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IQが高いだけでは、幸せになれないのかもしれない−−

以前の記事で取り上げた「ペリー就学前プログラム」の成果を見ると、人生という旅を上手に楽しむには、IQで示される認知能力ではない「非認知能力」が重要なことが分かります。

非認知能力とは、感情をコントロールする能力、粘り強さ、周囲と上手に関わるスキルといった、IQでは測れない人間力のこと。最近では、IQが高くても非認知能力が低いと人生の満足度が下がってしまう、という見方が強まっています。

非認知能力の強化は、幼児期に取り組むのが最も効果が得られやすいとされます。日本でも2017年3月の学習指導要領改訂の際、非認知能力を強化するプログラムが導入され、保育所保育指針、幼稚園教育要領も併せて改訂されました。

非認知能力を表す5つのQ

認知能力がIQ(Intelligence Quotient=知能指数)で表されるように、非認知能力は5つのQで表されます。

1. EQ(Emotional Quotient)
心の知能指数。感情をコントロールする力。自分の行動の結果や責任を想像する力。

2. SQ(Social Quotient)
社会的指数。人の気持ちや状況を想像する力。

3. CQ(Creative Quotient)
発想指数。創造力や発想力の強さ。

4. PQ(Physical Quotient)
身体的能力。忍耐力や継続力の強さ。いわゆる「グリッド」。

5. AQ(Adversity Quotient)
逆境指数。逆境にめげずに前進する力。

IQを測定するIQテストのように、5Qを測定するテストはあるのでしょうか?

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