アメリカや中国をはじめ世界的に広がりつつフェムテックサービスですが、日本でも、独自の形で様々なサービスが生まれています。
日本のフェムテックサービスの特徴の一つといえるのが、 LINEの活用です。
例えば、漢方のサブスクリプションサービスを提供するスタートアップ「わたし漢方」では、 LINEで公式アカウントと友達になり、表示された質問に回答していくことで、一人一人の体質を薬剤師が診断し、その人に合った漢方薬のサブスクリプションプランを提案するというものです。
また、日本のフェムテック分野の若手の急先鋒として注目を集める、ハヤカワ五味さんが代表を務める「illuminate」では、LINEで生理日の管理ができ、さらに、その人のライフスタイルに合った生理用品の提案から購入までを行うことができます。
LINEを介した相談ならば、オープンにしづらい自分の体のことを相談しやすいですし、また、身近なアプリケーションなので、抵抗なく使えて共感しやすいな、と感じます。
今回ご紹介したことをまとめると、
です。
注目度も高く世界的にも、新たな取り組みが次々と生まれているフェムテックサービスは、新たな可能性を秘めたビジネスとしても、また、現代社会を生きる個人としても注目していきたい分野です。現在中国やアメリカのサービスでは、すでに、様々なバリエーションのサービスがあるため、今後それらがどのような展開を見せるのか楽しみです。
また、日本国内では、フェムテックに取り組む企業はまだまだ少なく、まだまだ「ブルーオーシャン」な分野であると言えます。
これからどんなサービスが生まれるのか、見守っていきたいですね。
参考引用サイト ・女性の悩みを「フェムテック」で解決 輝く女性起業家: 日本経済新聞 ・illuminate ・The Femtech Market Map: 45+ Startups Focused On Women’s Healthcare & Sexual Wellness - CB Insights ・The Body Series: How Technology Is Transforming Women’s Healthcare - CB Insights
(大藤ヨシヲ)
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