【タイムくん 第155話】CLG (Community Led Growth) | データで越境者に寄り添うメディア データのじかん
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【タイムくん 第155話】CLG (Community Led Growth)

         

 

ここがポイント:好きな製品やサービスの良さをみんなで語り合って楽しんでいるとサービスの向上につながるって話らしいです。


みなさん、おはようございます。

どんな人もお気に入りのモノってあると思うんですけど、「お気に入りのモノを自分だけの秘密しておきたい」っていう気持ちと、「いやいや、そうは言ってもこんなに良いモノを独り占めしておくのももったいないし、同じモノを気に入っている人たちとその良さを存分に分かち合いたい」って気持ちが同時に存在しちゃいますよね。

その背反する気持ちにいつもジレンマを感じてるんですけど、最近はお気に入りのモノが売れないとなるとあっという間に市場から消えてしまったり、プレミアがついて手の届かない金額になっちゃたりすることが多かったりするので、やっぱり独り占めは良くないし、なんなら気に入ったものは同じ機能性でも別の色のやつも集めちゃおうかなって思うようになりました。全色揃えたいという収集癖なのか、いわゆる大人買いもやっちゃったりすることもあるんで、そんな時に、僕も新米社員ながら大人になったなぁってしみじみ感じちゃいます。

で、やっぱり、その気持ちを共感できる人達と分かち合ったり、そのおかげで友達が増えたりするのが楽しいですよね。それがいわゆるコミュニティーって言われるものに成長していってそれがさらに商品の改善だったり、安定供給だったりを助けているので、広告を売って作ったロットを短期間で売り切ったらあとは野となれ山となれ的なかつての商法って通用しにくくなってるんだろうなって実感してます。

でもって、製品やサービスの成長や改善をそれを支援するコミュニティーがある意味主導権を握ってやるっていうのが最近は多くなってきていて、それを”Community Led Growth”、略してCLGって呼ぶらしいです。コミュニティーが先導する成長って意味らしいですけど、使う人が率先してサービスをより良くしていくっていうのは理にかなってますし、めっちゃ今っぽいですし、どんどんこういう考え方が主流になっていくといいなぁって思ってます。

なんならタイムくんのマンガファンのコミュニティーとかそろそろあってもいいのかも知れないなぁとか、もしかしたら既にどこかにあったら嬉しいです。「こんなテーマを特集して欲しい」とか、「このキャラをもっと出して欲しい」とか「ドラマ化やアニメ化して欲しい」とか…そんな声を聞けると編集部各位も作者のトツカ先生も今まで以上に張り切って良質なコンテンツをお届け出来るんちゃうかなぁと、なぜか後半エセ関西便使っちゃいました(笑)

ちなみに、CLGって特にSaaSのサービスでよく見られるみたいで、SalesforceとかAWSとかその辺りは世界規模のコミュニティーの活動が結構有名なんですけど、ウイングアーク1stにもウイングアーク製品のユーザーが集うnestっていうコミュニティーがあるのをご存じでしょうか?

困ったことを質問すると質問がマニアックであればあるほど答える人が喜びを感じるみたいな感じで、参加者がみんな結構楽しそうにいろんな活動をしているので、もしこの文章を読んでnestに興味が出たっていう方は下記のサイトをちらっと読んでみてください。ユーザーさんが困ってることを開発者に相談したらそれを改善する機能を追加してもらえたっていう、良心的なエピソードも結構あるみたいです。

CLGってつまるところ、好きな製品やサービスの良さをみんなで語り合って楽しんでいると、結果的にサービスの向上につながって、みんなよりハッピーになれるって話らしいです。負の連鎖の話は結構聞きますけど、その逆なので、それって何て表現するんだろうと思って調べてみたら、「正の連鎖」って言葉もあるけど、「好循環」とか「とんとん拍子」って言葉の方が多く使われてることがわかって、ちょっと拍子抜けしちゃいました(笑)。

ま、そんなわけで、僕も今後の人生はコミュニティー重視で生きていこうかなって思ってます。それではまた二週間後にお会いしましょう!さよなら!

(時田大夢)

作者:トツカケイスケ

埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。

 
 

普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。

https://www.totsunet.com/
Twitter | Instagram

 


「データのじかん」はThe Data Empowerment Company「ウイングアーク1st株式会社」が運営するオウンドメディアサイトです。

 

 

 

 

 

 


作者:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。
普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。

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