

11月も中旬になりました。
ほんの一か月前までは冷房を使っていたのに、ここ一週間は暖房をつける日も増えてきました。“暑くもなく、寒くもない”という時期が、だんだんと短くなっているように感じます。
つまり、秋がどんどん短くなっているということなのでしょう。行楽のシーズンがすぐに過ぎ去ってしまうのは、秋が大好きな筆者にとっては少し残念な流れです。
以前は「秋の始まり=9月」と思っていたのですが、みなさんにとっての季節の変わり目はいつでしょうか?
それではまず、今回紹介する記事をダイジェストで紹介します!!
こんにちは。「データのじかん」編集部です。ビジネスデータだけが、データじゃない・・売上やKPI、センサー値といった“きちんとした”情報から少し離れ、もっと自由で、もっと面白く、もっと“オモシロ”なデータを肴に語り合ってみませんか?そんな趣旨で開催されるのが、「データ界隈100人カイギ #03|面白‑オモシロ‑データ会」です。2025年11月21日(金)、会場は六本木のウイングアーク1st コラボスペース。現地限定・最大50名のオフラインイベントとして、ユニークな視点を持つ登壇者と参加者が集います。 (・・詳しくはこちらへ)
約3ヵ月にわたる中学野球チーム選びを経て、我が家が最終的に選んだのは、家から自転車で通え、育成に力を入れる硬式チームでした。前回までの記事では、選択肢が多様化する中で「どんな野球をしたいか」という軸を親子で話し合い、実際にチームを見学・体験する過程を紹介しました。今回はその続編として、最終的な決断に至った経緯や、入団後に初めて気づいたこと、保護者の関わり方など“入ってみないと分からない”現実を振り返ります。十分なデータがない中でどう意思決定したのか、そのプロセスを整理し、今後も納得性を高めるために何を続けていくかを記してみたいと思います。 (・・詳しくはこちらへ)
あなたは、AIやインターネット「だけ」の情報で満足できますか?いまや、誰もが数秒で膨大なデータを収集できる時代です。しかし、刺激的な情報があふれる一方で、本当に日々の学びや気づきにつながるのは、ヒトが実際に体験・体感した「生の情報」ではないでしょうか。「データのじかん」では、新特集として【生情報取材班】を結成しました。データだけでは見つけられない“現場のリアル”を伝えるために、その道のプロたちが脇道・寄り道・余分なほどの「生情報」をお届けします。今回は、数々の鉄道関連書籍の著者である新田浩之さんが、岩谷産業の水素船「まほろば」の実情をレポートします。 (・・詳しくはこちらへ)
まいどどうも、みなさん、こんにちは。わたくし世界が誇るハイスペックウサギであり、かのメソポ田宮商事の日本支社長、ウサギ社長であります。まさかとは思いましたが、またもや水曜日がやってまいりましたのでこうしてまた記事を書かせて頂いております。いやぁ、それにしても、野球のワールドシリーズは盛り上がりましたね。わたくしはリアルタイムでは視聴しておりませんでしたが、テキストアップデートで延長戦の様子を追っておりました。先日のトランプ大統領と高市首相の対談も一緒に野球を見ていて開始が遅れた、というくらいには大谷翔平選手を始めとするロサンゼルス・ドジャースの活躍はある種、世界的なセンセーションとなっていると言ってもよいのではないかと思います。 (・・詳しくはこちらへ)
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2025.11.04 公開

データは、効率や成果のためだけにあるものではない。
ときには「趣味」や「文化」、そして「遊び心」のなかにこそ、データの面白さが隠れている——。
「データ界隈100人カイギ #03」のテーマは「面白-オモシロ-データ会」。
ビジネスの枠を超え、日常や身近な関心ごとに埋もれた“ニッチだけど愛おしいデータ”を掘り起こす試みです。
キュレーターを務めるのは、町中華のデータ化などユニークな活動で知られる株式会社データパレードの石井亮介さん。
「データには遊び心や物語があっていい」という石井さんの言葉どおり、会場には自由で柔らかな空気が流れることでしょう。
登壇するのは、立場もバックグラウンドも異なる4名。
IoTを駆使して施設運営を最適化するエンジニア、データリテラシー教育を推進するユーザー会リーダー、自治体で可視化活動を続ける職員——。
それぞれが“現場で拾い集めたデータの物語”を携え、オフライン限定の会場で語り合います。
飲食を交えた交流会も予定され、参加者同士がフラットにつながれるのも本イベントの魅力。
真面目なだけではない、ちょっと“オモシロい”データの世界を、体感しに行ってみませんか。
2025.11.07 公開

中学野球チーム選び——。それは、単に「どこが強いか」「どんな設備があるか」という比較だけでは語れない、親子にとっての大きな決断の場です。
筆者が最終的に選んだのは、「自転車で通える距離」「自前のグラウンド」「育成重視の方針」という三つの軸に最も近いチームでした。完璧な条件よりも、信頼できる指導者と長期的に成長できる環境を重視した選択。そこには、データや評判では測りきれない“肌感覚の判断”がありました。
入団後に見えてきたのは、「自前グラウンド」を持つことの光と影。安定した活動拠点は大きな利点である一方、草刈りや水抜きなどの管理負担、保護者の当番制といった運営面のリアルな課題も浮かび上がります。また、「保護者の関与」や「子どもの代の雰囲気」といったチーム文化も、実際に入ってみなければ分からない“変数”でした。
最終的に筆者がたどり着いたのは、「100点のチーム選びは存在しない」という結論。重要なのは、情報を集めきることではなく、自分たちの“判断軸”に沿って納得して選ぶこと。
本記事は、データに頼りきれない現実の中で、親として、そして子どもの成長を見守る者として、どう意思決定と“答え合わせ”を重ねていくかを綴った記録です。
2025.11.03 公開

大阪・関西万博では、鉄道やバスだけでなく「旅客船」でも夢洲にアクセスすることができました。
ユニバーサルシティポートや中之島GATEノースピア、堺旧港などから定期船が運航していましたが、その利用率は全体のわずか0.18%。運賃の高さや桟橋使用料の負担など、現実的な課題が浮かび上がりました。
そんな中で注目を集めたのが、岩谷産業の水素船「まほろば」です。
水素燃料電池と電力を併用して航行する日本初の旅客船で、まさに“動くパビリオン”と呼ぶにふさわしい存在でした。静かで無臭の船体は環境性能に優れ、万博の未来志向を象徴していました。実際に乗船してみると、エンジン音のない滑らかな航行に驚かされます。ツアー客なども多く、定員150名に対して乗船率はおよそ6割と、想像以上の人気ぶりでした。
一方で、「まほろば」には課題もあります。中之島への乗り入れ断念、片道3,000円という高い運賃、そして市中心部へのアクセス拠点不足など、技術的・経済的な調整の難しさが実用化の壁となっています。
それでも、この“静かに走る船”が示したのは、海上交通の新たな可能性でした。
水素というクリーンエネルギーを身近に体感できる「まほろば」は、万博のテーマ「未来社会の実験場」を象徴する一隻だったといえるでしょう。
2025.11.05 公開

女性が政治に参加できるようになってから、まだ100年も経っていません。
1925年の普通選挙法制定、そして1945年の女性参政権の実現を経て、1946年には39名の女性議員が誕生しました。しかし、女性首相が誕生するまでにはさらに長い年月を要しました。今回の「ラビットニュース」では、高市早苗氏の女性初の首相就任をきっかけに、女性と社会の関わりを歴史の流れから見つめ直しています。
取り上げるのは、1975年のアイスランドで行われた「女性の休日」という歴史的な出来事です。
約9割の女性が仕事も家事も1日ストップし、社会がどれほど女性の労働に依存しているかを可視化しました。結果として、翌年には男女平等法が成立し、のちに女性大統領も誕生します。この「やらない」という行動が社会を変えたという点にこそ、運動の本質がありました。
筆者はこの出来事を通じて、「休むこと」の意味を改めて問いかけます。
働き続けることだけが貢献ではなく、あえて不在をつくることで自分の存在価値を浮かび上がらせる——。それは現代の職場にも通じるメッセージです。
「女性の休日」は、行動より“静かな選択”が社会を動かす力を持つことを私たちに教えてくれるエピソードとして紹介されています。

今回は『ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース #056 :女性なくして社会は回らない!それを世界に知らしめたアイスランドの「女性の休日」とは?』という記事を紹介させて頂きました。
この記事では、1975年に 女性の休日 を実施した アイスランド の事例を起点に、“女性なくして社会は回らない”という視点を改めて掘り下げました。このイベントは、女性の有償労働・無償の家事・育児といった日々の役割をあえて停止することで、社会が女性の労働にどれだけ依存しているかを浮き彫りにしました。記事では、女性の参政権取得から議員誕生、そして日本で女性首相が登場するまでの時間の経過や、休むことで示されたイノベーションの力にも触れています。
女性が首相に就任したことで、日本という国は国際的にも高く評価され、株価の上昇には、その象徴的な出来事による安心感や期待感も少なからず影響していると、筆者は感じています。
筆者が身を置くエンジニアの職場は、かつては男性中心の世界でした。
作業はどこか行き当たりばったりで、勢いで押し切るような場面も少なくありませんでした。
しかし近年、女性をリーダーとして登用するケースが増え、仕事の進め方が大きく変わったと感じています。
丁寧で整理された段取り、周囲への気配り、対話の多さ――。
そうした姿勢がチーム全体の生産性と安心感を確実に高めています。
女王蟻や女王蜂の生態を見ても、彼女たちは単なる“頂点”ではなく、群れの安定と継続を担う存在です。
自らが最前線で動くよりも、仲間を育て、環境を整え、長期的な視点で全体を支えます。
つまり、支配ではなく「循環の中心」に立つリーダーなのです。
その在り方は、人間社会における女性リーダーの姿にも重なります。
成果やスピードだけでなく、チームの調和や持続性に目を向ける姿勢こそが、これからの時代に求められるリーダー像ではないでしょうか。
女性が導く社会は、より柔軟で、しなやかで、そして持続可能になる。
そのことを、政治の現場からも、日々の仕事の現場からも、筆者は改めて実感しています。
それでは次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします!

データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
(畑中 一平)
メルマガ登録をしていただくと、記事やイベントなどの最新情報をお届けいたします。
ChatGPTとAPI連携したぼくたちが
機械的に答えます!
何か面白いことを言うかもしれないので、なんでもお気軽に質問してみてください。
ただし、何を聞いてもらってもいいですけど、責任は取れませんので、自己責任でお願いします。
無料ですよー
30秒で理解!インフォグラフィックや動画で解説!フォローして『1日1記事』インプットしよう!