About us データのじかんとは?
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宮西 京華(みやにし けいか)
保険会社で事務職をやっているデータマネジメント担当。歌い手動画を見るのが好き。
今日は私がデータマネジメントに携わることになった瞬間の話をさせてください。
数日前の説明会ではDX部門が立ち上がるって話をしてたんです。
「これからはAIやデータを活用して、業務を効率化し、会社の競争力を強化する!全員で協力してくれ!」って感じで。
正直、その時の私は「ふーん、そんなこともやるんだ?」くらいにしか思ってませんでした。私には縁がないって思ってたんですよね。
だから、その説明会の後も、他人事だと思って気楽に過ごしてたんです。
そして、人事発令の日がやってきました。そこで飛び込んできたのは予想外の知らせ。
『配置転換辞令:宮西 京華』
その瞬間、何かの間違いかと思いました。え? 私が? DX部門に? あの、全く関係ないって思ってた部門に?
そういえば、3カ月くらい前の面談の時に、上長に「AIとかデータに興味があって、最近本を読んで勉強してるんです」って、軽い気持ちで話したことがあったんですよね。あれが、まさかこんな形で響くとは…。
「言わなきゃよかった」なんて思ったけど、もう遅い。配置転換が決まってしまった以上、逃げられない。
正直、不安だらけです。何から手をつけたらいいのかもわからないし、心の準備だって全然できてない。でも、ここで後ろ向きになっても仕方ない。今の事務仕事だって、悪くはないけど、毎日同じことの繰り返しで少し飽き始めていたところだったんですよね。
だから、せっかくの新しい挑戦なんだし、やるしかない。前向きに、頑張るしかないって思うようにしています。結果がどうなるかはわからないけど、少なくともこのままじゃ終わらないって気はしてます。
会社がAIやデータを活用するDX部門を立ち上げる際、社内公募で人員を集めることは効果的な手段の一つです。
DXを社内に浸透させるためには、次の3つの要素が必要です。
1つ目は、会社をAIやデータで変革するという強い意志。
2つ目は、社内の既存部門と連携するための優れたコミュニケーション能力。
3つ目は、デジタルスキルです。
DX人材に求められるのは、単に技術的なスキルだけではありません。データやデジタル技術を使って社内の業務を効率化するためには、各部門との連携が非常に重要です。
公募で集まった、モチベーションが高く、社内ネットワークを持つメンバーで構成されることで、周囲を巻き込み、「自分もDXに関わらなければ」という意識を社内全体に広げていくことができます。
幸い、宮西さんにはその意志と、培ってきたコミュニケーション能力があります。あとはデジタルスキルを身につけ、社内のDXを推進する人材に成長してほしいですね。
よしむら@データマネジメント担当
IT業界、金融業界、エンタメ業界でデータマネジメントを担当した経験を持ち、現在もデータマネジメント担当している。データマネジメント業界を盛り上げるために、経験を通して得た知識の発信活動を行っている。
本記事は「よしむら@データマネジメント担当」さんのデータマネジメントを学べることをコンセプトの4コマ漫画「AI事務員宮西さん–データ組織立ち上げ編」のコンテンツを許可を得て掲載しています。
保険会社で事務員として働く宮西さんは、会社がAI時代に対応するために新設したデータ部門に突然配属されました。事務員からデータマネジメントのリーダーへと成長していく宮西さんの奮闘記を描いた物語。
本シリーズ「データ組織立ち上げ編」では、宮西さんがデータ利活用組織を立ち上げるまでの挑戦を描きます。IT業界、金融業界、エンタメ業界でデータマネジメントを担当した経験を持つ著者「よしむら@データマネジメント担当」さんが豊富な経験を基に執筆しています。データ組織の一員の皆様には、ぜひご一読ください。
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