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RaaSの活用によって、企業は資産を持つ必要がなくなるだけではなく、保守も要らなくなります。社内に専用スタッフを配置しなくても良いので、人件費の削減にもつながるのです。
また、RaaSで提供されるロボットの多くはIoTと連携しています。IoT市場は今後も拡大していくと予想され、それにともないRaaSも需要が増えていくのではないかと思われます。
ビッグデータとの関係性も、RaaS市場を成長させるでしょう。RaaSによって提供されるロボットは、常に何かしらのデータを取得しており、それはまさにビッグデータと言えます。RaaSはビッグデータとして副次的に利用される可能性も秘めているのです。
また、経済産業省「ロボット産業市場動向調査結果」(2013年7月18日公表)によると日本国内のロボット市場は2025年には5.3兆円、2035年には9.7兆円規模にまで成長すると言われていて、特に製造業以外のサービス業での成長が期待されています。
シェアリングエコノミーは今まさにトレンドと言っても良いでしょう。高級ブランドバック使い放題のLaxus、民泊のAirbnb、家事代行のタスカジなどです。今後もシェアリングエコノミー市場は拡大していくことと思われ、それにともないこの記事で取り上げたRaaSにも注目が集まっていくのではないでしょうか?
【参考記事】 ※1 ロボットビジネスが激変!_「ロボティクス・アズ・ア・サービス(RaaS)」とは何か _ ROBOTEER ※2 ロボットは遠隔制御が前提に、RaaS(Robot as a Service)が進めるロボットのソフトウェア化 _ Digital Innovation Lab ※3 ロボットをタイムシェアする - 使った分だけ負担 RaaS( Robotics as a Service)という名のビジネスモデル _ DX LEADERS ※4 デリバリーロボット「Relay」活用サービス _ NECネッツエスアイ ※5 ロボットビジネスが激変!_「ロボティクス・アズ・ア・サービス(RaaS)」とは何か _ ROBOTEER _ ページ 2
(安齋慎平)
(2019年10月17日:一部内容を更新)
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