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「あの人はセルフマネジメントができるから、出世できたんだよ」「あの人は、セルフマネジメント能力が高いから信頼できる」というようなセリフをどこかで聞いたことがないでしょうか?セルフマネジメントができる、イコール、なんだかすごいことのような感が満載なこの言葉ですが、セルフマネジメントとはいったい何でしょう?

「セルフマネジメント(self-management)」とは自己管理や自律を意味する英語です。あたかもビジネス用語のような出で立ちですが、ごく普通の用語です。ですが、やはりビジネスの場面では重要視されるスキルの一つではあります。

そして、セルフマネジメント能力は自分や自社の力で課題を解決に導き目標を実現する力を指し、そのような体系をとっているタイプの会社を「セルフマネジメント型企業」と表現することもあります。セルフマネジメントを会社内で鍛えることで、自社の能力を伸ばしリスクに強い会社にすることができ、リスクやトラブルの対処が自社できるようになれば、仕事の効率化につなげることができるのです。また、セルフマネジメントを繰り返すことで会社やサービスの方向性を見定め、目標を達成する力を強化することもできるようになります。

セルフマネジメントの2つの目的

セルフマネジメントには大きく分けて2つの目的があります。1つ目は自分自身を安定した状態に保つこと。体のコンディションだけでなく、メンタル部分の安定も重要なセルフマネジメントの一部となります。もう一つの目的は、さらに上を目指し、心と体の状態をさらに向上・改善させることです。

例えば、英語を習得したい、とあなたが考えている場合、飲み会の誘いを断ってでも英会話スクールに通うことは、今の英語力を保つ効果があるだけでなく、さらに英語力を向上させる効果も期待できます。このような環境に自らを導くこともセルフマネジメントの一環といえるでしょう。

「セルフコントロール」という言葉もありますが、これは自制心という意味であり、欲望をコントロールする、という意味で使われるので、セルフマネジメントとは文脈が少し異なる概念となります。

セルフマネジメントの考え方

セルフマネジメントができる人になるためには下記の事項を心がけると良い、とFacile ThingsのFrancisco Sáez氏はアドバイスしています。

  • 自分自身を知ること:自分の価値とは?人生のゴールは?長所・短所は?
  • 全てのレベルにおいて目標・ゴールを設定すること。これにより緊急事態が発生した場合にも重要なことが何かを忘れにくくなります。
  • 積極的に行動すること。楽観的な考え方で、自分が生きたいと思える人生を求めて行動してみてください。
  • 自分に関連する全ての事柄に関する決断を常に行うこと。何もしない、という場合でも何もしない、という決断をしてから何もしないをする、というのが重要です。常に自分の人生をコントロールしているのは自分自身である、という意識をすること。
  • 自己の確立、成長、改善を継続的に行い、より深い知識を得るため、そして周囲の人との関係性を向上させるために必要な努力をすること。
  • 常に安定した精神状態を保つために、ストレスや矛盾に対する耐性を付ける方法を学習すること。
  • より良いタイムマネジメントを心がけ、よりたくさんのタスクをこなすことだけでなく、楽しむことを忘れないようにするこ。
  • モチベーションを維持し、さぼらず、効率的にやるべきことをこなすこと。
  • 一定の時間をおいて自己評価を行い、常に調整を続けること。世界は日々移り変わっています。今日正しいことが明日正しいとは限りません。
  • 今やるべきこと確実にこなすため、集中力を持続させる方法を見つけること

まとめ

セルフマネジメントはさまざまな場所で採用されており、主に考え方が大切だとされ、多くの講習が行われています。個人個人が強いセルフマネジメントスキルを持っている会社は、とても強い会社になれるはずです。

セルフマネジメントを行うためには、自分や自社が抱える目標を取り決め、それを解決するために立ちはだかる問題を明確化します。問題を解決するためには、どのスキルが必要で解決する時間はどの程度かかるかを予測し問題に取り組みます。もし目標に達しなかった場合は、初めに戻り手順を繰り返すことでセルフマネジメントできる力を徐々につけていきます。繰り返し行うことで、トラブル対処や目標を達成する力と同時にセルフマネジメントの考え方が個人や会社全体の身に付くはずです。

結局のところ、他人の管理がうまくできる、ということは証明できませんが、自分の管理なら自分の意志次第でできるわけです。今よりも自分を高めたい、と思っている方は、ぜひ上記のセルフマネジメントの考え方を参考にして、実行してみてください。

(データのじかん編集部)

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