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 データベース (Database) とは、簡単に言えば「情報の集まり」のことです。情報は多ければ多いほど、さまざまな分析対象になり、企業経営にとっての戦略的情報を導出することが可能になります。しかしながら、その情報は使いやすい状態で整理されている必要があります。そのためのプラットフォームをデータ(情報)ベース(基地)と呼びます。広義のデータベースは紙の情報カードなどを蓄積したものや情報蓄積メディアなども含みますが、一般的にはコンピュータの利用を前提としたデータの集まりを指します。

データベース管理システムで解決できる課題

データベース管理システムの主な役割は「データの蓄積」と「データの活用」です。またデータベースと連携した分析用ツールを使うと、大量の情報に対して、キーワードやタグを付けるなどして、データの検索・抽出・加工が可能になります。そのため、データを整理して分析が必要な案件であれば、分野を問わず有効な解決策になり得ます。例えば、大量の顧客データを持つ企業が、マーケティングに利用する場合(データベース・マーケティング)を考えてみましょう。まず、ECサイトなどから得られた購買履歴情報をデータベース化します。すると、顧客の属性ごとにニーズや傾向を導出することができます。顧客属性ごとの「売れ筋商品」の持つべき特徴などを検証できるのです。これは、特定ターゲットの顧客にダイレクトにアプローチする戦略を展開することが可能になることを意味します。

代表的なデータベース管理システム

データベースには用途に応じたさまざまな種類があります。複数のテーブル間で関連付けを行うデータ管理方式を「リレーショナル・データベース (Relational Database:RDB)」と呼びますが、分析に用いるデータベースはほとんどがこのRDBです。代表的なものにRDBMSの「MySQL」などがあります。MySQLは個人であれば無償、商用では有償で利用できます。ウェブサーバ用のデータベース管理システムとしてもよく知られています。大規模なシステムにも対応したマルチユーザー仕様なので、複数のユーザーが同時にアクセスするウェブアプリケーションには最適だからです。また、JavaScriptやPHPなどのプログラミング言語との親和性が高いため、高度なシステムの構築も比較的容易に実現できます。