前回の『CDO横の顔』では、データマエストロ吉田裕宣氏はデータとデジタル技術の人材不足の危惧や課題に対して大学で後輩を育てるという横の顔が発覚・・・。
吉田氏は現在CDOとして働きつつ、非常勤講師としても活動していること、さらに「法人番号株式会社」の代表を務めていることを明かしています。この会社は法人番号を利活用するビジネスを行っており、吉田氏は法人番号を非常に愛しているとのこと。吉田氏にとって法人番号はただの仕事のツールではなく、生涯をかけるほどの趣味であり、社会問題の解決に寄与するものとして熱く語っています。具体的には、行政だけで年間1兆円の効率化が可能であり、民間にも広げることでさらに大きな影響があるとしています。
今回の紹介する『CDOの裏の顔』では、そんなデータマエストロ、吉田裕宣が経営する“法人番号株式会社”が一体どんな会社なのか?吉田はなぜデータに深く関わるようになったのか?その歴史について明かします。
吉田氏は、法人番号の役割と効用、そして「法人番号株式会社」がどのような取り組みをしているかについて以下のように述べています。
法人番号を利用することの大きな利点は、企業情報の一貫性と正確性を保つことです。企業が名前や住所を変更した場合でも、法人番号により、その企業が同一であると確実に識別できます。これにより、企業間の取引や仕入れの際の混乱が解消され、誤認のリスクが大幅に減少します。また、法人番号を活用することで、様々な情報が一つの番号に連動し、企業データの管理が格段に効率的になります。
「法人番号株式会社」では、法人番号を利用して、企業データの整合性を高めるサービスを展開しています。具体的には、問い合わせフォームで社名を入力すると、自動で関連する企業情報が表示され、ユーザーはその中から正しい企業を選択するだけで済むシステムを提供しています。このプロセスは、ユーザーの入力負担を減らし、間違いの可能性を低減します。また、このシステムは、ウェブサイト全般で利用可能であり、異なる住所や従業員数など、企業に関する詳細情報を簡単に取得することができます。
法人番号が企業間の取引や情報管理において極めて有効なツールであることがわかります。また、「法人番号株式会社」の取り組みは、企業情報の一元管理と誤認防止に大いに寄与しており、BtoB取引の効率化と正確性の向上に貢献していると言えるでしょう。
法人番号が適切に整備されることにより、データに関する職種の需要が増加すると考えられます。データが統一され、アクセスしやすくなることで、データ分析や管理に従事する人材の活躍の場が広がります。また、ビジネスの効率化も進むでしょう。
法人番号を通じて、企業の従業員数、業種、過去の実績などが一目で確認できるようになります。これにより、企業同士の取引がスムーズになり、信頼性の高いビジネス環境が構築されることが期待されます。
法人番号はマイナンバーと同じく、同一法律に基づいて制定された「兄弟」のような存在です。これにより、法人番号は個人の識別と同様に企業の一元的な識別が可能となり、国の戦略としても重要な役割を果たしています。法人番号の整備が進むことで、国内の行政やビジネスの効率化が進むとされています。
このチャンネルではそんな吉田裕宣氏の裏の顔を紹介します。
データマエストロ 吉田 裕宣 氏(通称:マエス)
[プロフィール]
2014年に船井総研へ新卒入社。
2018年HR Forceの創業メンバー。
HRソリューション事業部およびDS統括部のゼネラルマネージャー(GM)として、幅広いデータ知識を活用しながらビジネスと市場をつなぐ役割を担う。これまでにSalesforce Dreamforce、Google Cloud Next Tokyo, Snowflake Data for Breakfastなど多くの著名なイベントで登壇。 2020年4月より大学でデータサイエンスの講師を務める。趣味は法人番号
<出演者>
●マエスさん(法人番号株式会社 代表取締役)
<スタッフ>
●堀部 啓太(ウイングアーク1st株式会社)
●野島 光太郎(ウイングアーク1st株式会社)
●宮田 亮慶(株式会社ブルズ)
●山川 誠(株式会社ブルズ)
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