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「完全自動メトロ」で巡って感じた近未来都市ドバイ–世界の一次情報からDXの光を照らす「World DX Journal vol.14」

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第14弾では、バンコク在住で、ドバイに旅行に訪れたデータのじかんFRIENDの河出壱貫さんが現地からレポートします。

先日ドバイを訪れる機会があり、その際に利用したメトロの快適さに感動しました。世界中から多くの投資家や起業家が滞在している最先端都市ドバイ。先進的な取り組みで、世界的都市としても注目を集め続けるドバイですが、今回は「全自動運転のメトロ」に焦点を絞って、その体験談を発信します。

         

近未来都市ドバイを繋ぐメトロ

ドバイは世界的にも多くの観光者が訪れる中東に位置する都市。

ドバイの各観光地に行くには、ドバイメトロを使うのがおすすめです。ドバイメトロを使えば、ドバイの街を効率的に観光できます。

なお、ドバイメトロは日本の三菱重工グループによって運行・保守管理されているため、日本人としても親近感があります。遠い中東の国で日本企業が活躍しているのは、非常に誇らしいです。

ドバイメトロは自動運転のため、時刻がずれることなくスムーズに運行しており、ストレスなく移動可能です。改札も日本のSuicaのように、チャージ式のカードをタッチするだけで通過できるほか、改札中央にはオフィスがあり、非常にスマートな設計だと感じました。

ドバイメトロの乗り方

ドバイメトロは全長約90km、全自動運転なので安心。路線は主にレッドラインとグリーンラインの2つで構成されています。

レッドラインは途中で2つのルートに分岐しますが、路線図を見れば簡単に乗り換えできます。切符は片道・往復・1日乗車券のほか、チャージ式のnolカードも利用できますが、nolカードなら何度も改札を通る手間が省けるのでおすすめです。

ドバイ国際空港(DXB)に到着された際には、レッド・ラインの駅がターミナル1とターミナル3にそれぞれあることを覚えておくと便利かと思います。

筆者は、ドバイ国際空港から、ドバイのシンボルである「ブルジュハリファ」にいきたかったため、ドバイ国際空港に到着後、エアポートターミナル3の駅で切符を購入しました。料金は8AED(約320円ほど)で、クレジットカードでの支払いも可能でした。

ドバイ国際空港から「ブルジュハリファ/ドバイモール駅」までは、約25分でアクセス可能。運賃も比較的安く、主要観光地を結んでいるため、非常に便利でした。

ドバイの移動を安く抑えたいなら「ドバイメトロ」がおすすめ

実際にドバイ滞在して感じたことは、やはり物価の高さです。食事やカフェ、移動手段などなにからなにまで高額。

筆者はドバイメトロ以外にも、Uber(ライドシェアサービス)を移動手段として利用したのですが、15分ほどの乗車で、100AED(約4000円)でした。

メーターでの支払いであったほか、運転手さんが道を間違えたため、かなり高額に。

ドバイは最先端都市ですが「道路の設計」がかなりシンプルでした。道を間違えても、すぐにUターンできる道路設計ではなかったので、結果として遠回りすることに。下記画像の赤丸部分で大きく遠回りしました。

画像では少しわかりにくいかもですが、実際に足を運ぶと、かなりシンプルな道路設計になっています。しかしその分、自動運転などのDX設計を見越しているのかもしれません。

現在タイのバンコク在住、東京にも住んだ経験から言うと、日本の交通機関や交通網、道路設計は素晴らしすぎると思います。バンコクなどは、街の設計がすべて後付け後付けといったイメージで、渋滞がひどいです…。

少し話はそれましたが、ドバイメトロは「ドバイの主要観光地」を網羅しているため、安く移動したい方は「ドバイメトロ一択」かと思います。

ドバイの完全自動メトロの乗車体験:まとめ

ドバイ旅行では、メトロを利用することで、快適かつ効率的に観光地を巡ることができます。自動運転のメトロは、まさに近未来都市ドバイを象徴する存在と言えるでしょう。

ドバイを訪れる際は、ぜひ全自動メトロを利用して、その快適性を体験してみてください。ドバイという世界最先端の街の特徴も見えてくるかと思います。筆者はドバイメトロに乗った後に知ったのですが、実はドバイメトロでは「寝たら罰金」というルールもあるため、実際に乗車した際は、くれぐれも昼寝はしないようにしましょう!好奇心旺盛な方は、ドバイメトロで眠ってみてもいいかもしれません。

データのじかんFRIEND:河出 壱貫(Kawade Ikkan)
バンコク在住フリーランス。海外メディア企業に従事しつつ、ブログやSNSで日本のZ世代向けの情報を発信。「海外で活躍するZ世代を増やす」という価値観を軸に、自身のサービスや講座を展開。
 
 

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