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2020年、明けましておめでとうございます。年末年始にどこかにお出かけになった方も多いかと思います。

JTBの旅行動向アンケートによると、年末年始の国内旅行者数は前年比2.1%減の2,926万6,000人、海外旅行者数は、0.3%増の76万2,000人で過去最高になると予測されていました。

「旅行」と一言で言っても、その楽しさを思い浮かべると同時に気になるのは、やっぱりそのコスト・・・。同データによると、海外旅行の平均費用に関する見通しは前年比1.0%増の20万2,000円とされ、全体的に旅行に関する出費を控えている傾向が見られるそうです。

では具体的にどこから節約するか、と考えてみた場合、旅行費用の大きなウェイトを占める航空券をできるだけ安く買う、というのが有力な手段となります。しかしながら、この航空券というものは旅行時期や購入のタイミングによって大きく変動する、というちょっぴり厄介な存在でもあります。行きたい気持ちとは裏腹に、せっかくの休暇だからこそ通常よりも価格がアップする航空券代に毎回頭を悩ませている方も多いのでは?

そこで今回は、お得な航空券をゲットするためにぜひ覚えて起きたい「2020年版 航空券を出来るだけ安く買うために覚えておきたい13のTips」をご紹介します。ひとり旅から家族旅行まで、旅行のプランニング段階からお役に立つ内容となっていますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください!

この記事の情報はNomadic MattのTHE ULTIMATE GUIDE TO FINDING CHEAP FLIGHTS IN 2019の内容を参考に作成しています。

1.もう忘れよう。かつてのセオリーはもう通用しない!

お得な航空券を探すことは簡単なことではありません。そして、とても悲しいことに、毎回必ず機能する鉄板なやり方というのも存在しません。格安航空券にまつわる色々な神話がありますが、まずみなさんにお伝えしたいのは「もうそんな神話は存在しない」ということ、です。

火曜日に航空券を買うと損をする」という神話から「匿名で検索するといい」ということまで、あちこちで都市伝説のような話が見受けられますが、航空会社は、時期や需要、天候、大きなイベント行事、時間帯、競争価格などを元に価格設定のアルゴリズムを利用して価格設定をしているため、これまで言われてきた神話は無視し、ご紹介するテクニックを使ってお得な航空券を購入しましょう。

航空券ハンティングを行う際には、かつてのセオリーは技術的な進化等の要因により、すでに通用しなくなっている、ということをまず心にとどめておきましょう。我々のインターネットリテラシーの成長と共に旅行業界のデータ活用技術も飛躍的に向上しているのです。全ては変わり続けるのが我々が生きるこの現代社会の常なのです。

2.日程・時間をフレキシブルに

航空券の価格は、大型連休の時期かどうかなど、曜日や時期によっても大きく変動します。また、人気のスポットへの航空券は高くなるのは当然。日本ではゴールデンウィークやシルバーウィークの時期、お盆、年末年始などが高い時期になります。反対にもっともオフシーズンなのは2月の時期です。

格安航空券ハンターが狙うべきはやはりオフシーズン!さらに、ほとんどの人が旅行しようとする週末よりも平日を狙うと断然安くなります。また、一通りみんなが旅行を済ませてしまった大型連休の後や、大半が嫌がる早朝・深夜を狙ったフライトも比較的人が少ないので安くなることが多いです。もしも旅行日程がフレキシブルに調整できるのであれば、この方法で割安なチケットをゲットしましょう。

3.いっそ目的地もフレキシブルに

日程が難しいなら競争相手が少なそうな目的地に切り替える、という大胆なやり方もあります。とりあえずまだ行った事のないどこかに出かけたい、という感じの旅行であれば、予算に合わせた行き先選び、というのもなかなかオツなものです。時期と目的地の両方が調整可能であれば合わせ技でさらに効果的かも知れませんが、どちらか1つだけでも検討してみてはいかがでしょうか?

KayakGoogle Flightsといったサイトを利用すれば、出発空港を入力するだけで、そこからアクセス可能なフライトが世界地図に表示されます。同じ価格なのに想定外にお得な選択肢を表示してくれる場合もあるそうなので、一度試してみる価値はありそうです。

Jetstarが提唱している到着する空港と出発する空港が違う「サンカク旅」も目的に合う場合にはとても魅力的です。これは例えば、長崎までは飛行機で飛んでそこから鹿児島まで電車で移動して鹿児島から飛行機で東京に戻る、など三角形の二辺を飛行機で移動する場合のことを指します。

4.格安航空会社(LCC)を上手に利用しよう

かつて長距離路線を結ぶのは大手航空会社ばかりでしたが、今ではLCC – Low Cost Carrier、つまり我々庶民の味方である格安航空会社が世界中の空港を結んでおり、LCCと言えばかつては短距離路線ばかりでしたが、近年は長距離路線を保有しているところも登場し始めています。

LCCには例えば下記のような格安航空会社があります。直接航空会社のウェブサイトからチケットを購入することで割引が受けられることもあるので、確認の意味も込めて必ずチェックしておきたいところです。

■ 日本

ピーチ・アビエーション 
ジェットスター・ジャパン 
春秋航空日本 
エアアジア・ジャパン 
・ジップエア (2020年就航予定
スカイマーク 
エア・ドゥ 
ソラシドエア 
スターフライヤー 
フジドリーム 
アイベックス

■ カナダ


Flair Airlines
Swoop
Jetlines
Air Canada Rouge
Porter
Air Transat

■ アメリカ


Southwest
Allegiant Air
Frontier
Spirit Airlines
Sun Country Airlines

■ アジア


Air Asia
Tiger Air
Jeju Air
Jetstar
Hong Kong Express
Scoot
Peach Air
Spice Jet
Spring Airlines
Nok Air
T’Way Airlines
• Peach Airlines

■ ヨーロッパ


Vueling
Ryanair
Easyjet
Eurowings
Flybe
Norwegian Air
Wizz Air

オーストラリア・ニュージーランド


Jetstar
Tiger Air

もちろん大手航空会社より安く済む分、サービスで劣るかもしれませんが、格安航空会社を利用することによって価格を抑えることが可能になります。

ただここで気をつけたいことは、航空券代は最低限の価格なので、別途「手数料」がかかる場合がある、ということです。預け荷物の重量制限や個数に応じて料金が発生したりする場合もありますし、持ち込みの荷物の重量にも上限が設けられている場合もあります。航空券に何が含まれているか、席の指定は有料か無料か、チェックイン手続きはどうすればよいのか、食べ物や飲み物はどうなっているのか、など追加料金が発生する可能性があることに関しては確認をしておきましょう。空港で申し込むと別途追加料金がかかり、高くつく場合もありますので、注意が必要です。

5.直行便ではなく経由便、または別便を手配。なんならストップオーバーという選択肢も。

日程や目的地に対してフレキシブルになれそうなら、さらにどのルートを使うかにおいても柔軟になるとフライトはぐっと安くなります。

それにはまず、目的地まで直接飛んだ場合の料金をチェックします。そして、Google Flightsを開き、目的地と同じ大陸内にある近くの空港を入力し、直行便との価格の差をチェックします。もしもその金額の差が150ドル以上だった場合、その空港から国内線を利用して最終目的地へ向かう場合、いくらかかるかを検索してみましょう。

例えば、東京からラスベガスに行きたい場合、ラスベガスまでの便の価格と、ロサンゼルスまで飛び、そこから別の便に乗り換えた場合の合計金額とを比較してみます。サンフランシスコやシアトル、あるいはバンクーバーなどの経由地も合わせて検索してみるとより安価な航空券が見つかる場合もあるかも知れません。

ここで注意したいことは、異なる航空会社を利用する場合、乗り継ぎに最低3時間を空けた航空券を予約する必要がある、ということです。一社で統一されていない分、前のフライトが何らかの理由でフライトが遅延したとしても、次のフライトは待ってくれません。

この方法で他の安くなる選択肢を検索できますが、たくさんのルートや航空会社を調べなければいけないのでその分労力が要ることに加え、さらに乗り継ぎの時間が加わってしまいますが、それに見合う節約ができる、かも知れません。

せっかく乗り継ぐのならその町を少し楽しんでから乗り継ぎたい、という場合などに便利なのがAirwanderというサイトです。経由地に滞在することでもう一箇所旅の行き先を追加するストップオーバーという選択肢を提供してくれます。試しに東京からラスベガスを検索してみたところ、フィリピンのマニラ経由 – サンフランシスコ – ラスベガス、という便が提案されました。この便を手配すればアメリカに行くついでにフィリピンにも行ってみることができます。時間に余裕のある方であればかなりお得な話ではないかと思います。

6.検索サイト、そして検索結果は同じではない!

格安航空会社が表示されないサイトも実はたくさんあります。

Kayak、Expedia、Orbitzといった大きなサイトでは格安航空会社は見つかりません。しかし、SkyscannerやMomondoといった国際的なサイトではたくさんの格安航空会社を発見することができます。つまり、すべてのフライト検索サイトが同じ情報を表示してくれるわけではなく、それぞれに良いところと悪いところがあり、これらの特徴を知った上でうまく活用したいところです。格安航空券も検索できるMomondoでまず検索し、その後、複数の目的地に対しての価格を表示してくれるGoogle Flightsをチェック、その後、Skyscannerで検索して比較する、などのルーチンが確立できればかなりの効率化を図ることができます。

7.学生割引が使えるのに使わないなんてMOTTAINAI!

学生に金銭的余裕がないのは日本も海外も同じです。しかしながら、将来的に優良顧客となる可能性の高い大学生を今のうちに手懐けておこう、という大人の考えに基づいて、世の中の多くのサービスには学生割引という制度が導入されています。

なので、もしもあなたの現在の社会的地位が学生であるならば(もしくは26歳以下なら)利用できる割引がたくさんあるかもしれません。通常価格の20~30%割引されていることもよくあるので、STAトラベルやFlight Centreなどでお得な情報を検索してみてください!学生でいる間はほんの一瞬ですから、学生であるにも関わらず学生割引を使わないなんて実にMOTTAINAI!

8.一つの航空会社にこだわることをやめる

ほとんどの予約サイトは同じ航空会社で航空券を探そうとします。しかし、旅行区間を複数の航空会社を組み合わせることで、安い航空会社を探し、価格を抑えることができる場合もあります。

また、行きと帰りの便を片道ずつ別の航空会社にすることで合計金額が安くなることも稀にあります。往復便による割引がない格安航空券の場合などは、片道ずつ考える、という選択肢もありますので、ぜひ試してみてください!

格安航空券への道のりは思いついたことはとりあえず全部検索してみる、という習慣あるいは行動力から始まるのです!

9.ポイントやマイルをうまく活用しよう

「塵も積もれば山となる」と言いますが、これは航空券にも言えることです。

マイルやポイントを活用して、無料フライトや無料アップグレード、同伴者無料チケットをゲットし、次の旅行につなげましょう。ただし、マイルに目がくらんで割高な航空券を購入してしまう、というのは本末転倒な気もするので十分に気をつけてください。

格安航空券をゲットするスキルが上がると、安いチケットを見つけだすことができるようになりますが、安いチケットはマイルが付かないこともあるので、何よりもマイルが大切、という方は注意が必要です。

マイルやポイントを重視するあまりに人生がおろそかになっているような人もたまに見かけるので、ここら辺はほんのおまけだと思った方が良いような気もします。ポイントで得するのは大抵の場合よくて1%なので、100万円分のポイントを余すところなくゲットしても1万円にしかならない、というもの意識しておきたいところです。

とは言え、普段からマイルが貯まるクレジットカードを使うなどしてマイルを貯めておき、旅に備える、というのは堅実な方法の一つだと言えるでしょう。(今回の記事の主旨とは少しずれてしまう感は否めないですが・・・。)

10.特割やセール、あるいはエラー運賃を狙ってみよう

毎日パソコンやスマホの画面に向かって最新情報を検索するのはなかなか大変です。思い切って航空会社や検索エンジンのメーリングリストに登録することで直前割引や特割の最新情報をゲットすることができるので、活用してみてもよいかも知れません。

LCCのセール情報がまとめられているLCCjpなどのサイトを定期的に見ておくのもおすすめです。セールになっているものから選ぶことで、日程や目的地を決める、というのも「とにかくどこかに行きたい」というのが旅の目的の場合には有効な手段です。Jetstarのようにセール用のページが設けられている場合もあるのでそれらをチェックするのも有力なやり方です。

また、航空券の価格を決定するシステムがいかに優秀になっているとは言え、そこにはエラーも生じます。エラーによって表示されてしまう格安チケットのことを英語でERROR FARES(エラー運賃)というそうなのですが、トラベルハックの上級者の中にはこのERROR FARES狙いで格安航空券ハンティングを行なっている人たちもいるようです。ERROR FARESの見つけ方はこちらの記事(英語)を参考にしてみてください。

英語のサイトにもこの手の情報は豊富でSecret FlyingThe Flight DealScott’s Cheap Flightsなどが有名です。

11. 1人分の料金で検索しよう

家族旅行は複数の人数で旅行するため、一人当たりの航空券代をできるかぎり抑えたいもの。しかし、ここでやりがちなのは、同時に複数の航空券で検索すること。実はこの団体チケット、最高値に基づいて計算されるため、高値で表示されてしまいます。

チケットは常に1人分で検索し、後から座席を追加して検索する方が実は賢明です。価格重視の旅行であれば、必要に応じて別々の便で移動する、というのを選択肢に入れるのもありかと思います。

12.違う通貨で検索しよう

航空券の価格は為替レートと深く結びついています。同じ航空会社、同じフライト、そして同じクラスで予約するのにも、為替が違えば料金が大きく変わってしまうこともあります。そのため、同じ条件でも通貨によって違う価格が表示される可能性もあります。自国の通貨で一通り検索しみた後は違う国の通貨でも検索してみてください。例えば、本社がインドのムンバイにあるCleartripの場合、全ての航空券はインドルピーベースで計算されているため、日本円に換算した場合にお得になる場合も考えられます。

また、カードによっては外国為替取扱料金が別途かかってしまう場合もあります。航空券購入時の追加料金を避けるために、こういった手数料がかからないカードを常に利用する、ということを心がけましょう。

また、少し余談にはなってしまいますが、ホテルなどの支払いをクレジットカードでする場合に現地の通貨と日本円と支払いが選択できる場合も時々あります。この場合の現地通貨から日本円への両替レートはホテル側が独自のルールに基づいて算出できるそうなので、大抵の場合は言い値となっていて、ホテル側に有利な両替レートになっていることが多いそうです。現地通貨で支払い、クレジットカード会社のレートで日本円に換算した方が得になることが多いと言われています。

13.早めに予約、でも早すぎも禁物

航空会社はその時期・目的地など、その時期の需要によって航空券の価格を上下させています。そのため、航空券を購入する際、売れ残りが出る最後の最後までタイミングを待つのも良くありませんが、逆にあまりにも早すぎる予約も良くないものです。目的地の人気シーズンにフライトを利用する場合の一番良い時期は、出発の6~8週間前か、3ヶ月くらい前の時期と言われています。

この時期を目安に、ご紹介したTipsを活用して、ぜひお得な航空券をゲットしてください!

格安航空券ハンティングの落とし穴は、安さを追い求めるがためについつい時間を費やしすぎてしまう、という点です。サイトを見ては妄想する、というプロセスが楽しい時はそれでもいいのですが、旅に行く頻度が上がるとだんだん航空券を買うために費やす時間のコストが上がってきてしまいます。そこで、目安としてもし30~40分ほど探して良いものが見つからなかったら、一度見切りをつけることをおすすめします。

良い情報は常に更新され、あれこれ悩んでいる間にもお得な航空券は他の人の手に渡ってしまいます。日にちも迫り、何から手をつけて良いかわからない場合も、ご紹介したサイトやテクニックを駆使し、収穫の割にはやたらと時間がかかるフライト情報検索から解放され、あなたも安くてお得な夢の旅へ出発してください!そしてどこに行って何をしようとも十分に身の安全を確保しながら行動してください!それではみなさん良い旅を!

【参考URL】

・ THE ULTIMATE GUIDE TO FINDING CHEAP FLIGHTS IN 2019 - Nomadic Matt

(テキスト:舩木梓 & データのじかん編集部)

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