ソフトデータとハードデータって、褒めてくれる優しいデータとダメ出ししてくる厳しいデータみたいなことかと思ったら全然違いました。そもそも、その分類ってあんまり意味ないですね(笑)
ハードデータは金額とか時間とか割とかっちりと測れるというか誰が計測しても変わらないデータで、ソフトデータは人の感情によって変わるってのが分かりやすい線引きですかね。
ちなみに、美味しいラーメン屋かどうかっていうのは人の基準によって変わるし、そもそも最近は不味いラーメン屋って日本にもうないんじゃないかっていうくらい珍しい存在になってしまっているので、美味しいかどうかではなくて、好きなラーメンかどうかっていう基準でしか採点されていない気がしちゃいますよね。
なので、むしろ不味いラーメン屋があるっていう噂を聞きつけて、もしそこの食べログ評価が1.0とかで全てのレビューコメントで「ここは不味い」って書いてあったら、そんなに不味いなら一度ぜひ食べてみたい、潰れてしまう前に体験してみたいってなってすぐにそこのラーメン屋にでかけちゃいそうです(笑)
でも、すごく美味しいお店に5段階中3.5とかを付けるのってなんとなく僕の感覚だと低い気がするんですけど、3.5平均以上はすごく美味しいお店っていう感じの線引きというか暗黙の了解みたいなのがいつのまにか世の中にできてましたよね。
そういう意味ではあれもなんだか不思議なソフトデータだなって感じちゃいます。
ちなみに、ソフトデータ・ハードデータについては、データのじかんの結構昔の記事ですけど「データ活用を考えるDEKIRU CAFE 第1回:実は何が「データ」なのか分からないんです。」も合わせて読んでみてください!
でも、レビューコメントって結構面白いのが潜んでいるので、アマゾンとか食べログとかのレビューを見るのが僕は結構好きなんですけど、たとえばこの3Mのダクトテープのレビュー欄には「本来の使用方法とは異なりますが、ウイルス性のイボの治療に使えます」「病院に行っても治らなかったイボがテープ貼るだけで治りました」っていうコメントが山のようにあって、このテープの主たる存在意義はもはやイボ治療用以外の何者でもないっていう感じになってて、なかなか味わい深いことになってます(笑)
…って、話が大幅に逸れちゃいましたけど、まぁそんなわけで、また再来週お会いしましょう!
(時田大夢)
イラストレーター:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。
イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
「データのじかん」はThe Data Empowerment Company「ウイングアーク1st株式会社」が運営するオウンドメディアサイトです。
イラストレーター:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
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