新年あけましておめでとうございます。
本年も「データのじかん」をどうぞよろしくお願いいたします。
2022年にスタートした『データのじかんNews』も、気づけば5年目に突入しました。データやDXを取り巻く環境がめまぐるしく変化する中で、本年も、いま押さえておきたいトピックを、わかりやすくお届けしていきます。
それではまず、今回紹介する記事をダイジェストで紹介します!!
「データ・情報は生もの!」をコンセプトにした『データのじかん』の新企画「DX Namamono information」。ググっても分からない、AIが集めただけでは得られない、リアルなデジタル活用・DXの情報を、全国の“体験者”があなたに届けます。一次情報とニュースを併せて読むことで、理解が深まり、自分ごと化が進むこと間違いありません!2025年10月13日に大阪・関西万博が閉幕しました。この記事を執筆している11月13日時点でも、なお万博の余韻を感じます。一方で、万博終了後に対応が必要なことも残っています。そのひとつが、万博独自の電子マネー「ミャクぺ!」の残高処理です。この処理を行わないと、簡単に言えばお金を取り戻せなくなってしまいます。そこで今回は、実際にミャクぺの残高処理を行った体験を紹介します。 (・・詳しくはこちらへ)
「データ・情報は生もの!」をコンセプトにした『データのじかん』の新企画 「DX Namamono information」。ググれば分かるような情報や、AIが収集するだけでは見えてこないリアルなデジタル活用・DXの知見を、全国の“体験者”があなたにお届けします。一次情報とニュースをあわせて読むことで、理解が深まり、自分ごと化が進むこと間違いありません!普段はまじめにさまざまなサービスを論評していますが、たまには遊び心あふれるサイトを紹介してもいいでしょう。2025年10月13日に大阪・関西万博が閉幕し、公式の予約サイトもその役割を終えました。ところが万博後になって、遊び心のある「万博の予約サイト」が登場しました。今回はそのサイトをちょっと試してみた体験を紹介します。 (・・詳しくはこちらへ)
あなたは、AIやインターネット「だけ」の情報で満足できますか。たった数秒で誰もが膨大なデータを収集できる時代だからこそ、本当に日々の学びや気づきにつながるのは、人が体験し、体感した「生情報」ではないでしょうか。「データのじかん」の新特集では、データだけでは見つけられない情報をお届けするために【生情報取材班】を結成。その道のプロたちが、データだけではわからない“脇道”や“寄り道”、ときには余分とも言える生情報まで、読者のみなさんにお届けします。 (・・詳しくはこちらへ)
SNSを見ると、博士後期課程に在籍する大学院生の嘆きが、定期的に目に入ります。とくに、学術振興会などの研究費の申請が不採択だった際の声は切実です。しかし、こうした実情は、世間にはあまり知られていないように感じられます。そもそも、博士後期課程がどのようなものなのかを具体的にイメージできる人は、多くないのではないでしょうか。本記事では、博士後期課程と研究費の実態について、一から丁寧に調べています。 (・・詳しくはこちらへ)
棒グラフ、散布図、カルトグラム……。私たちはさまざまなグラフ(graph)を用いてデータを把握・分析し、現状や過去、さらには未来の可視化を行っています。あまりにも身近な存在であるがゆえに、水や空気のように「もともとそこにあったもの」と感じられがちですが、実はそれらすべてが、長いデータ可視化の歴史の積み重ねの中で生み出された、誰かの“発明品”なのです。その歴史をひもといたのが、ヨーク大学心理学教授であり統計コンサルティングサービスのコーディネーター、アメリカ統計学会研究員でもある マイケル・フレンドリー 氏と、アメリカ統計学会および教育研究協会の研究員で、統計や教育分野において数多くの受賞歴と著作を持つ ハワード・ウェイナー 氏です。両氏が詳らかに解説したのが、書籍 『データ視覚化の人類史 グラフの発明から時間と空間の可視化まで』(青土社、2021年)です。本記事では、本書の概要をはじめ、読むことで得られる知見や、あわせて参照したい関連サイトについて紹介します。 (・・詳しくはこちらへ)
まいどどうも、みなさん、こんにちは。わたくし、世界が誇るハイスペックウサギにして、かのメソポ田宮商事・日本支社長、ウサギ社長であります。気がつけば2025年だったものが2026年に早変わりし、干支も蛇から馬へ。「明けましておめでとうございます」あるいは「あけおめことよろ」といった合言葉、さらにはそれらを意味するLINEスタンプが、日本列島津々浦々を無数かつ無秩序に飛び交う数日間も過ぎ去り、ようやく落ち着きを取り戻しつつある地方都市のカフェで、わたくしはこの原稿を書いております。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。 (・・詳しくはこちらへ)
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2025.12.29 公開
大阪・関西万博の開催期間中に利用された、万博独自の電子マネー「ミャクぺ!」。Visaのタッチ決済に対応し、会場外でも使える利便性の高いサービスとして利用した人も多いのではないでしょうか。しかしこのミャクぺは期限付きの電子マネーであり、2026年1月14日以降は利用不可となります。期限を過ぎた残高は「失効残高」となり、三井住友銀行を通じて慈善団体へ寄付される仕組みです。
とはいえ、「お金を失う」と聞いて慌てる必要はありません。ミャクぺ!サポートセンターでは、2026年1月13日まで残高処理の申し込みを受け付けており、手続きを行えば失効残高と同額のVポイントPayギフトを受け取ることができます。本記事では、その具体的な手続き方法と注意点を、実際の体験をもとに紹介しています。
残高処理は「HashPort Wallet(旧EXPO2025デジタルウォレットアプリ)」から簡単に行えますが、申し込み時点の残高がそのままギフトに反映されるわけではない点には注意が必要です。ギフトは失効後にメールで届く仕組みとなっています。
手続き自体は非常にシンプルだからこそ、忘れてしまうのが一番のリスク。ミャクぺを利用した覚えのある方は、今のうちに残高を確認し、早めの対応をおすすめします。
2026.01.05 公開
大阪・関西万博の閉幕後、その体験を“もう一度”思い出させてくれるユニークなジョークサイトが話題となりました。2025年10月、ソフトエンジニアのsublimerさんが公開したのは、「万博のパビリオン予約」を疑似体験できるサイト。実際の予約画面を忠実に再現しつつ、「ソビエト館」や「ナウル館」といった架空のパビリオンが混ざる遊び心あふれる内容となっています。
サイトを操作してみると、当時を思い出させるUIと挙動に、思わず懐かしさを覚えます。時間帯ごとの予約枠、すぐに「×」が並ぶ画面、何度挑戦しても表示される「予約できませんでした」というメッセージ。ようやく予約が取れたかと思えば、それまでの“悔しさ”ごと体験が蘇る仕掛けになっており、シンプルながらつい何度も試したくなる構造です。この投稿は800万回以上閲覧され、多くの共感を集めました。
なぜ、このようなジョークサイトが世代を超えて受け入れられたのでしょうか。本記事では、その背景として「共通の作業記憶」に注目します。大阪・関西万博では、予約がインターネットに一本化され、PC・スマートフォンでほぼ共通の体験が生まれました。一方、2005年の愛・地球博では予約手段やUIが分散しており、同じような記憶は形成されにくかったと考えられます。
単なるネタサイトにとどまらず、インターネット体験の共有とノスタルジーを浮かび上がらせる本事例。デジタル体験が人々の記憶にどのように刻まれるのかを考える、示唆に富んだ一編です。
2026.01.06 公開
本記事では、関西で注目を集める二つの都市型公園――大阪の「グラングリーン大阪・芝生広場」と、神戸の「東遊園地」を取り上げ、その運営形態や使われ方の違いを現地取材をもとに比較しています。いずれも都心に立地し、多くの人が集う空間でありながら、その成り立ちと役割は大きく異なります。
グラングリーン大阪・芝生広場は、JR大阪駅至近の再開発エリア「うめきた2期」に整備された民間主導の都市公園です。指定管理者である一般社団法人うめきたMMOが、公園運営とエリアマネジメントを一体で担っており、屋根付きイベントスペース「ロートハートスクエア」など、イベント開催を前提とした合理的で統一感のある設計が特徴です。一方で、使用料金は高めに設定されており、市民主体の小規模イベントにはハードルがある点も浮かび上がります。
対照的に、神戸市役所隣に位置する東遊園地は、長い歴史を持つ公園を2023年に再整備した公主体の都市型公園です。Park-PFIを活用しつつも、基本的な管理は神戸市が担い、使用料金も比較的抑えられています。そのため、市民参加型のイベントや日常的な利用がしやすい環境が整っていますが、園内で管理主体が分かれていることによる使い分けの難しさも見えてきます。
同じ「都市型公園」でありながら、「民」と「公」という運営の違いが、空間設計や利用者の行動、イベントの性格にどのような影響を与えるのか。本記事は、その違いを具体的な事例から読み解き、これからの都市公園の在り方を考えるヒントを提示します。
2026.01.10 公開
博士後期課程とは何か。その位置づけや修了までの道のりは、実はあまり知られていません。本記事では、学部から修士、博士へと続く大学院教育の全体像を整理しながら、博士号取得の意味や、修士論文と博士論文の間に横たわる「壁」の大きさを、筆者自身の経験も交えて解説しています。
さらに、文部科学省の調査データをもとに、博士後期課程の学生たちがどのような経済状況で生活しているのかを可視化。TA・RA業務、アルバイト、奨学金、給付型支援など、収入源の実態を丁寧に読み解き、多くの学生が「生活費すら十分に賄えない」現実に置かれていることを明らかにします。
後半では、博士課程の学生にとって重要な支援制度である「日本学術振興会特別研究員(DC)」に焦点を当て、その魅力と同時に、年々下がり続ける採択率という厳しい現実を紹介。努力だけでは越えられない構造的な問題が、若手研究者の将来を左右していることが浮き彫りになります。
博士後期課程への進学者数は近年ようやく増加に転じましたが、学生の経済環境は依然として厳しいままです。優秀な人材を育て、活かすために、どのような支援が必要なのか。本記事は、博士課程を取り巻く現状を冷静に整理しながら、日本の研究基盤の未来を考えるための材料を提示しています。
2025.12.28 公開
本記事では、書籍『データ視覚化の人類史 グラフの発明から時間と空間の可視化まで』を手がかりに、データ視覚化がどのように生まれ、発展してきたのかを俯瞰します。本書が描く時間軸は、古代文明における「文字の誕生」から、コンピューターやアニメーショングラフィックスを用いた現代の表現手法にまで及びます。文字そのものをデータ可視化の原点と捉える視点は、私たちが当たり前に使っているグラフや図表の見方を改めて問い直します。
人類は、地図や図像、数値の記録、さらには多次元データや動的表現といった手法を獲得しながら、情報を「見る」技術を磨いてきました。棒グラフや円グラフを読み解く行為、Excelや分析ツールでグラフを描く日常的な作業も、過去の研究者や実践者たちの試行錯誤の積み重ねの上に成り立っています。本書は、そうした先人たちが何を目的に可視化へ取り組み、どのような影響を社会にもたらしたのかを丁寧に掘り下げます。
また本書の特徴は、歴史を単なる年代順ではなく、「テーマ別」に分析している点にあります。最初のグラフは何を目指して生まれたのか、なぜ多変量・三次元以上の表現へと進化したのかといった問いを軸に、データ視覚化の発展を立体的に理解できる構成となっています。
さらに、著者による公式サイトでは、書籍を補完する図版やデータ、追加情報が公開されており、現代のデータ可視化実践者にとっても多くの示唆を与えてくれます。生成AI時代を迎えたいま、データ視覚化の歴史を知ることは、次のマイルストーンを考えるための重要な手がかりとなるでしょう。
2026.01.06 公開
本記事では、国際情勢が不穏さを増す中で公表された、ユーラシア・グループによる「2026年 世界10大リスク」を取り上げ、ウサギ社長ならではの視点と語り口で読み解いています。年明け早々の衝撃的なニュースを背景に、なぜ今このレポートに注目すべきなのか、その問題意識から話は始まります。
ユーラシア・グループは、地政学リスクを専門に扱う世界的なコンサルティングファームで、毎年、複雑に絡み合う世界情勢を10のリスクに整理して発表しています。本記事では、50ページを超えるレポートの中身を噛み砕き、「米国の政治的混乱」「中国を巡る経済・エネルギー問題」「欧州の不安定化」「ロシアによる見えない戦争」など、2026年を象徴するテーマをテンポよく紹介しています。
さらに、AIの収益化競争がもたらすリスクや、自由貿易体制の形骸化、水資源が戦略的に利用される可能性など、テクノロジーや経済、環境を横断する課題にも触れられています。どれも一見すると突飛に見えるものの、現実と地続きの話として浮かび上がってくる点が印象的です。
本記事は、未来を悲観するためのものではなく、「リスクを知る」ことの重要性をユーモアを交えて伝える一編です。混沌とした時代を生き抜くための前提知識として、2026年に向けた世界の見取り図を把握する手がかりとなるでしょう。
今回は『深刻な博士後期課程の経済的苦境。奨学金、TA・RA、アルバイト…関連データから「生活」を読み解く。』という記事を紹介させて頂きました。大学院生、とりわけ博士後期課程の学生が、研究に打ち込みながらも経済的に厳しい現実の中で生活している――本記事は、そんな実態を可視化した内容です。
実は筆者自身も、かつて大学院に在籍していました。当時を振り返っても、多くの学生は家庭から十分な支援を受けられるわけではなく、とくに地方出身者や博士課程の学生の多くが、経済的な不安を抱えながら就学していたように思います。本来、大学院では研究に集中する時間が求められますが、現実には生活のために働かざるを得ない学生も少なくありません。
一方で近年、産学連携は少しずつ広がりを見せています。大学と企業が共同で研究を進め、成果を社会に還元していく取り組みは、確実に増えつつあります。ただその一方で、企業側では依然として、利益につながるかどうか見通せない研究をリスクと捉える傾向も強く、研究離れが進んでいるという声も聞かれます。
産学連携とは、本来、大学が持つ研究力や知見と、企業が持つ資金力や実装力を結びつけ、研究成果を社会に還元していくための仕組みです。研究は大学に、社会実装は企業に――それぞれの強みを持ち寄ることで、双方にとって価値のある循環を生み出すことが期待されています。
だからこそ、企業が大学に研究をアウトソーシングし、大学はその収益を研究費や学生への支援に還元する――そんな循環が広がっていくことは、研究環境の改善だけでなく、次の世代の挑戦を後押しし、結果としてイノベーションの活性化にもつながっていくはずです。産学連携がうまく機能したときに生まれるのは、まさにそうした未来なのではないかと、筆者は考えています。
それでは次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします!

データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
(畑中 一平)
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