前回の『CDO表の顔』で、データマエストロ吉田裕宣氏は次のように述べました。
「データ分析で得られるものは事実であり、数字も感覚値も合致していることから、多くのことが動いていきます。」彼はデータ分析に期待を寄せつつ、同時に社会的な課題にも懸念を示しています。
「ビジネスでのデータの活用方法は、なかなか難しいですね。そのため、データとデジタル技術の人材を増やし、それを基にビジネスを推進することが重要です。この役割をCDOが担うべきだと思います。」
今回の紹介する『CDOの横の顔』では、そんなデータマエストロ、吉田裕宣が大学との連携や次世代の育成に対する情熱について明かします。
大正大学は2020年からデータサイエンス関連の科目を全学共通科目として必修化したことの一環で、教育に力を入れています。
吉田裕宣氏は、この中で統計学やデータの表現法を教える授業を担当しています。
授業中、吉田氏は学生のプレゼンテーションの評価をリアルタイムでタブレットに入力します。彼は学生たちへの個別の思い入れが強く、採点時には学生の成績や成長について深く関心を寄せています。授業のレベルは非常に高く、吉田氏は学生たちが高い水準で学べる環境を提供していることに誇りを感じているようです。
データマエストロ、吉田裕宣氏は『大学で講師をする意義』について次のように語ります。
IT人材が不足している中で、データとデジタルの分野の人材はさらに不足しています。不足が顕著な職種であるため、意義を感じています。
学生たちが社会に出たとき、即戦力になることが望ましいですが、即戦力になるだけでなく、データに指示を出すことでより成果が上がるという知識が身につくようになります。
社会人になってから毎週データデジタルのスキルをレベルアップすることは非常に難しいです。それを長年にわたって続けるようなプログラムは、特に社会人が統計を一から学ぶ場合、時間的な制約が大きな障壁となります。
しかし、彼らから学ぶことで、新たな方法が見えてくるかもしれません。最初は進捗が少ないかもしれませんが、徐々に改善していくと考えています。
『CDO表の顔』のパートも含め、データ人材の不足が解消されなければ、私たちはデータの海で溺れかねません。そもそも泳ぐことさえ難しい状態です。
これらを踏まえると、大学での講義は社会的な意義があると強く感じます。
このチャンネルではそんな吉田裕宣氏の横の顔を紹介します。
データマエストロ 吉田 裕宣 氏(通称:マエス)
[プロフィール]
2014年に船井総研へ新卒入社。
2018年HR Forceの創業メンバー。
HRソリューション事業部およびDS統括部のゼネラルマネージャー(GM)として、幅広いデータ知識を活用しながらビジネスと市場をつなぐ役割を担う。これまでにSalesforce Dreamforce、Google Cloud Next Tokyo, Snowflake Data for Breakfastなど多くの著名なイベントで登壇。 2020年4月より大学でデータサイエンスの講師を務める。趣味は法人番号
<出演者>
●マエスさん(法人番号株式会社 代表取締役)
<スタッフ>
●堀部 啓太(ウイングアーク1st株式会社)
●野島 光太郎(ウイングアーク1st株式会社)
●宮田 亮慶(株式会社ブルズ)
●山川 誠(株式会社ブルズ)
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