、いかがおすごしでしょうか?備蓄米の放出も虚しく、米はどこへって感じで吉野家も値上げを発表しましたし、トランプ関税で世界中がてんやわんやしているわけなので、まぁ、いずれも米に関する問題ってことで、どこまで行っても結局人間の問題のほとんどは米騒動なのかも知れません。

まぁ、なんと申しましょうか、世の中、捨てる神あれば拾う神あり、とはよく言ったもので、捨てる神があるっていうことは当然捨てる人もいるわけで、意図的に捨ててしまえばポイ捨てであり、それは決して奨励される行為ではないわけですが、意図せぬところで忘れてしまったり、うっかり落としてしまったり、まぁ、どうしてなくなるのかがわからないから回収も難しいのが紛失物というものなのですが、日本には実に様々な落とし物があるそうです。警察庁によると、2024年に警察に届けられた「落とし物」の数は2978万7068点。ちなみに、この数字は過去最高なのだとか。

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日本は休みが少ないは本当?世界の祝祭日事情と休暇文化を調べてみた

2025.04.11 公開

ワークライフが重要視される昨今。祝日や有給は生活と労働のバランスを取るために非常に重要な要素です。

世界中にはさまざまな文化や伝統があり、それぞれの国で祝祭日(公休日)の数や内容は大きく異なります。そうした中で、一般的に日本人はあまり休まない、とされていますが、その実態はどうなっているのでしょうか?

日本では、2024年時点で年間16日の祝祭日が定められています。

25年前の1999年の「ハッピーマンデー制度」により特定の祝日が月曜日に変更され、3連休が増えたほか、新たな祝日(山の日など)の制定により、国民が休みを取りやすい環境が整えられてきました。

また日本の有給休暇の付与日数は勤続年数に応じて毎年10-20日が付与されます。厚生労働省の「令和5年就労条件総合調査の概況」によると有給取得率は62.1%ということです。

本記事では、世界各国の祝祭日の数や有給の実態と特徴についてご紹介します。

日本は休みが少ないは本当?世界の祝祭日事情と休暇文化を調べてみた

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編集後記

今回は『「ワイヤレス給電」共創プロジェクトから学ぶ、製造業の未来を切り開く協業・共創のあり方–Manufacturing Japan Summit 2025イベントリポート』という記事を紹介させて頂きました。

パソコンがビジネスの現場で当たり前に使われるようになってから、すでに長い時間が経ちました。現在では、キーボードやマウスといった周辺機器はワイヤレスが主流となり、LANやディスプレイ接続までもが無線化されたことで、かつてはケーブルが張り巡らされていたデスク周りも、ずいぶんとすっきりしてきました。

それでもなお、唯一残っていたのが“給電”です。電力供給だけはワイヤレス化が難しいと長らく感じていましたが、最近ではスマートフォンやスマートウォッチ、イヤホンといったデバイスでワイヤレス充電が当たり前になりつつあります。

ワイヤレス化は、仕事や生活における物理的・心理的なストレスを軽減し、同時に利便性も高めてくれます。だからこそ、筆者は『給電領域』においてもその可能性に期待したくなります。

そんなわけで今回の編集後記では、「ワイヤレス給電」について、お話させて頂きたいと思います。

ワイヤレス給電とは?

『ワイヤレス給電(Wireless Power Transfer / Wireless Charging)』とは、電力をケーブルなどの物理的な接続なしで機器に供給する技術のことです。スマートフォンやイヤホンなどの小型機器での普及が進む中、今では家電、医療機器、さらには産業機器や自動車などへの応用も視野に入れられています。

主なワイヤレス給電の方式

ワイヤレス給電にはいくつかの方式があり、代表的なものに電磁誘導方式(もっとも一般的な近距離給電)、磁界共鳴方式(やや距離がある機器への給電も可能)、電波方式(遠距離・低出力向け)が挙げられます。それぞれの方式には、給電距離・効率・用途に応じた特徴があります。

・電磁誘導方式(Inductive Coupling):

最も一般的な方式。送電コイルと受電コイルを近づけて磁界を使って電力を伝送。Qi(チー)規格などがこれに該当。

・磁界共鳴方式(Magnetic Resonance):

共鳴現象を使うことで、多少距離が離れていても給電可能。複数デバイスへの同時給電も期待されている。

・電波方式(RF方式):

電波を使って遠距離まで電力を飛ばす方式。低出力向きで、IoTセンサーなどへの給電に適している。

ワイヤレス給電のメリット

ワイヤレス給電は、ケーブル不要による空間の自由度向上や、断線・接触不良のリスク低減、防水性・安全性の向上といった利点を持ち、機器の利便性やデザイン性の向上にもつながる技術です。

・ケーブル不要で、空間の自由度が高まる

・断線や接触不良のリスクがない

・水やほこりの侵入を防ぎ、防水性・安全性が向上

・機器のデザイン性や利便性の向上

ワイヤレス給電の課題

一方でワイヤレス給電には、電力ロスの発生や送電距離の制限、発熱や安全性への配慮といった技術的課題もあり、高出力機器や広範囲での利用にはまだハードルが残されています。

・電力ロスが発生しやすく、効率が有線より劣る場合が多い

・送電距離に制限がある(特に近距離方式)

・発熱や安全性への配慮が必要

・高出力や大規模機器向けの普及にはまだ技術的なハードルが残る

スマートフォンやウェアラブル機器への普及に加え、オフィスや工場、医療現場でのケーブルレス化が進むことで、作業効率や安全性の向上が期待されます。また、電気自動車へのワイヤレス充電や、無人搬送ロボット(AGV)への自動給電など、産業用途への応用も今後の注目ポイントです。

それでは次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします!


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データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。

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(畑中 一平)

 

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