卸売業のKPI(ロジック)ツリーの導入事例
卸売業で経営指標の達成を高めるにはKPIの「見える化」が必要不可欠です。
データを集約・可視化するウイングアーク1st社の「MotionBoard」を採用することでKPIツリー、KPIマネジメントに成功している卸売業の導入事例をご紹介します。
明治フレッシュネットワーク株式会社
数億件規模の販売データ分析の数分での実行と分析基盤を統合し、1,000名が利用する自由度の高いBI環境を実現した明治フレッシュネットワーク株式会社様の成功事例を紹介します。
Company Profile
名称 |
明治フレッシュネットワーク株式会社 |
設立 |
2003年4月1日 |
本社所在地 |
東京都墨田区 |
事業内容 |
明治グループの一員として、牛乳・乳製品などの卸売事業を展開。「おいしい!をつなげる」を企業スローガンに掲げ、新鮮で高品質な商品を全国の食卓に届けている |
採用の背景
- ●既存のBI環境は、予算や実績を定型帳票で見るシステムと、基幹システムのデータを非定型検索で分析するシステムとで使い分けており、用途ごとの使い分けに手間がかかっていた。
- ●非定型検索を行うツールは、使いこなしに高いスキルが必要。複雑な分析を行うには、情報システム部がデータ抽出から帳票作成まで対応しなければならなかった。
- ●システム基盤の老朽化やリレーショナルデータベースのパフォーマンスの影響で、大量データの抽出処理にかなりの時間がかかり、自由な情報活用の阻害要因となっていた。
導入のポイント
- ●定型、非定型を問わず、あらゆる分析要求に応える全社BI基盤を構築できる。
- ●直感的で使いやすいGUIを備えており、利用者が自由に分析軸を変えたり、テーブルを作成したりすることが可能なため、営業担当者が自身で分析でき、報告書や提案書などに活用できる。
導入効果
- ●InfoFrame Dr.Sum EA」と高性能な「NEC Cloud IaaS ハイアベイラビリティ(HA)」の組み合わせによって、データの検索パフォーマンスが大幅に向上。
- ●システム負荷を考慮し、設けていた拠点ごとでの一部制限などを撤廃し、全社的に同じ指標を見ながら、ビジネスの状況をタイムリーに把握できるようになった。
株式会社升喜
緻密な利益管理と迅速なアクションを可能にする全社データ分析基盤とリアルタイムでの高速データ分析をDr.Sumで実現した株式会社升喜様の成功事例を紹介します。
・Company Profile
名称 |
株式会社升喜 |
設立 |
1941年(昭和16年)12月12日 |
本社所在地 |
東京都中央区 |
事業内容 |
酒類食品総合卸売業 |
採用の背景
- ●「利益分析」による営業活動把握の指標づくり
- ●データ加工にかかる情報システム部門の負担の増大
導入ポイント
- ●分析スピードが非常に速い
- ●マニュアルなしで活用できる使いやすさ
- ●自在なドリルダウン・ドリルスルー分析
- ●情報システム部門の手間がかからない
- ●集計・分析データをExcel、CSVファイルとしてエクスポートできる
導入効果
- ●様々な角度から分析することで緻密な利益分析を実現
- ●正確な分析結果に基づいた迅速なアクション
- ●情報システムの負担軽減
- ●集計・分析データの共有、ペーパーレス化による会議の効率化
まとめ
今回は、「卸売業」の経営指標の達成の成功率を高めるためのKPI(ロジック)ツリーについて紹介させて頂きましたが、データ活用とBIツールが重要な役割を担うことをご理解頂けたでしょうか?
最後に今回紹介させて頂いた要約をまとめとして、以下に記載させて頂きます。
- データ活用とBIツールを活用したKPIツリーを導入することで深部に潜在する要素を抽出することができる
- KPIツリーとKPIマネジメントを導入するには、データ収集に対応した設備、IoT、人での負担を減らすツール、システム、そして「見える化」を実現するBIツールの導入が必要不可欠
- 「見える化」とKPIツリーには、データのじかんを運営するウイングアーク1st社の「MotionBoard」を多くの企業が採用