「ステップアップセミナー 試練の11番勝負!~春の一大事編~」のセミナーレポートです。今回お伝えする内容は、ウイングアーク1st社 で新たにリリースされる新製品クラウドサービス VyNDEX (ヴァインデックス)の発表レポートです。
登壇したのは、ウイングアーク1st社の開発責任者CTO 田中 潤 氏(2016年当時)。
ウイングアーク1st社のSVF, Dr.Sum EA, MotionBoardなど、情報活用に特化した製品開発を統括する本人から、興味深い第三のクラウドサービスを直接うかがうことができました。
今回のステップアップセミナーには、おおよそ60名を超える参加者が集いました。
そんな中、田中氏は説明をはじめました。
「このVyNDEXは、Salesforceを利用する皆様のための作業効率化ツールです。日頃使い慣れている“Excelを使って”Salesforceデータの一括編集や入力作業が行えるという驚くほど簡単であり、画期的な製品です。」
田中氏は、今回の新製品リリースの背景をこう説明します。
「VyNDEXは、実は社内のニーズから生まれた特別なものです。私どもも営業やお客様サポートのためにSalesforceをフル活用させていただいています。経営層やマネジメントメンバーは現場の営業が日々Salesforceに入力されるデータを自社製品であるMotionBoardを利用してスマホからでも今月の着地予想や活動をウォッチ出来るようになっており、とても便利だと喜んでいます」 (田中氏)
「一方、現場はどうかというと、日々の活動をSalesforceに入力し、案件の進捗状況を更新しなければいけません。常にデータを更新しなければ、最新の数字や活動状況に繋がらないから必死です。ところが大半の営業の場合、Salesforceのメンテナンスは疎かになりがちです。ついつい溜めてしまったメンテナンス作業や新規登録にかなりの時間と労力を費やしており、SFAの定着化に頭を抱えている企業は弊社だけではないかと思います。営業には営業活動に費やすための時間を増やしてあげたいですし、情報活用のためにはデータを効率的に入れる仕組みが必要だった訳です。」 (田中氏)
田中氏が言うには、本来業務の効率化のために導入したITインフラが、いざ実務で大量のデータ入力や追加・更新が発生した場合、本来の業務に影響するという、本末転倒の事態が起きているということを問題提起されていました。みなさんの会社では、いかがですか。データのアップデートに時間がかかっていないか、現場のみなさんの声はどうでしょうか。
VyNDEXの特性は、大きく分けて以下の5つです。
「独創的な情報活用ソリューションを提供することで、お客様の企業価値向上を実現します」をミッションとするウイングアーク1st社。より精度の高い分析や可視化をお手伝いするためにはデータが生まれるところのソリューションへの手当ても必要であるという発想から、今回の製品開発がすすめられたようです。
そもそもExcelを利用するというのは、時代に逆向するという意見が聞こえてくるようにも感じますが、実際3月に開催されたセールスフォース社のイベントで初披露した際のセミナーアンケートでは90%以上のお客様の賛同を得られたと、聞いています。
ウイングアーク1stは、以前より開発や業務の現場にとって使いやすいもの、オドロキと期待に応える着想でソフトウェアを開発してきたユニークな風土があります。今回の製品も多くのお客様の支持を得ることができる予感がいっぱいです。
[著]MotionBoard Cloud 導入支援・定着支援パートナー
株式会社ギミックプロジェクト 山口 純平氏
ハウスメーカーにて商品企画、経営コンサルティング会社にて経営支援、営業支援、設計事務所にて営業マネージャー、新事業企画責任者を経て、クラウドコンピューティングの定着支援を専門に行なう株式会社ギミックプロジェクトを設立。ボードの作成は理路整然としており分かりやすく、また独自の研修カリキュラムには定評がある。
本記事はウイングアーク1st株式会社の運営するThe BLOGに掲載された記事を許可を得て掲載しています。
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