先週に続き、筆者がリモートワークで実践している健康対策を紹介します。
前回、ステッパーとスタンディングデスクを組み合わせて仕事をしていると書きましたが、イメージが伝わりにくいかなと思い、生成AIに依頼してイラストを作成しました。
スタンディングデスク+ステッパーで仕事をする筆者のイメージ(ChatGPT5で生成)
スタンディングデスクとは、IKEAの「TROTTEN 昇降式デスク」(筆者も使用)のように、座り作業だけでなく立ち・座りを切り替えられる昇降機能付きのデスクのことです。昇降式であれば、体格や作業内容に合わせて天板の高さを調整でき、作業環境の柔軟性が高まります。
想定されるメリットとしては――
・長時間の座りっぱなしを避けられるため、健康リスクの軽減につながる可能性がある。
・姿勢を切り替えやすく、腰・背中・首の負担が和らぐ場合がある。
・気分や集中力にプラスの影響が見られたという報告もある。
一方で、効果や体感には個人差があります。導入の際は、無理のない範囲で試しつつ、ご自身の体調や作業スタイルに合うかを慎重に判断してください。
それではまず、今回紹介する記事をダイジェストで紹介します!!
「データ・情報は生もの!」をコンセプトにした、データのじかんの新企画「DX Namamono information」。ググってわかる情報や AI が集めるデータだけでは決してとらえきれない、デジタル活用・DX の“生”情報を、全国の「体験者」たちがあなたにお届けします。一次情報とニュースを合わせて読むことで、「自分ごと化」も理解度アップも間違いなし!今回は、10 年ぶりに訪れたオーストリアの首都、ウィーンでのキャッシュレス事情の変化をレポートします。10 年という時間がもたらした変化、その“今”をご一緒に見てみましょう! (・・詳しくはこちらへ)
こんにちは。「データのじかん」編集部です。データ活用、分析、可視化、DX推進……。分野も立場も異なる「データ好き」たちがフラットに語り合うコミュニティ「データ界隈100人カイギ」から、初のスピンオフイベントが誕生します。その名も「データをつまみに語りませんか?」。2025年10月31日(金)の夜、東京・秋葉原のイノベーションスペース「D.E.BASE」にて、少人数・現地限定で開催されます。このイベントは、Podcastとの連動公開収録や、飛び込みトーク、ネットワーキングなど、これまでの「登壇+観覧」の形式とはひと味違う、参加者主体型の交流企画。データを軸にした学びと語らいが、文字通り“おつまみ”感覚で楽しめる一夜となりそうです。 (・・詳しくはこちらへ)
夜道を歩くすべての人に安心を届ける防犯アクセサリー、Yolni(ヨルニ)。一見すると洗練されたアクセサリーのようですが、いざという時には家族や友人に助けを求められる“防犯アイテム”でもあります。このプロダクトが生まれるまでには、実に9年という長い歳月が費やされました。開発を手掛けるのは、techika合同会社代表社員であり、Yolni株式会社取締役を務める 矢島佳澄 氏をはじめとする4人のチームです。矢島氏のものづくりの原点は、2010年代初頭のメイカームーブメントの熱気にありました。そこから一貫して続く「ユーザーの物語に寄り添う」というナラティブな設計思想が、どのように生まれ、Yolniというプロダクトに活かされているのか。『データのじかん』の主筆・大川が、Yolniのローンチまでの道のりと、単なる防犯グッズにとどまらない独自のコンセプト、この先の展望について矢島氏にお話を伺いました。 (・・詳しくはこちらへ)
AIO(AI検索最適化=Artificial Intelligence Optimization)は、生成AIやAIを活用した検索システム(例えば ChatGPT/Gemini/Bard 等)に対して、自社や自分のコンテンツが「AIに理解・評価され、提示される」よう最適化するための戦略を指します。従来の検索エンジン最適化(SEO: Search Engine Optimization)が「検索エンジン(クローラ/ランキング)に上位化される」ことを目的としていたのに対し、AIOは「AIがどう情報を理解・引用するか」に焦点を当てています。今回のタイムくんは、このAIOについて漫画で分かりやすくお伝えします。 (・・詳しくはこちらへ)
「空き家」とは、居住や使用がされていない建築物およびその敷地を指します。その中でも、長期間放置され、倒壊の危険や害虫発生、景観悪化などのリスクを抱えるものは「特定空家等」とされ、行政による指導・勧告・解体などの対象となります。今回の「ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース」では、日本列島に増え続ける「空き家問題」を取り上げ、その実態や背景を分かりやすく紹介します。 (・・詳しくはこちらへ)
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2025.10.20 公開
データのじかん新企画「DX Namamono information」では、日本では得られない“現地の体験”からDXのいまを捉えていきます。今回の舞台は、10年ぶりに訪れたオーストリア・ウィーン。歴史が息づく街で、生活インフラのキャッシュレス化はどこまで進んでいるのでしょうか。
まず目立った変化は、公共交通機関です。ウィーン中心部を縦横に走る地下鉄や路面電車の券売機は、クレジットカード・デビットカードのタッチ決済に幅広く対応しながら、現金でも購入可能。欧州では現金非対応の券売機が一般的になりつつある中、紙の乗車券を発行する姿は、キャッシュレス移行期ならではの光景といえます。また、QRコードで検札を行う郊外鉄道など、運用面ではデジタル化も確実に進んでいます。
続いて観光地でも、“デジタルの波”が来ています。代表スポット「モーツァルト・ハウス」では、これまで専用端末だったオーディオガイドがスマホ対応にシフト。館内で配布されるQRコードを読み取って利用する方式へと進化しており、ペーパレス化・省資源化も感じられます。
さらに印象的だったのが、有料公共トイレの決済手段。かつては小銭探しに苦労しましたが、現在はカードのタッチ決済のみでスムーズに利用可能。利用券のクーポンこそ紙ですが、こちらもキャッシュレス化の恩恵を実感できる瞬間です。
とはいえ、まだ完全移行という段階には至らず、紙の乗車券や館内専用Wi-Fiなど、過渡期ならではの姿も残っています。伝統と革新が同居するウィーンだからこそ見える、リアルなキャッシュレスの“今”をお届けします。
2025.10.20 公開
データ活用の現場を“人と文化”の視点から捉えてきた「データ界隈100人カイギ」に、待望のスピンオフ企画が誕生します。その名も「データをつまみに語りませんか?」。発表でも成果自慢でもなく、日常の中の“ちょっとしたデータの話”を、肩書を越えて気軽に交わせる場をつくることが目的です。
イベント前半では、Podcast番組の公開収録を実施。DX推進やデータ可視化の現場で奮闘するゲストが、「実はこうなんだよね」という本音トークを展開します。後半では飛び込みトーク枠も用意され、当日参加した人なら誰でも語り手になれるという、これまでにないオープンなスタイルが特徴です。
また今回は、オンライン配信もアーカイブも行わない“現地限定・定員30名”での開催。偶然の隣席から新しい議論が生まれたり、ネットワーキングの場で次のコラボが動き出したり──そんなリアルな出会いと熱量を大切にしています。
“知識”よりも“経験”を、“正解”よりも“つまずき”を共有する。小さな気づきこそが、他の誰かの前に進むヒントになる。そんな価値観がこのイベントの根底にあります。
データに携わるすべての人が主人公になれる1日。ぜひ会場で、その空気を体感してください。
2025.10.20 公開
夜道を歩くすべての人に、少しでも安心を。その想いから生まれた防犯アクセサリーが「Yolni(ヨルニ)」です。一見すると洗練されたアクセサリーですが、いざという時には家族や友人に助けを求めることができる“お守り”のような存在。その開発には、9年という長い年月が費やされました。
手がけたのは、柔らかい素材と電子工作を組み合わせた“柔らかいハードウェア”を研究するものづくりチーム。矢島佳澄氏を中心とする4人は、2010年代初頭のメイカームーブメントに触発され、「自分の手で世界をつくる」精神を大切にしてきました。そこにあるのは、機能を足し算するだけではない、「ユーザーの物語に寄り添う」設計思想です。
Yolni誕生のきっかけは、防犯ブザーを再発明するという発想から。ユーザーインタビューを重ねる中で、“まずは信頼できる相手に状況を伝えたい”という切実な声に行き着き、機能よりも感情に寄り添う方向へ舵が切られました。スイッチの押し心地やストラップの素材にいたるまで、数十、数百という試行錯誤を重ねた背景には、プロダクトとユーザーの関係性に対する徹底したこだわりがあります。
Yolniが目指すのは、「怖いから持つ」防犯ではありません。夜桜を見に出かけてみる、少しおしゃれしてバーへ向かう──夜の時間を前向きに楽しむきっかけになる存在です。美しく夜を守ることで、暮らしの選択肢を広げていく。
そして挑戦はプロダクトで終わらない。将来的には街灯や自販機と連携するなど、“夜の街づくり”へとつながるビジョンも描かれています。
2025.10.20 公開
検索エンジン最適化(SEO)が情報発信の主戦場だった時代は、すでに過去のものになりつつあります。生成AIの普及により、私たちが情報を探し、受け取る行動は大きく変わりました。いま求められているのは「効率化」ではなく、AIに正しく理解され、評価されるための「最適化」。今回のタイムくんは、この潮流を象徴するキーワード“AIO(AI検索最適化)”をテーマに、情報流通のパラダイムシフトをユーモアたっぷりに描きます。
かつては検索キーワードで上位表示されることが、企業にとっての最重要課題でした。「検索してサイトに訪れてもらう」導線は、ごく自然なユーザー行動だったのです。しかし現在は、チャットAIに直接質問すれば即答が返ってくる時代。PV獲得を前提とした広告モデルは揺らぎ、情報提供のあり方そのものが問われています。
一方、AIの回答は正しいとは限らず、情報源が曖昧なまま信頼してしまう危うさも同居しています。SEOで溢れた時代の副作用が“広告疲れ”だったとすれば、「AIO時代の副作用」は何か──。私たちはいま、新たな情報環境の過渡期にいます。
2025.10.22 公開
少子高齢化が進む一方で、新築住宅は増え続ける──その結果として全国で深刻さを増しているのが「空き家問題」です。本号のラビットニュースでは、ウサギ社長が独自の視点とユーモアで、この社会課題を紐解きます。
2023年時点で、日本の空き家は約899万戸。7軒に1軒が空き家という状況にまで膨れ上がりました。老朽化した住宅が放置されることで、倒壊リスクや害獣被害、景観・地価の低下など、地域への悪影響は無視できません。さらに、相続が複雑に絡み所有者が分からない物件も多く、対応が進まない構造的な問題も横たわっています。
しかし、この問題には「希望の芽」もあります。価格が安くなっている空き家を活用し、住まいの確保や副収入につなげるといった、新たな選択肢が生まれているのです。DIYのハードルが下がったいま、空き家は若い世代にとってチャンスにもなり得ます。
今回ウサギ社長自身も、なんと10万円で空き家を購入。実際に片付けを進めながら、再生への道を模索する様子を現場目線で語ります。“絶望”に見える空き家を、“希望”へと転換できるのか──そんな挑戦も始まっています。
社会課題を解決しつつ、自らの暮らしも良くしていく。空き家問題は、まさにウィン・ウィンの未来への入口なのかもしれません。
今回は『「夜を美しく守る」メイカームーブメント発、Yolniができるまでの9年の軌跡』という記事を紹介させて頂きました。
今回の編集後記では、その記事の背景にもある「メイカームーブメント」とは何か?をあらためてご紹介したいと思います。
メイカームーブメントとは、DIY(Do It Yourself)文化に、デジタルファブリケーション技術・ネットワーク・オープンソースの思想が加わった“ものづくり再興の動き”です。伝統的な消費者としてモノを受け取るだけの時代から、自らアイデアを持ち、試作・改造・製作し、共有・改良していく「作る人(maker)」の立場を重視します。
・2000年代半ば以降、3Dプリンターやレーザーカッターなど、個人でも扱える製造ツールの普及がムーブメントを加速させました。
・オンラインコミュニティやクラウドファンディングを通じて、アイデアや設計データが世界中で共有・協働されるようになり、ものづくりが分散化・民主化しました。
・教育分野でも影響があり、「学びながら作る(learning by doing)」というプロジェクト型・問題解決型学習と結び付き、創造性・思考力・協働スキルを育てる手法として注目されています。
・手を動かすことの重視:アイデアを頭だけで終わらせず、実際に物体を作ることで学びや発見を得ます。
・失敗を恐れず反復する文化:プロトタイピング‐テスト‐改良というサイクルを、コミュニティの中で共有します。
・開かれた共有・協働:設計図・ノウハウ・イベント(メイカーフェアなど)を通じて、誰でも参加できる“場”が形成されています。
メイカームーブメントは、モノづくりの「高度専門化&大量生産」モデルから、「個人/少規模/実験的」モデルへと流れを変える可能性を持っています。製造業・教育・地域活性化など多方面に影響を及ぼしており、“作る側になる”という視点の転換が、新たなイノベーションやスキル習得を促します。
とはいえ、ムーブメントには課題もあります。技術・機材・時間などを持つ人だけが参加しやすい構造や、持続可能なビジネスモデルへの展開が必ずしも整っていないという指摘があります。
また、ものづくりの“文化”が地域や多様な背景を持つ人々へどれだけ開かれているか、という点も今後の焦点です。
以上、今回は「メイカームーブメント」について紹介させて頂きました。
それでは次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします!

データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
(畑中 一平)
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